2011年10月28日金曜日

甲を伸ばす

VaganovaのBoys classのDVDで、Ravil Bagautdinov先生は、生徒たちに「甲を伸ばす」ように注意していた。
「つま先」を伸ばすように注意されることは多いけれど、「甲を伸ばす」という表現の方が、意識しやすいと感じた。

Cou-de-pied
足首のことかと思っていたら、実は「足の甲」という和訳。Dos de piedだと少し足先に近いところのことみたい。足首の仏訳はChevilleで、踝(くるぶし)のことのよう。
足の甲を(伸ばすことを)意識すると、Sûr le cou-de-piedやCoupéのイメージが変わる。

2011年10月22日土曜日

Comme le tour de potier

轆轤で土を成形するとき、円周はみ出すところを真ん中に集めるように、回転のスピードに合わせて中心に向かって優しく絞っていく。
下に押さえるときは手のひらを下向きにして、小指の側から上に窄めていくと上に伸びて長くなっていく。

Pirouetteも、胴体は量手の掌手で作った細い筒の中でまとめられて、軸が垂直に、ぶれないようにコントロールされる。轆轤と同じように、両手の圧が均等でないとボディの回転運動に影響を与えて崩れてしまう。筒の中に抑ええる力は両方とも均等にしておいたところで、回転のサポートや、回転のブレ、軸のブレを修正して、真っ直ぐな細い軸のPirouetteをサポートする感じか。

À la secondeターンやArabesqueターンのように中心の軸が垂直でない場合や、複雑に立体的な状態、轆轤でその形を成形するのは至難の技だけれど、普通のPirouetteは、自分が轆轤で成形される感覚で、円周と、サポートの力の感覚を使って、自分自身の形状を整えていくように出来たら、真っ直ぐでとてもスムーズな回転のPirouetteができるだろう。

2011年10月21日金曜日

脇と肩と肩甲骨と背中

Maylen先生にバーを持っている腕に力が入っているのを注意されたときに、バーを軽く持ち直すと、バーの側の脇と軸の状態と使い方が変わってしまった。その状態でVaganovaのポジションを意識して動くと、軸側はさらにシビアに使われて、効き方がまるで変わってくる。基本の意識として忘れないようにしないといけない。

腕に力を入れない感覚の応用で、普通に歩いているときに、肩と肩甲骨と背骨、そして頭の位置をバレエのときと同じようにして、力を入れないで、上からフワッと軽く被せるようにハリで姿勢を保つようにすると、肩と腕が切り離れる感覚になる。広い歩幅でゆったり歩いて見ると、腕も自然に大きく振れれて、とても偉そうな風情で、別人になったような不思議な感覚だ。バレエを通じて西洋人のセンスを味わっているように感じる。

どこも固めない、踊るための状態
肩や脇や背中を、力を入れて固めてしまうと、首にも力が入ってしまう。首に力が入ると、ターンはもちろん、自由に踊ることもできない。首に力を入れないためには、ボディも力を入れないで保つように、つまりハリで保つようにする必要がある。

西洋人の女の子がバレエをすると、ダンサーじゃないのにそれらしく見えるのと同じことで、この普段の感覚の先にバレエのメソッドがあるのだと思った。「バーを力を入れて持ってはいけない。」

Cours de Maylen sensei

Exercise pour les pirouettes.
クラスではいろいろなPirouetteや回転系のテクニックがあって、まだ戸惑いながらこなせていないところも多いけれど、先生からいろいろと細かい注意をしてもらえるのがとても参考になる。特に目立つのか、腕のポジションははじめに注意されて、大切な基本なのに、意識のプライオリティが低くなっていたことを反省させられる。
Maylen先生のPirouetteは、スポッティングの首の振り方が特徴的だ。SarafanovやVasilievのスピンのようなPirouetteと違って、スピードはあってもフワッと軽く落ち着きのある大人のPirouetteという感じだ。
Battement tenduからPliéで床を押しながら腕をallongéから左右に張って、Passéに立つのをdevant、derrière、à la secondeで。
バーでのPirouetteはPassé、Pliéから、en dehors、en dedans。en dedansのPirouetteの間違いを直してもらった。à la secondeの形と集めて回るタイミング。そのポジションと形とタイミングは、他の要素と連動させて使えるようにするのに少し練習が必要だ。

Spotting
振り返るタイミングの注意。肩と顔の位置の関係性。先生が見せてくれたタイミングと形を、正しくできるように。

Ports de bras et position de bras
まだたくさんの課題がある。まず、Vaganovaの基本をきちんと知る必要があるけれど、メソッドの意味や効果も理解する必要がある。先生が見せてくれる形や表現を、まずは理解して再現できるようになりたい。

Joli Enchaînement!!
AllegroもGrand waltzも、雰囲気のある、見ていて思わず嬉しくなるEnchaînementがたくさんあった。とても贅沢なひと時。 音楽と踊りの世界を一瞬で共有して表現できるように、使えるバレエのボキャブラリーをたくさん身につけたい。
Glissade、Jeté、Temps levé、ballotté、ballotté、Tombé、chassé、Jeté en tournant、etc.

Emboîter, Soutenu en tournant, Déboulés enchaînés
Maylen先生のEmboîterは、キビキビと生き生きした表情を持っている。タメを作って、素早く軸を切り替えるのがよくわかった。

Posé
Croiséで、Effacéで、フィニッシュのポーズ。 ポーズの前のタメと、表情と一緒に全身の表現。

Marcher, marcher, et Soutenu(poser). Bravo!!
フワッと軽く歩いて、最後は空に浮かんでいくように ーーー

脇と軸のセット
脇と付け根(股関節)は、別々に使うときもあれば、セットで使うこともある。左右の軸としてスクエアに使ったり、またクロスして細い軸にしたり。
ボディのスクエアは、左右の軸を並行に立てた状態。肩と骨盤をしっかり閉めて、形が崩れないようにする。
脇と付け根(股関節)は一つの軸としてセットで意識して、テクニックで使えるようにすると、崩れにくくなるかもしれない。

NGな状態の把握
正しい形はたくさんイメージしているけれど、ダメな形やパターンは正しく認識できていない。見たくないから…。
失敗しないためには、失敗のパターンも意識して、正確なコントロールに導く方法もあるかもしれない。

