2009年5月18日月曜日

横隔膜!

横隔膜を引き上げる意識は、同時にいくつもの意識を実現してしまう。別の意識で直そうとしていたいろいろな悪い癖を、最も簡単に解決してしまうのではないかと思うほど、パラダイムの転換級の発見になるかもしれない。
もしかすると、これに骨盤底筋の引き上げとセットで意識できると、とっても強くて、しかし自在にコントロールが可能なボディを持つことができるのではないだろうか。真忠先生や、マヌエル・ルグリのように、体の中の見えないところから動きが生み出されて、踊りが、動き以外にもあらゆる表現を可能にする。
真忠先生やマヌエル・ルグリを初めて見たときには、ただそこに立っているだけで、圧倒的に美しかった。その美しい創造物に動きが伴ったとき、頭と体と心を激し揺り動かされるような感情がこみ上げてくる。
外からは見えない、ダンサーのポテンシャルの秘密がそこにあるのではないかと思った。
横隔膜からは、体の地図のこと、そして呼吸のことが連想される。息を吐いて、背中が長くなって、ボディが自然に引き上がっているところからスタートして、その位置を意識して動くと、呼吸と動きがつながって、手応えを感じる。

2009年5月15日金曜日

ボディと軸のイメージ

ピルエットやトゥールでは、台風のように全方向に放射状に広がる渦巻きのイメージが強い。(回転ドアとか)トルネードのように、中心が空洞になっている「筒」のようなイメージの方が、腕やボディや骨盤の正しい使い方や動きを助けるだろう。しかし、筒をイメージして、スムーズな回転を実現するのはレベルが高い。(5〜6回転のピルエットの時は多分必要だ)
毎回、中心に細くてしっかりとした軸があって、四角くて薄い面のようなイメージ、例えば、相撲の軍配とか、でんでん太鼓とか。ボディを薄く平なものとして(特に背中が平に垂直に立っている)イメージして、顔のスポットに合わせて表裏になるように、プリエと腕を使って、毎回正確な位置に体をセットし続ける感じ。これで少し背中と軸が崩れにくくなる。素早くパッセになること、腕も正確に正しいポジションになるようにコントロールすることも不可欠だ。

ボディと骨盤を移動させる

ジャンプや回転をではボディが安定していないと体がバラバラになってしまう。腕や脚を使って(そこに力を入れて)安定させようとしても、逆に力を入れることで動きが阻害されたり、さらに大きな不安定な動きを生み出したりしてしまう。腕や脚だけではなくて、ボディに力を入れて固めようとしても同じことになる。
ボディはいつも高い位置に引き上げておくと、脚や腕や、その他の体のパーツの使い方は、引き上げをサポートするような使い方になる。(サポーティング・ジェスチャー:Supportive jesture)
姿勢や全身の使い方でサポートされたボディと骨盤を、コントロールしながら移動させるように、ジャンプや回転ができたら美しい。
骨盤底筋を引き上げておくこと、引き込んだ腹筋を使うことは、下半身の動きや力を使ってボディを移動させるときの中心的な役割を果たしていると思う。

2009年5月9日土曜日

Cours d'aujourd'hui

クラスでは体が重く、太く短い感じがして、レッスンの後で大きなジャンプの練習をしてみた。いつものように脚のバネで跳ぶのではなくて、脇と背中でボディを高くしておいて、腕もサポートに使って、上から床を押して上に浮かぶようにしたら、高さはさほど変わらないが、力も抜けて少し軽い感じになった。シャッセやグリッサードで移動するときも背中を意識すると、軽く大きく(押されるように)進むことができた。でも、鏡で後姿が見えるスタジオだったので、後姿を見ながら動いてみたが、思っていたより力強さや迫力がなくて、体のラインが太く、腕が短く見えた。
腕を大きく使って(鳥の羽のように)、軽さを生かして高く正確に跳ぶようにしたら、大きいパの踊りが変わるかもしれない。指先まで、脚もつま先まで思いきり伸ばしていないと、短く見えてしまう。さらに、脇を誰かに下から持たれているように、腰を誰かに上に持ち上げられているように、頭を上から吊られているように、重力を1G以下にセットして、浮かんで落ちてこないように。
バレエは背中がかっこ良くないと、見ていて何も感動がない。

