2010年11月22日月曜日

ジャンプの質=筋肉の質

Resetのあとの体力が落ちていた少しの間、無意識に、ジャンプのときに筋肉に力を入れないようにしていた。体力や筋力が回復すると今度は無意識に筋肉に力を入れてジャンプするようになっていた。
力を入れると、筋肉は太くなる。力を入れない使い方をしていたとき、少しの間太腿は細いままだった。筋肉に力を入れないでジャンプするには、引き上げで体を軽くしておくことと、深く長いプリエで筋肉のハリを使って、頭の先から足の指の先まで、全身を使って床を押して弾くこと。筋肉がストレッチされることで関節やボディはバネのようになり、しなやかなジャンプが生まれる。

付け根マニア(研究) 2

ルティレでルルベをするときに、付け根はドゥミポアントの上。付け根を高く、踵を高く引き上げると、軸が中心に集まって、細く、高く、強くなる。付け根の引き上げ(ハリ)、お腹、太ももの後ろ側、外側、膝の裏側、ふくらはぎ、足首、足の甲、踵の下の足の裏、足の裏のアーチ、足の指の付け根、中足骨、指の先など、すべてが繋がって、軸となり、ハリとなり、重心のコントロール、バランスのコントロールにつながる。

ダンサーの体は薄い。でも、この付け根の意識、お腹の引き上げの意識、背中と脇の引き上げ、お尻の下側と太ももの内側を前にまわしている意識など、それだけでボディはどんどん薄く、軽くなっていく。

2010年11月21日日曜日

Danseurs, les artiste de la danse.

La danse est l'art du temps.
時間(時空間)芸術 [音楽・舞踊・映画など]

ダンサーは、ダンスの芸術家。時空間の芸術を表現するアーティスト。音楽も、空間も、時間も操る芸術家。

Le centre de gravité

重心は瞬時に意識できるものではないので、常に感じて感覚を失わないようにすることが大切だ。
バレエの動きは、常に重力を感じさせないようにするものだから、重心の意識も感覚も、普段の生活とは別の特別なものになる。
引き上げながらも、床を強く押すという、普通の重力の世界とは違う重心の感覚が必要だ。それは地球上よりはむしろ、月面で動く感覚に近いのかもしれない。

付け根の状態と役割

En dehorsをしているとき、腰の周りでは、お尻の下側を前に回す動きと付け根を強く上下に張る動きが繋がることで、とても強い「軸」ができている。

「付け根を立てておく」という注意は何度もされているけれど、その付け根状態がどんな状態が理想で、どんな風に機能するのか、意識しながらリアルに体感するところまではできていなかった。

付け根と、それに繋がる体の連鎖を、いつでも、動きの中でも意識することができれば、テクニックも、またダンサーとしての身体能力も、もう一段レベルアップ、クオリティアップすることができるだろう。

付け根マニア、付け根のエキスパートを目指して、、、。;-)

2010年11月19日金曜日

Pirouette et aile de dos

背中の羽根を使って、脇とボディをフワッと高い位置に持ち上げる。一瞬で簡単に高い位置に立つことができた。
脚はボディを押し上げるのではなく、高い位置で強い軸で回転するために、上から床に突き刺して、コマの軸のように回転の基点になっている感じになる。強いつま先、ドゥミ・ポワントが不可欠だ。

Jete entrelaceは、背中と脇の羽根を使ってフワッと浮かんでから、フェッテして体を切り替えると、空中に浮かびながら、頭の高さの上で飛びながら舞っているように見える。これは、空中で体を切り替えるほかのPasでも使えるテクニック、バレエの幻想的、非現実的な世界を演出する方法だ。

今、テクニックについていろいろと考えて研究していることは「やさしいダンスの物理学」の中にも書かれている。もう一度見直して、正確な理解を深めたい。

頭の位置、軸側の脇、スポッティング

バーでアンオーでバランスを取るとき、左右にスポッティングをしても、バランスを崩さない、軸や首の後ろのハリや、引き上げや、エファッセの感覚を憶えておくと、ピルエットでその感覚がいかせて、余裕ができる。

2010年11月18日木曜日

高さの違い、理想の高さ

街の中でプロのダンサーを見かけると、パッと見でそれ以外の人(一般の人)と明らかに違うのがわかる。
その違いは、日本人と欧米人の違いよりも大きい。そしてその違いのポイントは頭の位置の高さだ。(首の長さとも言える)
バレエを習っている子供達も同じように見える。

回転やジャンプのテクニックでも、ボディの高さ、腰の高さ、頭の高さなど、高さについて見直して見ると、高さ不足でうまくいっていなことも多い。

高さを意識するだけで、いろいろな関係性に変化が生まれる。軸、頭の位置、脇、背中、ボディと下半身の関係性、En dehors、5番ポジション、
床との関係性、スポッティング、プリエ、アームズ、etc.