2011年10月19日水曜日

Pirouette à la seconde

軸側の腕と脇の役割
CroiséのPliéから、à la secondeに開いて回転するときに、軸側の腕と脇は水平の回転運動のバランスと慣性モーメントをコントロールしている。腕や脇の力で回ろうとすると、ボディが崩れたりバランス乱れることになる。回転の力は、プリエをしながらà la secondeに脚と同じ側の腕と脇を開くときに生まれて、慣性モーメントも使って加速やスピードがコントロールされるイメージ。

肩甲骨を締めるとPliéが変わる
ボディが崩れなくなるので、歪めて勢いをつけることができないので、上下の動きだけに制限される。
腕の位置を気をつけることで、腕を単独で動かせなくなるので、腕の動きで中心を崩すことがなくなる。
腕は左右の動きというより、開いて閉じるときに上から下に上下方向に働く力。
ハリとボディの捻りを使って、動きを生み出す。解き放たれたような動きができる。
ボディを締めて、軸をしっかり作って、脚はしっかり張って伸ばしておく。

Cours d'Elena Tchernichova
・毎回対角線のポジションのCroiséで終わるように。
・そして脚と腕の力を使ってまた右に回る。
・上げた脚はà la secondeの同じ高さにキープして。
・ヒップと肩の四つの点を一緒にできるだけ速く右に回す。
映像を見ていると、à la secondeからスポットしてCroiséに振り返るときにはすでに次の回転が始まっていて、動きがシームレスな感じだ。
回っているコマや皿回しの皿の回転のスピードを維持するように、回転方向にちょっと力を加える感じ。

上体のプレゼンテーション

音楽と調和して、上体が生き生きと表情を持って踊れるように。顔の表情と組み合わさって全身での表現を磨いていく。
ドラマチックな踊りでは暗さや抑揚も持って、ノーブルな踊りや、ダイナミックな踊りでは、自信と誇りを持って、上体でも魅せる感覚を自分のナチュラルなセットにしていきたい。

2011年10月17日月曜日

Cours de Mio sensei

お尻の下の付け根の引き締め(引き上げ)=En dehors= 高い、強いルルべ
お尻の下の付け根を引き上げて、骨盤を高く引き上げながら、意識していないのにいつの間にか高いRelevéになっていた。お尻の下を締めるために、必然的にその下が長く伸びていったような、極自然な反応だった。それを意識して使って見ると、今までのRelevéとは違う感覚で、バランスの意識と感覚も変わっていた。
Mio先生も言っていたけれど、「お尻に力を入れて締めるのとは違う、お尻の下のところが締まる感じ」下半身は揺るがないでお腹の引き上げが上体に繋がってバランスをとる感じ。お腹と、お尻の下のところが辛くなっってくる感じで、他のところに力が入らないようにしないとバランスが取れない感じ。

Sauter aussi!!
ジャンプもつま先が伸びる。ということは、お尻の下を締めることでつま先まで脚を伸ばすことができる。ついつま先や足の裏に力を入れることを意識してしまうけれど、もっと元のところの"ボディ"の中から、指先まで働かせるそのセンスには、バレエの醍醐味を感じる。

肩甲骨!
バーレッスンで先生が注意していたことが、今日の一番の発見につながった。「肩甲骨を下ろして、脇の下に窪みができるところ」その感覚をレッスンの中でも意識していた。
鏡でPirouetteの動きをチェックしていたとき、プレパレーションからPliéをするときのボディの上の方に力強さがなかったので、色々調整してみた。Maylen先生に直してもらった肩を後ろに回して下ろすところがしっくりきた。それは、肩甲骨を下ろして、脇が引き上がってしっかりしている状態。

解き放たれた!!
肩甲骨を下げて見たことで、Pliéのときの、背中が変わって、腕や脇の使い方も変わって、Pliéから立ち上がるときのタイミングと方向が変わった。
どう変わったか正確に把握できていないけれど、このタイミングで立ち上がると、解き放たれたように3回、回転することができた。解き放たれたあとは、高い姿勢を保ってスポットする感覚を味わえた。自分のことじゃないように「すごい!」「いい感じ!」と思った。

Tours en l'airも、普通にまっすぐジャンプできるようになってきた。まだ上体をうまく使えていないので、回転のトルクもスピードも足りないけれど、腕の使い方や、タイミングや、慣性モーメントを修正していけばそんなに難しくないと思うので、一番の課題だった、床の使い方と、下半身の動きがつかめて来たので、この調子でもしかしたら理想的なTours en l'airをできるようのなるのではないかと、今までで一番の手応えを感じている。

肩甲骨回りの疲労感
クラスのあとで、鏡でチェックしながらPirouetteやToursの練習をしていたら、レッスンが終わったあとで背中の肩甲骨と脇のあたりに軽い疲労感があるに気づいた。そこであらためて、この肩甲骨の意識がいままで意識してできていなかったこと、鍛えていくことでさらに強くできるだろうということを実感できた。

外見と中身
見た目の形や動きはできていても、中身の筋力や筋肉の使い方が伴わないと、テクニックはうまく実現することはできない。体の使い方が分かったときに、必要な筋力や体の可動性や感覚が備わっていれば、テクニックの実現のポテンシャルは高い。

"Serres les omoplates!!"
オペラ座バレエ学校のクラスの映像で、Serge Golovin先生が、Pirouetteの練習の中で、何度も生徒(多分Benjamin PechとKader Belarbi、それらEmanuel Tibaultにも)に"Serres les omoplates!!"と注意して指導していたことが、ようやく自分の感覚として、体験として、合点がいった感じがした。
"Fermes les rains!"腰を閉める、"Fermes bien les épaules!"肩を閉める、というのはどう言う意味だろうか?Nicolas le richeは、肩甲骨ではなくて、肩を閉めるように注意されていた。Serrerは英語だと"tighten"。Fermerの反対はOuvrir。ニュアンスの違いがあるのだろうか?

2011年10月16日日曜日

Spotting first!!