2009年5月8日金曜日

Spotting: Shoulder

背中を変えないで振り返るには、正確なSpottingが不可欠だ。Spottingの意識として、アゴを片方の肩から反対の肩に素早く乗せ替えるというのがあったのを思い出して、試して見たらスムーズにできて、あらためていい意識だと思った。
肩と背中を変えないで、頭だけ素早く正確に動かせたら、軸を失わないまま、回転と捻りのトルクを使って、何回も、姿勢を保って振り返ることができる。大きな力で振り回して、何回も回転しようとしても、バランスが持たないから結局は精々2〜3回転位しかできない。一回ずつ正確に、それを連続するのがバレエの回転のテクニックなのかもしれない。

Pirouette: 腕と肩甲骨

今日のレッスンでは、腕と肩甲骨のポジションを意識して、ボディの上の方の強さを感じられるように動いてみた。
ビシッと強い背中のイメージは、何となく曖昧だったかもしれない。腕は肩甲骨の上にあるということと、アラスゴンドの強い背中(ボディ)をイメージすると、背中の上の方にまとまった感じができて、その下の背中、お腹、そして骨盤と、ボディを輪切りにしたパーツのような感覚が少しわかる。

2009年5月7日木曜日

客観的なイメージ : Image objective

鏡で自分の姿を見るのは、姿勢やポーズを確認するのにはいいけれど、ピルエットやアレグロや大きなジャンプ等では、自分の動き全体を見るのはで難しい。自分が実際どう踊っているかは、鏡と、先生の注意と、クラスの他の人の動きを参考にして、客観的に自分の姿をイメージして、知るような感じである。
自分を客体としてイメージして、その「私」を再生することで、動きのプロセスと自分の中の感覚をチェックすることができる。イメージトレーニングは、自分の無意識でしてしまっていることに気づき、意識するのに役立つ。

2009年5月6日水曜日

Ballet = 背中

背中が少しでも丸くなると、ピルエットやシェネやトゥールは軸がなくなってしまう。
振り向く直前に、背中が丸くなっていると、もう何もできない。(鏡で見えるところで)
タイミングとともに、背中のハリをいつも意識できるようにしよう。

Ballt = 軸

クラシックバレエの基礎は最強だと言われるのは、クラシックバレエが強い軸を作ることを基本の原則としていることが関係しているかもしれないと、軸のことを考えているときに思った。
Aplomb、En dehorsを最高レベルで実現しているのがプロのダンサーで、その上に卓越した技術と、表現力が加わるのがトップクラスのダンサーだ。
強い軸は、ダンサーのようになるための基礎だから、常にできるようにならなくてはいけない。
頭を上から吊られているように、または、背中や脇が床を押して、真ん中の軸が上に突き抜けているように、普通に立っているときから、プレパレーションのときも、回転でも、ジャンプでも、体の中に細くて強い軸があれば、そこから体を使って、テクニックも、ポーズや繋ぎの動きも、進化、上達させることができる。
実際にみる、スーパーダンサー達の美しい動きや、卓越したテクニックには、必ず強い軸がある。見習うべき、こだわるべき、研究すべきは「強い軸」で、おそらくそれが一番の近道である。
真忠先生が「軸!」を意識させてくれるとき、まずは正しい軸を作るレベルがあって、それも高度な意識と感覚を要するけれど、強い軸を意識して、コントロールするレベルの指導も、実は先生の言葉や動きの意図の中にあると思う。自分でどこまで意識できるかによって、レッスンの中で感じて身につけることができるかどうかに影響するだろう。
「つけ根を立てて、つけ根を押して腰を上げて、床を押す」「お腹が背中の方に上がっているように」等、、。先生がイメージする強い軸と、自分が解釈し意識する強い軸が、もっともっと近いものになっていくように、さらなる研究と実践が必要だ。

2009年5月2日土曜日

Nagako sensei, Dmitri Roudnev,

Pirouette
後の脇をまっすぐ立てて、(回転する軸の方に)入れ込む。

アレグロの浮力と伸びが足りない
つま先を伸ばすためには、床をしっかり使えないといけない。

肩と腕と背中の作り方
腕を引き出し(離し)て、肩甲骨を腕の下に入れ込む。そして、肩の上の出っ張りをなくすように下げる。フラットな背中にする。腕が肩甲骨の上にある(乗っている)ように。
(首から肩にかけての部分と、腕の)筋肉が働いて、強くなる。背中と腕がつながって、アラスゴンドがとても強くなる。(Dmitri Roudnev)

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...