飛ぶための羽根
実際に羽ばたいて飛べる訳ではないけれど、背中、脇、肩甲骨、腕のハリ、ボディの軽さを感じていると、重力を使って、床を押した反動でフワッと浮かび上がったり、つま先と足の裏とプリエを使って、とてもソフトに着地したり、飛ぶ感覚は意のままにコントロールすることが可能になるだろう。
ボディを引き上げる脇と背中、肩甲骨の力は、まるで、飛ぶための羽根のように、引き上げや跳躍の感覚と ひとつになる。

回転のテクニック
バレエの回転は、方向が大切で、正確なスポッティングがあってこそのテクニックだ。
回転運動を何とかしようと、そればかりやっていても、スポッティングが伴わない回転は、結局何の役にも立たない。正確な回転を意識しながら、先ずは正確なスポッティングを訓練して、そのテクニックを身につけることが回転のテクニックの本質に触れることになる。

全てを統合する理想のイメージ
素晴らしいダンサー達を見て、自分もこうなりたいと客観的に理想の姿、踊りをイメージすることができる。
時々、鏡に映った自分の姿が、予想以上にいい感じだったり、思ったより細く見えて驚くことがある。
超絶技巧のテクニックや、とても美しい動きと体のラインを、本当にできるようになりたいと思ったら、その理想の姿や動きを、細かいところまで再生できるくらい、頭に焼き付け、実際の動きをなぞるように、正確に再生しながら、神経と筋肉とイメージに焼き付けることだ。原理を正しく十分に理解できていて、瞬時に応用もできて動けるようになれば、さらにレベルの高い能力を身につけたことになる。

上級への道
上級のレベルとは、、、?
バレエクラスの上級レベルは、クラスの内容を全て、きちんとできること、その上で、いろいろな課題を見つけながら、さらにレベルアップやレベルの高い維持をできることだと思う。上級クラスには、その条件を満たす人たちが集まっている。スポーツと同様に、その中で自分のパフォーマンスを確かめながら、実力差を示すことができる、自己顕示ができるのは上級者の特権である。
人より上回るパフォーマンスを実現するのには、技術面でも、体力面でも、ベースの高い力が必要だし、その状況の中でいろいろな思考、判断ができる頭とセンスが必要で、センスの良さはその人をさらに際立たせる。

2010年11月14日日曜日

Demi-pointe と軸の強化 : Memorandum

回転やジャンプのテクニックは、ボディの強さに加えて、軸に繋がるドゥミ・ポワントの強さが不可欠だ。床に突き刺すように上から押し付けるドゥミ・ポワントの上に、細く真っ直ぐに立ち上がって、振り回されても揺るがない軸の強さが必要だ。

ドゥミ・ポワントで床をグイグイッと押すことができると、ピルエットでスムーズな回転で回り続けることができる。

グイッと腰が回転する感覚
上体だけを意識してしまうと腰が遅れ気味になり、回転が不足することが多い。床の力やフェッテを使って腰が回転することで回り続けることができる。回転のイメージ、意識は腰まわりに必要だ。

つま先をつかむ力
パッセは、今までずっと腿を使って膝を高く上げようとしていた。
5番からドゥミ・ポワント、Sur le coup de piedを通って、膝ではなくてつま先が上がって行くように意識してみたら、高さは同じ位だけれど、いつもと違う感覚のパッセになった。太腿の力を使わないので、つけ根の感覚も違い、意識は掴んでいるつま先と足の裏あたりに感じていた。
膝の位置は真横よりは前の位置だけれど、それは自然な位置で、高さは変わらないけれど、膝下のアン・ドゥオールでパッセを高く保つことができている。つけ根はむしろ折れて力が入り過ぎないように。