Tecnico Alessandroの"Head first"の原則は、バレエでは普通に意識されていることだ。目線や頭の動きが全身の動きをリードして、ポーズやテクニックも生み出す。
連続で回転するテクニックでは、スポッティングの正確さは織り込み済みで、必要不可欠なことだ。これが不正確だと、テクニックそのものの足を引っ張る。

回転のテクニックでは、動き始めと、動きの終わりは、踊りの中の一つなので、スポッティングも一連の動きの中で、踊りの要素としてコーディネートする意識が必要だ。

Épaulementは、回転のテクニックにおいて、回転運動とスポッティングの両方を網羅する。顔を残しておいて、ボディが回転して、顎が肩の上に来たら反対側の肩の上に振って、正面でスポットして、、、、というインタプリタな意識は、「左右のÉpaulementを切り替える」というワンフレーズで言えてしまう。もちろん「Épaulementとは、、、」というのが別にあるけれど、モジュールとして、一つの意識のスイッチで同時に自然に動作させることで同時に複雑で高度な動きも、簡単にできるようになる。

レッスンでは、いつでも自然なスポッティングとÉpaulementができるように、首がリラックスしてセンサーの様に動かせるように意識してみよう。

Cours de Mio sensei

バーレッスンで、軸の反対側ばかり意識していて、軸と軸側の意識が疎かになって、軸の脇が抜けしまっていたのをMio先生に注意してもらった。

Pirouette
床からの力が足りなかったのと、そもそも高さが足りなかったことで、解き放たれるようなPirouetteは、うまくできなかった。クラスのあとで、色々見直して見て、脇が弱いこと、軸脚がen dehorsできていないこと、素早くPasséにできていないこと、慣性モーメントがうまく使えていない(逆効果で減速している)こと、など修正すべき課題のポイントがたくさん出てきた。タイミングが一つにならないと毎回動きがぶれてしまうことになる。タイミングとリズムをつかむことも大きな課題だ。
タイミングと動きで言えば、スポッティングのタイミングと首を振る動作をもっと洗練させる必要があると感じている。体の動きがよくなってきていても、スポッティングがうまくできないと、回転の力やバランスを損なってしまって、3回以上のPirouetteはできなくなってしまう。
レッスンのときに首を楽に動かせる(振れる)ように注意されているようでは、Pirouetteで3回以上スポットすることは難しい。Pirouetteを改善して行く中で、首の動きとスポッティングも、完璧にマスターできるように、基本の意識として、常にレベルアップを心がけたい。

2011年10月15日土曜日

サポートされる感覚

Saiki先生のElementaryクラスで、手を腰にしてのPasséとEchappéのエクササイズをしたとき、Passéの参考になる新感覚を体験できた。
手を腰にするときの形は、サポートのときと同じ持ち方で、自分で自分をサポートをするみたいにすると意外に軸や引き上げの感覚をつかみやすい。Pliéで下に押さえて深いプリエをして、RelevéやPasséに立ち上がるときには、ウェストを下から持ち上げるようにすると、まるで誰かにサポートされているような感覚で動ける。
Passéの時は、軸の位置が変わる。この感覚が面白かった。今までそこまで細かい具体的な意識や感覚でPasséに立つことはできていなかったと気づく。もしポワントでやってみたらさらに軸や中心の感覚がわかるかもしれない。
そして、PasséのRelevéで少しキープしてバランスを取るときに、一発で中心の軸の上に立てていないとバランスでキープできない。そのときのボディの位置や、頭の位置や、脇の状態や、呼吸やお腹の引き上げなど、普段細かく意識できていないところまで、一瞬で感じることができる。それは驚きの経験だった。
感覚をつかめるように、たまにやってみる必要があると思った。また、ダンサーがバーレッスンなどで自分の脚の付け根や、お腹の真ん中あたりに手を当てて、プリエやRonds de jambeをしているののも関係があるかなと思ったら、自分の体を客観的に感じるられるところが同じだとわかった。これも、たまに積極的にやってみようと思った。

2011年10月14日金曜日

バランス: 俯瞰のview / Promenade、骨盤 Pirouette

プロムナードやPirouetteを上からの俯瞰の映像で見ると、回転の動きの全体のバランスとその中心がよくわかる。

何でもそうかもしれないが、バランスや回転の動きは立体的なので、下から見ているより、上から見た方がわかりやすい。

例えフラットな高さや下から見ながら何かをするときでも、上からのviewの映像をイメージして、バランスや動きをコントロールすれば、格段にやりやすくなる。

コマは、下からでは回せないし、横からあるポイントの上で回すのは難しいけれど、上からだったら簡単に回せて、好きなポイントでも回すことができる。

Passé

Nagako先生のクラスのPasséとPirouette練習で、先生が「Passéになるときと同じタイミングのPasséで(素早くPasséになって)Pirouetteするように」と注意してくれたことは、やって見るとそのタイミングが違っていることを気づかせてくれた。

Passéのタイミングを意識すると、Pliéも、床の押し方や弾き方も、上体の使い方も微妙に変わってくる。
なんとなくのタイミングではなく、"Must"なタイミングとそのための動きが出てきて、コーディネート・コントロールのレベルが変わってくる。
(Tours en l'airも同じだろうか?)

バランスを取るまでの時間を長くしたいのか、Passéで立っている時間を短くしたいのか、一瞬の、またはそれを保っているバランスの自信の無さが、
無意識にPasséで立つ時間を短くしてしまっているのかもしれない。

逆の意識と感覚を身につければ、それは「武器」になる。
Passéを自分の得意なポジションにできると、踊りやテクニックで自由を手に入れることができるかもしれない。

Cours de Maylen sensei

3回目のVaganovaスタイルのクラスで、まだ見様見真似で勉強中。
先生には少しずつ注意をして直してもらって、一つ一つとても参考になる。あらためて気づかされること、目からうろこが落ちることもあり、色々な気づきや発見が満載で、とても刺激的だ。

クラスの最初にバーで、肩のポジションを注意してもらった。後ろに回して胸を高くして肩甲骨を下げるようにすると、頭の位置もさらに高くできる。
また、肘の位置も注意して直してもらった。初めてのときは下がっていた位置を横に張るところに直してもらったけれど、今回は二の腕にさらにハリができて、脇がもっと引き上がるところに直してもらった。一瞬での微妙な修正だけれど、とても的確で驚いてしまう。

Allongeの目線
手の先を見る。肩の位置、頭の高さと向き、脇と二の腕、肘の位置があって、その上で手と指先の先を見るようにすると、ただ目線と顔の方向を意識するのとは全然違う。先生が見せてくれたallongeのお手本は、それだけでバレエの感動的な場面を見ているような、舞台そのものの動きだった。
そして、それはポーズの顔の向きと目線でも同様で、大きなAssembléeの着地のポーズを正確に直してもらったときにも同じようなことを感じた。

AllegroはGlissadeからのJetéの着地をPorts de brasとÉpaulementを変えた3つのポジションでのアレンジで、そのままで舞台の踊りになりるようなEnchaînementだった。いつでもできるように、練習しておきたいと思った。

