アームズのラインは、腕の内側のライン。そして、パッセは脚の内側のライン。
バレエでは、すべて内側のラインが重要になる。
意識することが難しい
あまりにも当たり前のことだと、あえて意識することは難しい。それをあえて教えることも難しいのか、口うるさく教えられることはない。
「大きな何かを抱えるように」「腕の空間をつぶさないように!」「腕が外に広がらない!」「肘の位置!」「顔と首と腕の空間を作る!」「脇が抜けない!脇を引き上げて!」など、さまざまな注意には、内側のラインが意識できていないことも関わっている。
それは微妙な感覚
手の内側と外側の感覚の違いはとても微妙だけれど、その意識の違いは、ピルエットの出来と質に大きく影響する。
- 外のラインで力を加えることは、外に放り出す力になる。
- 内のラインでの力は、発生した力を中にまとめる力。
- バレエのターンで優位なのは中心にまとめる力。
- 外に広がる遠心力を中心の軸にまとめることで生まれる力のコントロール。
アンオーEn hautのターンも、内側のラインを意識することで、自然と中心に向かって力をコントロールできて、腕のポジションはその結果決まってくるので安定感もできる。
肩甲骨と腕の内側のライン
腕の内側のラインを、肩甲骨と繋げて意識すると、細い中心に繋がるナチュラルなバレエのラインになる。肩甲骨を腕が繋がっている意識も、骨盤、股関節と、太腿が繋がっている意識も、外側の意識を捨てて、内側のラインを意識することが大切だ。
