2012年2月29日水曜日

ボディコントロール

バレエーボディコントロール=四肢の動き?
ボディの動きを、腕や脚の動きと切り離して考えてみると、ポーズやテクニックのときに、今はいかに腕や脚でボディを動かそうとしているかわかる。でも腕と脚をいくらうまく使ったとこで、ボディを使わなければバレエの動きは何ひとつ様にならない。
ボディの動きに意識を集中してみると、ボディを十分に使わないうちに腕や脚を使ってしまって、タイミングも曖昧で、力強さもなくなっているのに気づく。ボディをフルに使うには、腕や脚がボディから離れるように働くのに対して、ボディは中で絞るような感覚で、しっかり保てばしなやかで意外に強いことがわかる。

ジャンプや回転では、ボディの動きが遅れてしまうと、取り返しがつかない。ボディの動き出しは呼吸と連動して、引き上げや捻りが体の内部で起こる。バレエの基礎がしっかり身についている人は、動き始める前にボディを体の中で使って動きに備えたり、ピタッと決まったポジションになるのが見ていてわかる。

頭の役割
ボディをコントロールする上で、頭の動きはとても重要だ。バレエの振り返る動きやバランスを取る際には、頭とボディが連動して動くのが基本で、正確さが求められる。顔の向きや目線の方向は、踊りの表現としてに役割だけでなく、それぞれが拮抗しながらボディと頭の周りのハリのある空間を作っている。

動きとしてのÉpaulement
Épaulementは、見せるための形であり、ボディを正確にコントロールするための、動きの基本形のように、随所で使われる。ポーズは次の動きのPréparationになって、ある意味、音楽を二重に聞いて、内と外で別の動きを同時に実行しているような感覚だ。主観と客観が同時に再生されているような、イノベイティブなアイデアを考えている時のような、とても高度な感覚だ。
Épaulementを使った回転のテクニックでは、力の方向も重要なポイントだと感じる。これは別途整理してみよう。

2012年2月28日火曜日

Cours d'Etsuko sensei(La semaine dernière)

空間の意識
Etsuko先生のクラスでは、空気を入れておいてとか、空間を潰さないようにとか、隙間を開けておくとか、空間を意識するようにという注意がたくさん出てくる。

肩甲骨の注意
肩甲骨を後ろに引きすぎないで、真っ直ぐに立てて(下ろしている)ように。肩甲骨が後ろに行きすぎて、(腰が反って)お腹が落ちてしまっていると注意してもらった。
少し前にMaylen先生にも姿勢の注意をしてもらったけれど、同じ感じの注意だった。それを修正すると、細く真っ直ぐに高く立っている感じになる。

Passé Croiséのポジション

薬指と腕の下側のラインを意識して、Pliéのときの踵と足の裏を意識して、Pirouetteのタイミングが少し変わった。

Piqué en dehorsしてからのToursのように、またはEmboîterのように、Passé Croiséのポジションから、5番のPliéでEffacéまで開く動きで、ボディと頭は高い位置に保ったまま、床をしっかり踏みながら腕を(二の腕)を左右に張ってエネルギーを貯めて、そこから軸がまっすぐ上に伸びていきながら、左右のハリを中心に集める動きで回転して、再びCroiséのポジションに戻る。

エネルギーのコントロール
ダンサーは「0」の状態からエネルギーを作り出し、動きを生み出すことができる。体の中で拮抗する力や、位置エネルギーを使って生み出す力、外側からは見えない体の使い方も、ダンサーの頭の中ではしっかり意識され、コントロールされている。
Croiséのポジションから無意識に使ってしまう大きな筋肉ではなく、体の内部の筋肉で構成するインナーボディをイメージして、それを操れるように。そして、もっと自然に自由に踊れるようになりたい。

着地のPlié、着地のボディ

着地で崩れると次のジャンプはうまくできない。
ジャンプのPliéは着地のPlié。

バレエのジャンプは、軽く浮かせているボディが、下から突き上げられる力で一緒に上に突き抜けて、ゆっくり下降しながら、着地にPliéがショックを吸収しながらエネルギーをためているときには、引き上げられて軽く浮いているところから、次のジャンプが始まる。

Passé

素早く引き上げる
真っ直ぐ引き上げる
上からフワッと乗せる
Pliéのハリを変えない
Passéの脚の付け根を折らない、落とさない(倒さない)、インにしない

Pliéのバネ、足の裏のバネ
Passéの脚は力で引き上げるのではなく、床の反発と体のバネを使って引き上げる。軸脚のバネとストレッチとも連動して、最適なポジションに無駄なく最適なルートで到達する。

Cours d'Etsuko sensei

ボディの矢印
Pirouetteについての注意で、力だけではなく、回転の方向を意識するようにというアドバイスが、足りなかった意識を補うものになって、Pirouetteの精度アップに少し光が見えてきた。