強いボディとEn dehors
先生のお手本はどれも簡単そうに見える。そのままの写真をとっても、教本の写真になる位、正確で理想的だ。
ロシアのスタイルというとボディはガチッと固めて動かさないようなイメージがあったけれど、Maylen先生は上体が動くのを固めないで強い軸と、中心と、内側の筋肉でしっかり安定させていて、細いボディはとても力強く感じる。そのとても強いボディは、En dehorsのムーブメントで四肢に繋がっている。軸脚、骨盤回り、背中から上体をEn dehorsしてしっかり床を捉えて、様々な動きでもその上体を保っている。
En dehorsをするために、様々な体の意識と筋肉や関節の使い方、アライメントやポジションを研究してきた。お腹の引き上げ、背中の引き上げ、肩甲骨の使い方、付け根、など、たくさんの意識を抜けなく意識しても、理想にはまだ到達できていない。Maylen先生の体の使い方や動きを見ていて、En dehorsは骨盤や股関節や脚の問題ではなく、ボディや全身の問題ではないかと感じた。

解き放つようなPirouette
フワッと床を押して立ち上がったかと思ったら、グルグルに巻いたゴムが解き放れたれたかのようなスピードを生み出して、スムーズで安定した回転でいつまでも回り続ける。そんな本物のPirouetteを目に前で見せてもらえて感動したけれど、だとしたら、今まで間違えたことをしていたということになる。

正確なスポッティング
プレパレーションから立ち上がったかと思うと、顔の表情も変わらないまま、正確なスポッティングで時間と空間を支配しているかのように、エレガントなポーズに下りている。テクニックというよりむしろ、ダイナミックでしかもエレガントな踊りの一つだ。首から下はアクティブに身体能力とテクニックに溢れていて、スポッティングの正確さが静的な、安定感の印象を醸し出している。スポッティングのレベルを高めることは、テクニックにも、踊りの表現にも効果があるに違いない。

Pirouetteときの腕の高さ、Ports de brasの使い方を教えてもらった。
腕を開くときには腕の高さが低くならないように、脇が潰れてしまわないようにと注意されて、腕をEn avantやEn hautにするときには、Á la secondeに開く腕をallongeしたところから、ダイレクトにポジションに持っていくようにと教えてもらった。en avantのポジションでは、腕はやや低めで、ボディがしっかりするところで、回っているときもその位置を保っているようにと教えてもらった。実際に説明をしながら、説明の通りの動きで5〜6回のPirouetteを軽々とやって見せてもらって、魅了されて、圧倒されながらも、「これだ!と」、目指すべき理想の世界を、ヴィジョンを示してもらえたことで、嬉しくて、幸せな気持ちで一杯になった。
この腕の使い方が、シンプルなのに、確かで、強力なポイントだということは、実際にその通りにやってみてすぐに分かった。今まで色々と考えて研究していたことじは、間違っているとは言わないまでも、曖昧さやフィーリングに頼るところが多く、厳密ではなかったと言える位、違いがあると感じた。

2011年10月12日水曜日

Pirouette: Epaulement et Port de bras

少し感覚がつかめてきたPirouetteの、理想にさらに近づくには、もっと正確に意識と感覚をつかむ必要があると感じている。
上体の動きや腕の使い方を研究している中で、もしかすると腕は正確なPort de brasになっているのかもしれないと思って、Kirovのクラスの映像で腕の使い方を確認してみたところ、まさにその通りだった。
レッスンでさっそく試してみようと思っていたとき、Maylen先生のクラスで教えてもらったPirouetteのポイントはさらに上を行っていた。
先生の注意は、まさにそのPort de brasを使うということだったけれど、さらに細かく教えてもらった「À la sedondeのAllongéのポジションからEn hautに」というポイントは、実際に試してみて、それが実際の回転にとって最適なポジションだとわかって(今までで一番きれいに回れた!)衝撃的だった。
先生のすばらしいPirouetteのお手本は、いろいろな違いを感じるけれど、一瞬で全部を理解するのは難しい。でもそのイメージを、理想的なところばかりを頭に焼き付けて、イメージを再生しながら、自分の動きも修正できたら、今よりももっとピルエットが上達できるような気がしている。"Maylen magic!!"
たくさん教えてもらっているポイントと、先生のお手本で参考になるポイントを、一つずつ整理して頭に入れておいて、実際の練習で実現できるように、チャレンジしていこう。

Pirouette, Tours : Memorundum

上体の動き出しと、慣性モーメント
Pliéで床を押して立ち上がるまでの間に、回転の動きのきっかけと、体の中の動きと、腕を張ってまず慣性モーメントの大きな状態を作る。二の腕を左右横方向に離して、背中と脇のハリを作り、肘から先も脇から遠い位置に離して、大きな円周を作る。

床からの回転のトルクと、Pliéのハリを使って、骨盤と軸を回転させる。Pirouetteだったら素早くPasséの引き上げとRelevéで突き刺す状態になる。お腹の引き上げと、股関節の捉えを感じてから(準備してから)次の動作に繋げるイメージで。タイミングも大切。

ボディはしっかりハリと形を保って、慣性モーメントを小さくして、回転を加速させる動作をロスなく伝えて、マイナスの動作で邪魔をしないように。

下半身の動き、Pliéの使い方
PliéからPasséに立ち上がるときの、足は膝下と大腿骨の動きを正確にコーディネートする。
À la secondeのときは動脚の動きを意識しているけれど、Passéはポジションや軌道がまちまちになってしまっていて、まだ正確は動きを意識できていかもしれない。

腕を水平方向に振る
横方向に張る力を集めて回転を加速させる。このハリが、床からの力と繋がって、回転の大きなエネルギーになる。ゆっくりハリを作ってゆっくり回る回転もできるし、素早くスピーディーな回転では素早くハリを作ってコンパクトにまとめる。大きな力を一気に作ろうとすると、わずかなズレが大きな力の崩壊を起こしてしまうこともある。大きなエネルギーはより正確にコントロールする必要がある。

