その昔、ピルエットやトゥールで、回るときに「フン!」と息んで踏ん張るように力を入れているのを指摘して注意してもらったことがある。今はそれほどではないけれど、まだ微妙にその癖が残っていて、それが振り回すきっかけになっていることに気づいた。
力を中心の軸に集めるように意識すると、できるだけ周りの力を抜く必要がある。軸がぶれないように(失わないように)するには、軸を一瞬で切り替えることが必要だ。それは頭を振って顔を正面でスポットするのと同じ、一瞬のタイミングだ。一瞬で振り返ってしかも中心のバランスを失わないようにするには、細い中心の捻りのハリを作っておいて、振り返ったあとに、すぐにその逆の捻りのハリを作ることで、それは回転するボディの中の、中心の細いところで行われるイメージではないかと思った。
これがまさに、中心に力を集めるために必要な意識で、ピルエットやトゥールの意識の核心なのだろう。
「力の加減は真横よりも前と後ろで、アクセントは前!」というのも、ただ円周運動で振り回すのではないということだろう。
また、軸を一本ではなくて、左右二本とイメージすると、軸を一本に(中心に)集める意識がつかみやすいこともある。二本の軸がタイトにクロスするとき、体の中の細いところで左右(前後)の切り替えが起きるイメージも、感覚として掴めると使えると思う。
2010年4月16日金曜日
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