Passé
Pirouetteの失敗では、下半身がなかなかピタッと決まらないことで軸がブレたり、回転を阻害してしまうことが多い。回転の時の骨盤まわりの水平の感覚と、Passéの重心とバランスの感覚をもっと鍛えて身につける必要がある。

回り続けるコマのように
「Passéを早く!」という注意を「速く」という風にも解釈していて、間違ったイメージを持ってたかもしれない。Passéの脚の重さや慣性は回転を主導する力ではなく、後からサポートする力だから「速い」のは骨盤とボディの回転で、ボディが回転し始めるときに「早く」Passéの状態(ポジション)になるというのがPirouetteのPasséの原則問い合わせことだと思った。
バレリーナが男性にサポートされてPirouetteやToursをするときには、回る前にはポーズは出来上がっているのと同じように、自分で回転するときにも、「素早く」Passéのポジションを作ることが大切だ。

Passéは素早く、静かに(丁寧に)
Passéは回転のための姿勢だから、できるだけ素早く(短い時間で)、しかもバランスを保つためには自然な動きで穏やかに正しいポジションに保たれているのが理想だと思う。回転の勢いを増すのではなく、振り回されないように、直線的の最短距離でダイレクトに持ってくるイメージがいいかもしれない。

Assemblée en tournant
ちょっと中途半端になってしまった。もっと細く長いラインで、一本にまとめてコンパクトに回転するイメージ。
つま先と膝の裏が伸びているラインが見えるように。踏み込みから着地まで、上空でももっと空間を使えるように。
→Tours練習のヒント
真っ直ぐにジャンプして、余裕のあるスポッティングで上空で空間と姿勢を保って、重心の上に着地する。

「足の甲の力を抜く」
Pliéの時のこの先生の注意は、イメージして意識することが難しいけれど、正しいPliéはテクニックとしても、怪我の予防のためにも需要なことなので、初中級のクラスで意識して丁寧に動くことも大切だとあらためて感じた。

常識の転換:単純化と合理性 simplicité et rationalité

見よう見まねでやって見て、うまくできてしまうときには、瞬間的に動きやテクニックのエッセンスを捉えることができていて、その感覚と世界を経験することができる。
頭で手順を考えて動作をコントロールしようとしても、動きやテクニックの本質を意識できていないと、正確な感覚のフィードバックは得られないから、何のエクササイズにもならない。

本質を理解して、何をどうすればいいか、さらには、その理想的なレベルは(世界は)どんなかを、想像することができて、実現するための知性と身体能力を発揮することができたら、動きはもっとシンプルに、とても合理的な方法で実現されることだろう。

e.g.羽根のようなソフトな着地
小さい頃、縄跳びた跳び箱や馬跳びで、できるだけソフトに軽く着地するのにこだわって、そしてその通りにできていた。ところが、今バレエではそこまでこだわる余裕がなくて、うるさい着地を注意されてしまうこともある。バレエの理想は、本当にソフトな軽いジャンプと着地だから、レッスンではそれを基本にしていてもいいくらいだ。

2012年2月27日月曜日

Ballet is life! :油断は禁物

自分なりの解釈で、レッスンで必要な注意を怠ってしまったり、少しでも甘えた動きをしていると、体はその通りの体になってしまう。
レッスン以外の時でも、重力に身を委ねて、体も無防備に緩めて休んだ状態で過ごしてしまうと、感覚の連続性が途絶えてしまって、進化、成長し続けることができなくなってしまう。
バレエは単なる習い事ではなくて、身体の芸術と人生が結びついた状態、活動だとあらためて実感する。
バレエという人生は、終わりのない芸術の人生の探求。
Recherche de la beauté.

2012年2月20日月曜日

ジャンプの修正

真っ直ぐにジャンプする動きと、向き変える動き
脇と腕も少し使って、上空で向きを変える。感覚としては、真っ直ぐにジャンプしてから、向きを変えている感じだ。ジャンプと同時に向きを変えようとするとバランスが崩れて、結果的に真っ直ぐジャンプできないことで失敗になる。前に思いついた逆に回転するような感じと同じような意識かもしれない。回転の方向に押して回すだけではなくて、引くことで(止めることで)発勁の力を回転に反映する感覚も必要だと感じた。セルゲイ・ポルニンのような完璧なToursに見られる回転とスポッティングのタイミングを手に入れるための感覚のトレーニングにいいかもしれない。
「いつか」と思っていたけれど、今、PirouetteやToursを研究・練習している中でその感覚を身につけて、応用する方がいいだろう。

向きを変える動きは90度〜180度?
SpottingはCroiséからEffacéまでだから最大でも180°で、捻りとタメを使えばさらに角度は小さくなって90°位の感覚だろうか。実際に360°回転する訳ではないので、90°〜180°の練習でうまくできるようになれば、精度は上がる。