腕を遠くに長く使うことで慣性モーメントの差も大きくなり回転の力が大きくなる。ただ、体に一番遠いところから、一番近いところまで使う必要はほとんどないから、臨機応変に使い分けられるようにする必要がある。
また、肘から先だけを鋭く(強く)使うというのもある。腕全体を大きく動かすよりも、脇から二の腕までの動きは小さくて済むので、肩と背中をあまり使わずに(変えないで)できる。
腕は左右別々に動かして使うけれど、開いて閉じるときには、体の真ん中に集めて回る。ToursでHidemi正確に注意してもらった「自分で下りる」のと同じように、両腕をまとめたら、腕の力を使わないでそのまま回る。
ジャンプするときは、腕は少し低めで、さらにボディを下から押し上げるような感じ。

慣性モーメントの受け渡し!?
Pirouette en dehorsでは、Passéの側の腕は最大に遠くに張られたあと、Passéと同時に体の中心にまとまられる。軸側の腕は、Pliéをしながらハリを作って、Passéに立ち上がるときに、Passéの側の腕と、体の前で出会うようにまとめられる。まとまるためにボディの前に戻ってきた(?)Passéの側の腕に、軸側の腕の力を受け渡すように、実際にタオルか何かを受け渡すのと同じように、動きとタイミングが一つになるように。
Giovanni先生が教えてくれた、Passéの脚と軸側の腕は一緒に真ん中になるようにということも、この感覚についての注意なのかもしれない。
PirouetteとToursが、もう一息のところまできている感じがする!!

肩と股関節のジョイント
慣性モーメントの力をボディに漏れなく伝えるためには、ジョイントは折れてしまってはいけない。Passéの脚は付け根の前側は股関節から折るけれど、お尻の側が抜けないように、En dehorsして張っている。

前後のアクセント
スポットに対して、体の中の前側のバランスは取りやすい。スポットを切り替えるときのバランスを意識して感じるようにすると、常にバランスを保っていることができる。回転の後半の感覚を完璧につかみたい。

Cours d'Yamato sensei

久しぶりのYamato先生のレッスン。そしてピアノのレッスン。意識したのは脇のハリの感覚と、軽いボディ、コアの感覚と四肢の動かし方。
ある意味、大まかな意識だったので細かいところは意識できていなかったけれど、細かいところをYamato先生に注意してもらったので、とても「理解力」を刺激されるいいレッスンだった。

この意識のセットは初めてだったかもしれないけれど、センターのAdagio、Pirouette、Grand sautは、なかなかいい感じで、手応えを感じた。
特にPirouetteは、軸や中心というところまでではなかったけれど、脇とボディを感じることができて、感覚や固定観念がリセットされた感じがして、とても新鮮だった。怖さも感じなかった。
Adagioも、体の中心を感じて、軸の上にしっかり立っていると、上体も、脚も大きく長く使えて、目線もÉpaulementもエレガントに、伸びやかに動くことができる。

もっとお腹を感じて、脇や二の腕の下、脚の付け根(股関節)や太腿の内側、首の後ろなど、姿勢を保つ点と、それを繋ぐハリを使って、ポーズやPasやテクニックをできるように、再構築して、進化して行きたい。

2011年10月11日火曜日

上体のムーブメント、ダンサーの感覚

上体の軽さ、上体のハリ
力を入れると体は重くなる。ボディが重くなると、バランスやスピード、非現実的な幻影の効果を損なう。できるだけ小さい力でボディを保つことがひとつのチャレンジだ。
上体のハリを作り出すムーブメント、そしてハリを保ちながらの動きは、ダンサーの高度な感覚の作業。
様々なPorts de brasも、ハリを使って、ハリを保ちながら軌道でラインを描き、ポーズで空間を作り出すためには、筋肉と関節で動きや形を作るのとは違う感覚、センス、想像力、イマジネーションが必要だ。

体の中のハリを使った動き、テクニックへの挑戦バレエの動きは、普段の無意識な習慣的な動きとは別の次元にあって、卓越したバレーダンサーのような動きをするためには、筋肉に力を入れるところでは、ハリを使って力は抜くとか、呼吸を止めるところでは呼吸するとか、バレエのメソッドが目指している究極の状態に繋がるための特別な意識が必要だと思う。
引き上げにも関係する、体のハリは、それを極められたら、Extraordinaireな状態に触ることができるだろう。是非、チャレンジしてみたい。

Plié, Cinqième position

5番ポジションは、左右の軸を真ん中で重ねてクロスするポジション。PirouetteやTourのために、水平方向の力を与えるためには、腸腰筋や骨盤周りの筋肉も使って、En dehorsしながら、ボディの重さと股関節からの力を床に伝えるPliéが必要だ。
お腹や、背中、腰が抜けないで、前後左右の中心に軸を引き上げて保ったPiléを、いつでもできるように。Maylen先生のPliéは、上体が何も変わらないように見えるし、逆に上体を使うときには、揺るがない土台のようにしっかりしているし、床からの力を吸い上げて、スピードやパワーを生み出している感じがした。

Mio先生のクラスで、クロスした5番を、左右の脚を前後に重ねて締めている意識でしてみた。
Croiséで顔を外につけてバランスを取るのに、あごで見る意識と、正面の視線と、顔を付けた先の目線と、顔の向きと垂直の感覚など、複合的に組み立てると、いろいろな作用が生まれて、動きも感覚もリッチになっていくように感じた。

2011年10月9日日曜日

Épaulement

PirouetteやTours en l'airやEmboîterなど、回転のテクニックを練習をしていると、Épaulementの大切さとテクニックでの効果をあらためて感じる。
基本のレベルアップがテクニックのレベルアップに直結してる。ロジカルなバレエの様々な動きの中で、Épaulementは随所に関係して出てくる。

Cours de Mio sensei

Pirouette à la seconde
課題はまだたくさんある。間違ったことをしてしまっては、いつまでもレベルアップできないままだ。
もっとシンプルに、もっと正確に、その上で思い切ってキレのある動きができるようにしていきたい。ある程度動けてはいるから、タイミングにもっとこだわって、その上で形も直すようにしてもいいかもしれない。きっかけをつかむ必要がある。

Cinquième position
お腹を引き上げて、脚の付け根を引き離して、En dehorsして、左右の股関節と太腿が前後に重なるような感じの5番ポジションを意識すると、下半身だけでなく、ボディの中も繋がって、クロスして立つことができる。顔は自然についている。バランスは体の中の感覚でコントロールする感じに。どこをどうしたらバランスがとれるか、意識しながら細かく調整する感覚の作業だ。このときに「顎で見る」ように意識すると、目線がバランスの感覚と別になって、エポールマンで顔を付けても、バランスに影響しないで立っていられるようになる。
Relevéでも、À terreでも、5番でしっかり、美しく立てるように、もっと体の使い方も追求していきたい。



