Maylen先生は、舞台や映像で見るよりも、ソフトでシャープな印象だった。
実際に目の前でお手本を見せてもらって、ボディがとても太腿は伸びやかでしなやかで、目の前で見た動きは、想像していた以上にエレガントで、しかも力強かった。
現役のロシア人のダンサーのクラスは、異次元のお手本を見ているだけで一杯になりそうで、敷居の高さも感じながら、自分のレッスンどころではなかった。
日本でフランス語を習っていたけれど、パリでフランス人と実践で話しをするときのような感じに似ていると思った。
Viacheslav先生のMéthode Vaganovaのクラスのときは、カルチャーショックに近い感じだったけれど、Maylen先生のクラスは、ロシア人のバレエダンサーの身体や表現のレベルの違い(高さ)を目の当たりにしてのショックという感じだった。
そして、あらためて、ロシア語を勉強を始めようと思った。DVDやYouTubeの映像で、見て聞いているロシア語を、バレエのクラスで、実際に目の前で聞いているときに、これをリアルタイムに聞き取れて、理解できたら、もっと幸せな気持ちになれるだろうと考えていた。フランス語がきっかけでバレエを始めたのと同じように、こんどはバレエがきっかけでロシア語を始めることになるかもしれない。なんて素敵なアイデアでしょう!
Pirouette
先生の注意はすべて基本的なことだったけれど、どれもレベルの高い重要な注意ばかりだった。スローに2回まわって見せてくれたピルエットのバランスは、本当に安定していて、プレパレーションからフィニッシュまで、完璧にコントロールされていた。Pirouetteで降りるときに、軸脚の踵をつくのと、Passéの脚を床に下ろすのを同時にという注意や、Passéで膝を素早く開いて引き上げてその勢いで回転することや、腕のポジションとまとめ方、回っている間の上体の状態、スポットの付け方など、それがすべてできたら、いいPirouetteができるという位、いろいろなポイントを注意してくれていた。しかもすべて実際のお手本(教本!)付きなので、形やタイミングを鏡でチェックしながら真似してみるだけでもとても参考になった。一つずつ、忘れないように、思い出しながら、身につけて行こう。
Petit saut
つま先がとても強く、足の裏を使って床をソフトにはじく小さいジャンプは、YouTubeの映像で見たMatvienkoやHallbergのクラスレッスンのジャンプと同じで、男性のダンサーの本当のジャンプを目の前でみることができて、これもまたとても参考になった。
PliéでもBattement fonduでも、Grand battementでも、単なる動きだけでなく、筋肉の使い方が重要なのだと、あらためて感心させられた。同じような動きを真似してみても、筋肉の使い方が違ってしまっては、レッスンでも、実際のテクニックでも、まるで意味がなくなってしまう。それがはっきりわかったクラスだった。
2011年10月4日火曜日
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