2010年11月12日金曜日

Tours: 1+1/2 tournes & 2 spots

トゥールは実はシンプル。でも、それを実現する方法を正しく理解できていないと難しい。

En dehors
5番のプリエでEn dehorsが甘くなるとただ上にジャンプするだけになってしまって、回転が足りなく(間に合わなく)なってしまう。またプリエの膝の方向曖昧だとジャンプの方向も定まらない。プリエはひとつ。正しいEn dehorsと膝の方向。そして上体のポジションと正しいコントロールが不可欠だ。

体の中の軸の感覚
振り回すことは第一ではない。その前にやるべきは軸の感覚と状態のコントロール。もし振り回すならば、軸を保持し続けられる身幅の中で、ダイナミックに、体の中がよじれる程に力が爆発するのだったら、問題ない。

2010年11月10日水曜日

バリシニコフの世界

:: Cours d'Yamato sensei
昨日見たバリシニコフのくるみ割り人形をイメージして、Grand valseで再現してみたところ、力が抜けて、上空での浮遊時間が少し長くなった感じがした。先生に、腕も頭ももっと上にと注意してもらって、もう少し軽く浮いている感じをイメージできた。

長い期間のブレイクの後では、冷静さが少しできて、プリエや、重心の移動や、ジュテや、ジャンプのタイミングを意識できるようになった。
今日のクラスでは先生に、4番の後ろ足の踵(En dehors)を注意してもらって、さらにクロスする感覚も見直せたし、
スポッティングのタイミングや、腕を大きく使うことも注意してもらって、ピルエットは少し意識が良くなった感じがした。またJeté en tournantでは、進む方向に対してボディを垂直に保つことが意識できて、回転の軸がコンパクトになり、いつもよりも床を使うことができた感じがあった。

バリシニコフをひとつのインスピレーションの師匠にして、レベルアップを目指そう。

Battement tendu

バリシニコフのくるみ割り人形は、あの圧巻のドンキホーテと比べると物足りないように感じてしまうが、身体能力の高さは、超絶技巧よりむしろ、非現実的な浮遊感やソフトな着地でスーパーに発揮されていて、そこをポイントに見ると、バリシニコフの全盛期のバレエの世界、完成度の高さ、美しさあらためて感じる。今でも、こんなに魅せるダンサーはいないかもしれない。

ジャンプや回転はもちろん素晴らしいけれど、ひとつひとつのポーズや、pasの途中で見える形が美しい。顔、頭の先から手の先、足の先まで、繊細なラインが常に見えて、動きで踊りを奏でている。
特に足の先は、止まっているポーズでも、速い動きでも、大きなジャンプや回転でも、いつでも細く美しいラインが見えて、テクニックの難度やレベルの高さを、美しさでさらに増幅させて、並はずれた、まれに見る美しさbeauté extraordinaireを醸し出している。

バレエのクラスでのBattement tenduやJetéが、動きの中の随所で見えて、美しい脚とつま先のラインがとても印象的だ。

スポッティングと表情
バレエのクラスでは普段は表情までは意識できないことも多いけれど、実際の舞台では、正確な方向性と表情の表現力の効果・影響は大きい。バリシニコフの回転やジャンプのときのスポッティングは、常に完璧で、しかも表情も相まってテクニックはとても美しい。

2010年11月8日月曜日

Reset

2週間のブランクのあとのバレエクラス。弱くなっているところもあるけれど、体が少しリセットされた感じがする。意識も少しリセットされて、自分で何かしようとするより、自然と基本に忠実に従おうとしている。

お腹の引き上げ、つけ根の意識、踵の意識、脚の内側のライン、腕の小指側のライン、頭の高さ、腕の高さ、etc.

リセットされた自分のことを観察してみると、腕の高さが思ったより低いことや、お腹が薄く引き上がっていること、呼吸で動いていることなど、客観的にあらためて気づくことがいくつかあった。

体はわずか2週間でも変化する。働かせてばかりだと、柔軟さがなくなってしまって、パフォーマンスが落ちていることもある。リセットすることで、力が抜けて、動きやすくなったり、本当に必要な部分の力や、正しい使い方を意識できるようになることもある。

ニュートラルになる、リセットすることを、日々のレッスンや日常でも意識できるようにしたい。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...