Entrechat six

En dehorsできている人だったら、しかもX脚だったら、Entrechatでクロスするのは普通の感覚でできるのではないだろうか。
En dehorsして、脚をつま先まで長くのばして、太腿をクロスしたまま、打ち合わせるのは単純な動きだから、ボディの安定と、En dehorsを注意して、
あとは脚を打つ動きを洗練させればいいと思う。

Tours en l'air

垂直のジャンプ
Toursは垂直のジャンプだから、Soubre saut やEntrechatと同じような感覚で真上にジャンプすることが肝心だと思った。他の垂直のジャンプは、無意識にでも真っ直ぐにジャンプできる。それと同じ意識と感覚を使ってみれば、案外簡単なことかもしれないと思っている。Hidemi先生に注意してもらった「自分で下りる」のを意識することが、この感覚につながるかもしれない。後は、上空で崩れないように、ボディと下半身の安定が必要だ。

床の使い方
水平方向の力を意識すると、安定して回転のトルクを得ることができて、回転不足になることがなくなる。あとは、その回転のキレ(スピード)と、ジャンプの高さを得るための、深いプリエが関連してくると思う。
前に、こうしたことを考えないで、NicolasやRuzzimatovやSarafanovなどの映像を見て真似をしてみたときに、床を押している時間や、深いプリエの時の姿勢や、上体の使い方など、いくつかToursならではの特徴的なところに気づいて、真似をしてやってみると、ダイレクトに手応えがあって、きちんと取り組めばできそうに感じたのを思い出した。
今、Toursを習得している時に、そのときの気づきと感覚も再び持ち出して活用しない手はない。

ボディと頭のターン:前後のアクセント
床を長めに押して、貯めたエネルギーを、切れのいい上体のターンに繋げる。全方向の円運動ではなくて、スポッティングに連動した前後のアクセントと、エポールマンの切り替えのタイミングがはっきりわかるボディのターン。

2011年10月7日金曜日

Cours de Nagako sensei

Pirouette:水平方向の力
立ち上げるまでのスポットを固定することと、Pliéの水平方向の力を意識してみたところ、床からの回転の力が増えて、上半身は腕の力が少し抜けて、回転を妨げないでバランスが取れた。
回転の後半のバランスを意識すれば、もっといいバランスを保てるかもしれない。
恐るべし、Pliéの力!!

Maylen先生が教えてくれた、Pirouetteのフィニッシュの注意(Passéの足とRelevéの踵を同時に床に着く)と同じ注意を、Nagako先生も言っていた。フィニッシュをコントロールしなうと、回転をコントロールできない。回転をコントロールすることで、フィニッシュをコントロールできる。

軸脚とボディ
軸脚でしっかり立って、骨盤を高く引き上げて、ボディは引き上がって軸脚とつながっている。Maylen先生のような、床から頭の先、指先までつながって、全身に隙のない、完成したバランス。理想のイメージ。
Nagako先生の女性らしいラインの中にも、軸とボディの繋がりと、バランスのラインは見える。そのままのイメージでは、男性の理想のイメージとの違いはあるけれど、そのための違いを理解していれば、理想は一緒だ。

視野と視界と空間認識

後半の回転を意識することで、バランスがよくなれば、その分思い切り振り回したり、まとめて加速したり、高速なスポッティングもできるようになるかもしれない。
スポットは一点だけれど、そこしか見ない、見えていないわけではない。振り向く間の風景も、見ないだけで見えてはいる。視野を広く、360°の空間を感じながら、視点を切り替えながら動きとバランスをコントロールできるようにしたい。

2011年10月5日水曜日

ボディの連続ターンのコントロール

ToursもPirouetteも、連続のターン。テクニックの肝はボディ水平を保つことと、タイミングとスピードの正確なコントロール。Passéのバランスでボディのアライメントを正しく、筋肉も正しく使いながら、ターンの間も姿勢を保ち続けること。

スピードやタイミング、水平や垂直を、常にコントロールして保つための意識と感覚を、もっとマニアックに追求していかなくては。

Tours en l'air:Memorundum

「準備動作で、5番ポジションからかなり深くPliéをして、腕を開いて体より先に回転させる。対空中に回転速度を最大にできるように、体をできるだけ垂直な回転軸に近づけ、引き締めてターンを行う。両脚は重ねてまっすぐ垂直にし、腕は体の前の近い位置にある。2回転する間に、頭が2回スポッティングする。」

「両足が床を押す水平方向の力が同様でないと、この2つの力はバランスが取れていないために、体の重心に対して水平方向の加速度を生じてしまい、まっすぐ上にジャンプできなくなる。」

ジャンプの前のPliéで一瞬体を歪めると、「どちらかの足に多く体重をかけることになり、その足はもう一方の足よりも水平方向に強く押し出されやすく、結果的にジャンプでバランスを崩してしまう。」

・足が床を押す水平方向の力が、ターンのための回転運動量となるトルクを生み出すということと、
・足が床を押す垂直方向の力は、ジャンプの高さを生み出し、それによって空中でターンするのに十分な時間が得られるということ

プリエで生み出される力は、
水平方向の力と、垂直方向の力
回転のトルクと、ジャンプの高さ

回転のスピードのコントロール
L=Iω
慣性モーメントと回転のスピード

大きくゆっくり回る練習
回転を加速させる練習
スピードをコントロールする練習
回転を止める練習
左右の脇と左右の軸

水平を保つ意識と感覚、そのための練習

2011年10月4日火曜日

Cours de Rei sensei

Moment d'inertie
Pirouetteは基礎の練習だったので、慣性モーメントの意識を試すのにとてもいい機会だった。3回のPirouetteを最初は手を腰に、次はEn hautに、最後は普通にen avantで回って、ArabesqueからSoutenu en tournantをPorts de brasを変えて二つ続けるEnchaînement。
手を腰にして回るPirouetteは苦手だったけれど、慣性モーメントを意識しただけで、意外なくらいうまくできた。En hautのPirouetteはもともと難しいけれど、これもいつもよりも軽く、真っ直ぐな軸で回れた。en avantのPirouetteは普通に、でもいつもより安定して回れた気がする。Ports de brasが変わってEn hautとen avantのポーズになっても、慣性モーメントを意識すると、回転を妨げる動きが少なくなるからか、変な力を加えて逆に振り回されてしまうことにはなりにくい。慣性モーメントを正しくコントロールすることで、もっとスムーズに回転し続けることができそうな感じがした。

