2008年7月25日金曜日

「クラシック・バレエ 基礎技法と用語」

"THE CLASSIC BALLET, Basic Technique and Terminology"という原題のとても古い本(1952/Lincolin Kirstein/Mureil Stuart/Carlus Dyer/日本語版:昭和42年発行)。バランシンの序文にもあるように、バレエのテクニックについてとてもわかりやすく、しかも細かいところまで解説されていて、とてもいい本だ。この本を読みながらあらためて、基礎技法の大切さと、難しさ、バレエの奥の深さを実感する。

・テクニックの正確な理解
・正確なポジション
・ボディの状態
・練習方法
など

アンドゥオーや引き上げなどの基本の上に、正しい動きの習得が必要だ。

バーレッスンでも、プリエではアキレス腱を伸ばし、バットマン・タンデュでは脚を伸ばす、など、エクササイズとしての目的が明確に書かれている。

まだ数回見ただけだが、毎回何等かの発見があり、それは次のレッスンのときに役立っている。まるで実際のバレエのレッスンのようだ。

言葉、表現、概念、それを身体で表現すること。

2008年7月24日木曜日

EQUILIBRE DE DOS

ピルエットは回転のムーブメントだから、水平な回転を保つために、腕はボディが平行になるように、力を働かせなければならない。首、背骨を真っすぐに張るために、肩甲骨を下げて、肩は左右に広く、脇が引き上がるようにする。

ただ、開いて閉じてアンナバンにするだけではなく、正確なポジションで腕や脇や背中やお腹の力が抜けないようにコントロールしながら、さらにボディや下半身の回転ともコーディネートする必要がある。
水平方向に引っ張っている力と、下に押している力で、釣り合いが取れていて、しかも重力を感じない軽さが必要だ。
ピルエットでぐらついたり、落ちてしまうのは、力がうまく働いていないのが原因だ。

2008年7月16日水曜日

バレエのレッスンは、心身のレッスン

いい先生のレッスンは、動きの習得以外にも、毎回様々な示唆を与えてくれる。だから、知らず知らずのうちに、バレエに必要な、考え方や、視点も備わってくる。バレエは、身体の動きだけではなく、表現するための心も必要だから、そのレッスンは知性や感性を養うものでもある。

2008年7月5日土曜日

Tour, pirouette :背中、脇腹の感覚

「ピルエットは、ボディのねじれる反発力で回る」と教えてくれたのは、堀岡先生。ピルエットやトゥールに関しては、本当にいろいろな表現で、いろいろな意識をしているが、なかなか本当に正しくできるようにはならない。とても難しい。
顔を残しておいて、スパッと振り返ることができると、細い軸でまっすぐに回転できる。逆に、回ろうとして、腕に力を入れて使ったり、ボディを回そうとすると、軸がなくなってバラバラになってしまう。
うまく回れるときは、ボディのねじりの反発が使えるとき、背中、脇腹にわずかでもその感覚がある。軸足の方の脇、肩胛骨の下あたりに、ぐっと力がかかる感じがある。これが回転に必要な感覚なのだと思う。
トゥールは、軸足がないから、もしかして、両方の脇を同時に使う感じだろうか?試してみると、確かにそんな感じがする。頭を前にしないことと、この脇の意識をすると、ボディがまっすぐにできそうな感じがする。今度試してみよう。

バレエは反発力を使う動き
回転のことだけではく、ジャンプの時も、反発力を使うことが多いことに気づく。バレエのジャンプは、自分の体の(筋肉の)力だけではなく、むしろ床の反発や、惰力に逆らうことで発生する反発の力で生み出される。プリエが大切なのは、それが床との反発の力を十分に生み出すための動きでもあるからだ。足の裏までしっかり使えることも大切だ。そして、ボディの引き上げも、床をしっかり押すために必要で、腕の使い方も床を押すために重要だ。
この頃アレグロで動くときに、目線と上体の形を保ったまま、自然に体が浮かぶような感覚を感じることがあるが、その時には、力ではなくて、床との反発力で上昇できている。自分で踊りながらも、それはとてもバレエ的な動きだと感じて、とても気持ちがいい。

2008年7月2日水曜日

KEI先生

タンデュのときの先生の背中
センターでタンデュの説明をしてくれたときの先生の背中が、ゆったりと優雅で、力強くて、すぐに真似をしてみたら、不十分ながらとってもいい感覚だった。ピルエットのプレパレーションのときの形も、4番で脚をまっすぐにして立ってからのポジションや、腕も長く伸ばして大きく使う使い方も、いつもは見逃してしまっていたけれど、今日は見えて、真似をしてみると、どれも普段のやりかたとは違う感じで、いつもいかにできていないか、曖昧なままやっているかがよく分かった。ちょっとした衝撃。とってもうれしい発見。いいお手本のイメージがまたひとつ増えた。

Sûr le cou-de-pied
先生に直してもらった位置にすると、腿の裏がつりそうな感じになった。つま先に力を入れて足の裏を掴むとつりそうになる感じに似ている。
そこからルティレまで引き上げると、鎌足にならないで引き上げることができる。先生に「少し(いい)!」と言ってもらえて、自分でも、いつもと違うという実感があった。初めての感覚だった。

フェッテ
体をまっすぐのままGrand battementしたあと、鞭のようにfouette! Double cabriole derriereの場合は、Grand battementは先に体を回転しながら少し斜め前に出す感じでもよいということ。ジャンプする脚でしっかり床を蹴って、伸ばすようにすると、フェッテらしくなる。さらに、脚を左右に伸ばして開く感じが理想とのことだ。できるように、レッスンで心がけて、感覚をつかみたい。

薄いお腹、小さいボディ
肩を下げて頭を引き上げていたのに、鏡で見たら、お腹が出ているように見えた。KEI先生に教わったように、内臓を肋骨の中に入れるように引き上げて薄くしたら、ボディも薄く小さい引き締まった感じに見えた。小さい力で細く締めて立っている感じになって、今までのように、力を入れて固めている感じとは違う感覚だった。
Head first!
Battement tendu devant, derrière, à la seconde, 90°向きを変えながらパッセに立って、ピルエット。パッセになるときに、頭が先に向くように、Head first!と教えてもらった。また、トゥールの時はHead firstが大切!と説明してくれた。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...