回転のテクニックの課題と、問題点は、慣性モーメントをコントロールできるかどうかに関係している。バレエの動きの中では、とてもたくさんの動きの要素と意識から成り立つテクニックも、物理の原理・法則では案外シンプルな話になる。


Pirouetteでは、Passéを上に引き上げることを意識した。
先生もPasséを早く持ってくるようにと教えているときに、床からの引き上げるようにPasséをしていた。

バーレッスンではボディを意識した
股関節とお腹の真ん中の3つの軸の意識は、バランスと引き上げに効果があった。軸脚の内側のラインや、つま先や、脇といった意識よりも、左右の股関節とお腹を通る真中のラインを意識する方が、わずかな違いなのに感覚をコントロールしやすい感じがする。
股関節で床をとらえるボディの意識はまだ使えていない。

力の使い方
Pirouetteで回転の勢いを作るのはPliéからかPasséに立ち上げるときの力だ。腕で振り回してしまうと、床からの下半身の力を殺してしまう。
お腹や、しっかりとした軸を作っておいて使うことができれば、思い切り立ち上がって回転を加速させることも、軸を保ってボディを回転をコントロールすることもできる。
Rei先生のように、テクニックにレベルの高いダンサーの動きを見ていると、まさにその理想の力の使い方をしている。

Cours de Maylen sensei

Maylen先生は、舞台や映像で見るよりも、ソフトでシャープな印象だった。
実際に目の前でお手本を見せてもらって、ボディがとても太腿は伸びやかでしなやかで、目の前で見た動きは、想像していた以上にエレガントで、しかも力強かった。

現役のロシア人のダンサーのクラスは、異次元のお手本を見ているだけで一杯になりそうで、敷居の高さも感じながら、自分のレッスンどころではなかった。
日本でフランス語を習っていたけれど、パリでフランス人と実践で話しをするときのような感じに似ていると思った。
Viacheslav先生のMéthode Vaganovaのクラスのときは、カルチャーショックに近い感じだったけれど、Maylen先生のクラスは、ロシア人のバレエダンサーの身体や表現のレベルの違い(高さ)を目の当たりにしてのショックという感じだった。

そして、あらためて、ロシア語を勉強を始めようと思った。DVDやYouTubeの映像で、見て聞いているロシア語を、バレエのクラスで、実際に目の前で聞いているときに、これをリアルタイムに聞き取れて、理解できたら、もっと幸せな気持ちになれるだろうと考えていた。フランス語がきっかけでバレエを始めたのと同じように、こんどはバレエがきっかけでロシア語を始めることになるかもしれない。なんて素敵なアイデアでしょう!

Pirouette
先生の注意はすべて基本的なことだったけれど、どれもレベルの高い重要な注意ばかりだった。スローに2回まわって見せてくれたピルエットのバランスは、本当に安定していて、プレパレーションからフィニッシュまで、完璧にコントロールされていた。Pirouetteで降りるときに、軸脚の踵をつくのと、Passéの脚を床に下ろすのを同時にという注意や、Passéで膝を素早く開いて引き上げてその勢いで回転することや、腕のポジションとまとめ方、回っている間の上体の状態、スポットの付け方など、それがすべてできたら、いいPirouetteができるという位、いろいろなポイントを注意してくれていた。しかもすべて実際のお手本(教本!)付きなので、形やタイミングを鏡でチェックしながら真似してみるだけでもとても参考になった。一つずつ、忘れないように、思い出しながら、身につけて行こう。

Petit saut
つま先がとても強く、足の裏を使って床をソフトにはじく小さいジャンプは、YouTubeの映像で見たMatvienkoやHallbergのクラスレッスンのジャンプと同じで、男性のダンサーの本当のジャンプを目の前でみることができて、これもまたとても参考になった。
PliéでもBattement fonduでも、Grand battementでも、単なる動きだけでなく、筋肉の使い方が重要なのだと、あらためて感心させられた。同じような動きを真似してみても、筋肉の使い方が違ってしまっては、レッスンでも、実際のテクニックでも、まるで意味がなくなってしまう。それがはっきりわかったクラスだった。

2011年10月3日月曜日

"Physics and the Art of Dance: Understanding movement"

今課題にしている回転やジャンプのテクニックでは、この本の中にある物理の法則がとても関係している。
慣性モーメントは、テクニックの時の意識にしていることと同じだけれど、物理の法則の理想通りには意識できていないかもしれない。
法則をより正確に実施できて、その効果をバレエの動きに効果的に活用、応用できたら、もっと自由に踊れるようになるだろう。

Cours de Chikako sensei

Il faut que je m'exerce plus!

Allegroや大きなジャンプでは、脚の力だけではなく、全身の力を使っている。
2週間くらいフルレッスンをしないで過ごしてしまったら、すっかり体が休んでしまったみたいだ。
体は引き上げて軽くなっていても、プリエの力が入らないというか、床からの力がジャンプの力に繋がらない感じで、切れもスピードも軽さも不十分な感じがした。
体は重くないのに、力が足りない感じだった。といっても、少し動いていると感覚が戻って動けるようになってくるので、脚の筋肉の問題ではなく、全身の筋肉のバランスや、感覚や神経の問題かもしれない。

ボディの意識
軽々としたジャンプやキレのある回転ができないとき、いつもは力を入れて筋肉を働かせて何とかしようとしてしまうけれど、ボディを意識することで、必要なパワーの意識が変わるのがわかった。
まだ考えながら動いているところはあるけれど、軽く高く跳ぼうと思ったら、呼吸で体を引き上げて、深いプリエをするとか、キレのある回転のためには、深い長目のプリエで床をしっかり押すとか、違う意識をすることができる。無意識で、いつでも正確にできるように、ボディの意識の中に(意識のセットとして)、重要なポイントをセットできるようにしたい。

Cours de Mio sensei

左右のバランス、ラインの繋がり
Ports de brasで片方の腕を動かすときも、逆の腕や脇のハリやラインを意識すると、腕を長く、脚を長く、全身を繋げて使うことができる。
アラベスクのときの脇の意識を教わってから、そのことを少し意識できるようになってきている。
いつもと同じセンターのアダジオのエクササイズでも、両腕と両脇を意識すると、動きの出来(Execution)が変わるのがわかる。

ムーブメントとして、動きとして
先生はいつもセンスを刺激する表現で指導してくれる。

振り付けと踊り
振り付けをしてもらうことと、実際に自分で踊ることの間には、どう見えるか、どう実施、実現するか、どう踊るか、どう表現するか、考えて理解するための時間と、創造の作業がある。
難しさもあり、踊ること、表現すること、創造することの醍醐味もある。
期待通り、期待以上のパフォーマンスを見せることができるか、チャレンジは自分次第、自分自身に。

Cours d'Hidemi sensei

バーレッスンでは呼吸とボディを意識して、あとは先生の注意を素直に再現することを意識して動いた。自分の動きや形を自分自身で見るように意識すると、余計な動きや勝手な動きをしそうになるのを抑えることができる。
またRelevéでのバランスでは、上体の力を抜いて、軸を感じられるように意識した。もう少し高い位置まで引き上げて立って、軸と全身のハリでバランスをとるようにしたいと思った。まだ少し高さが足りない。

Passé
バーレッスンのときに「一番高いところにPasséを引き上げて」と注意されて、Pirouetteのときもその高さで回れるようにと注意してもらった。
センターの5番からのPasséとPirouetteの練習では、Passéにする足を、「真上に抜く」ように教えてもらった。またBattement tenduで引き上げて、その高さでPirouetteをするとバランスが取りやすいとアドバイスしてもらった。Relevéの軸脚に沿って真上に抜くように、引き上げる感じ。

キープ!
一つ一つのポーズや、テクニックの前のPréparationで、慌てないでしっかり(はっきり)キープして見せるようにと教えてもらった。キープするタイミングと間合いを意識することで、ポーズやテクニックのタイミングやスピードをより正確に意識できるようになって、動きのクオリティもアップする。

自分で降りる
Toursの着地の注意で、アクセントを修正できて、少し感じがわかった。確かに着地を意識できていなかった。En faceの5番のPliéに降りようとすることで、自然に後半の動きができる。
Pirouetteも、フィニッシュのポーズに自分で降りるようにしないと、ポーズでビシッと止まることができないのと同じことだ。
バレエでは、全ては形ではなくて「動き」であって、でも形を意識できないと意図する動きが生まれないということかもしれない。

Pirouette en dedans
回転で力を入れないで、ポジションとスポッティングを意識して、少し軽く回れることができた。タイミングとキレがもう一つだったので、全てを一つにまとめるように、練習が必要だ。

2011年10月2日日曜日

Cours de Mio sensei

Respiration
呼吸をしようと思ってからするのではもうすでに遅い。何かをしようとするときに、呼吸は準備の一つとして自然に意識されるようにしなくては、何もできなくなってしまう。

胸を高く、脇を長く、肩も高く、腕も長く
肩と骨盤を意識して、ボディの位置を高く引き上げることで、見た目にも長いライン、高いポジションを作ることができる。肩胛骨から腕を伸ばすように、脇から脚が伸びているように、ボディを中心に、軸をしっかり作って、その上に高く積み上げていくように。

Arabesque : 軸と反対の脇(肩甲骨)
アラベスクのバランスのわかりやすい注意、意識だった。これでバランスが少し明確になるし、中心の意識もできる。

お尻の下と腹筋
En dehorsと引き上げをMaxに意識して、ようやく感じられるようになる。
先生がいつも注意してくれる大切なポイント。もっとナチュラルに、いつでも意識できているように、自分の中で、感覚とイメージを育てたい。

胸の位置を高く
するように意識すると、背中を高く、頭も高くすることになり、肩が上がってしまう必要がない。

お腹の引き上げ、股関節の意識

Pirouetteで高い位置にPasséに脚を引き上げて、回転の間保っているには、脇と背中の引き上げに加えて、お腹の引き上げがとても大切だと感じた。
どうしても上体ばかり使ってしまって、軸がなくなり、バランスを崩して回転が失速することが多いけれど、それは、お腹を引き上げる意識と、実際に引き上げる力が弱いということかもしれない。

骨盤の中の意識と感覚
左右の股関節と中心を通る3つの軸を意識して使い分けるというボディのテクニックは、バレエの場合は、お腹の引き上げや、脚の付け根の意識、仙骨や肩胛骨の意識することでボディをコントロールする感覚と一緒かもしれない。

床をとらえる感覚
足の裏で床を常に感じて、意識して床を使うこと。そして、骨盤と床の関係性も感じて、コントロールすること。付け根や、お腹の引き上げ、股関節の感覚も使って、床をとらえる感覚を身につけること。

2011年10月1日土曜日

Danser: テクニックと表現

クラスレッスンの課題は、テクニックを身につけること、表現を身につけること、体力や運動能力を高めることなど、目的に応じてそれぞれに取り組むこと。

Cours de Mio sensei

Sauter
トランポリンでジャンプするように、足が床から離れた瞬間から、上空で姿勢を保たなければならない。つま先を使ってジャンプをしないと、アキレス腱が痛くなってしまう。
体のラインも、脚のラインも、最大に長いラインを保ったまた、とても軽いボディでジャンプできるように、注意すること。

とても長いX脚のMio先生のジャンプは、ラインがとても美しい。

Cours de Mio sensei

ボディ中心の意識
早速、ボディ中心の意識と、頭のバランスの意識をMio先生のクラスで試してみた。ぎこちないところもあったし、すぐにフィットしていないところ、まだ対応できていないところもあったけれど、これから目指すべき方向性と、そのポテンシャルは確かめることができたと思う。

指先までのライン
先生の振り付けで練習している踊りでは、ボディのラインはもとより、腕のラインや首のラインや脚のライン、そして指先やつま先のラインまで、自分の中で意識して、研究をしてみている。 それは初めてのことで、試行錯誤ではあるけれど、クラスレッスンの中でも、ラインを試して研究することができる。
実際に自分自身で指先やつま先を見て、動かしてみると、鏡で見たときにも、明らかな違いがわかる。鏡を見ながら、自分の動きを修正してみると、感覚の違いや筋肉の使い方を感じることができる。
手首までのラインと、手首から先の形だけでも、いろいろな表情を作ることができるけれど、その一瞬の見える形が全てなので、あらためて表現することの難しさを感じている。

Petit saut
いったん上に浮いて、空中でポワントの状態(つま先を伸ばして足の裏を掴んでいる状態)を作ってから、足の裏とつま先をフルに使ってPliéをして、床を押して、床を弾いてまた元のポワントに戻る動きのイメージ。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...