重さを使って
ジャンプの前のPliéで息を吐いてボディを締めて重くして、さらにPliéのハリを作って、中心に締める(集める)動きで、中心が上に抜ける力を作り出す。ボディを締めるときには、背中や腕の重さは、バランスの「重石」としても機能する。

Yamato先生のアドバイス
「ボディは力を入れて固めないで、円筒状のように膨らまれて軽くしておいて、そこにボディが上がっていく感じ」というアドバイスは、軽く真っ直ぐにジャンプするのにいいイメージだった。状態と動きのイメージを意識すると、自然な動作でクオリティの高いジャンプができる。Toursでも、またPirouetteでも同じように使えることだと思った。
Grand Allegroでは、ずっとボディを保ったまま着地の脚や、GlissadeやPliéでお腹や脇が縮んだり、緩んだりすると、ボディがグラグラになってうまく跳べていない。
その円筒のボディを作って、軸脚の上にしっかりPliéができれば、PirouetteやToursはブレずにピタッと決まるかもしれない。

En dehorsとボディのハリ
ジャンプではつい、高く跳びたいという気持ちが先行してしまう。でも、失敗しないジャンプになくてはならないのは、ジャンプの方向を制限することだ。ジャンプの方向を制限するためには、余計な動きをしないように可動範囲を制限することも必要だ。マックスにEn dehorsすること、背中や脇などボディのハリを保っていることで、多少窮屈でもまずは方向を制限することが、正確なジャンプの
窮屈な中で、自由に体を使うことができるのが超一流のダンサーで、自由に振り回した中でたまたまできてしまうテクニックでは、たとえうまくできても、見ていてあまり感動はないだろう。
逆に、全てが正しく(うまく)はまって、自分でも予想しないレベルでできてしまったときは、自分でも驚くけれど、周りで見ていても見事だと思えることがある。同じくできるのでも、どちらかといえば感動に繋がるようなテクニックを身につけたい。

2012年2月16日木曜日

腕の重さと軽さ

腕は力を入れると重さを感じなくなって、重さを使えなくなって、むしろ回転の抵抗になる。回転しているときは重さを惰性とバランスに使って、回転運動に対しては、中身の詰まった重い”物体”ではなく、軽いカーボンのフレームの骨格のような感覚で。

上に行くためには力は下に

上に向かう力と、下に働かせることで生まれる力を、同時に働かせて、体が浮かんで行くような動きができる。
もっと上に行くために、もっと下への力をもっと使いこなせるように。床との関係性をもっとシビアに見直して、接点となる足に裏、つま先にもっとこだわってもっと意識して。

2012年2月15日水曜日

Pirouetteのバランス

円筒状のサポートのイメージと感覚が少しずつわかってきている。Retiréでバランスを取るときの脇と肘のポジション(状態)、胸と背中の位置と高さ、Passéの脚とアームスの位置関係、etc.
まだ動き中では全てを網羅し、アレンジすることができていないので、どこか不完全だけれど、正しい意識と使い方で、徐々にPirouetteの質が変わってきているのを実感する。
意識を動きを確かめるために、試しに回って見るときの内容がよくなってきているのが、自分でもわかる。

インタプリタ的に再現するのことはもちろん大切だけれど、手順と意識をシンプルにして、簡単に再現しやすい感じをつかめたらとも思っている。
基礎のレベルが上がってきている今だったら、そうした取り組みも有効かもしれない。少し実践的なクラスを増やしてみよう。

Cours d'Ayumi sensei

ボディのポジション
バーでPasséのバランスのときに、Ayumi先生にボディの位置を注意してもらった。胸を下ろして背中を高くという注意で、修正はほんのちょっとずつだったけれど「これで真っ直ぐ」と言われた位置は、前に倒れてしまいそうなギリギリの感じのところで、ただそこで前に行かないようにすると、軸脚を下に押して高い位置に立つことができた。止まっていてバランスは取れていたけれど、先生に直してもらった位置は、懐が深くなって、胸の前の空間が感じられるので、Pirouetteでバランスが取りやすい、ボディが安定する位置だ。

Tours、Soutenu en tournantでは足が下に(床にも向かって)伸ばす
Toursは久しぶりだったので、未完成のまま。プリエから一回目のスポットまでの動きがまだきちんとコーディネートできていない。先生の注意で少し軸をまとめるように修正できたけれど、今はもっと正確なタイミングをつかんで、軽く飛べるようになりたいところだ。

Cours d'Yamato sensei

実践的なクラス
Yamato先生のEnchaînementは、そのまま舞台での踊りになるくらい、見せるための状態、流れや、ポジションや、動きの大きさや正確さやエレガントさを意識させられる。先生が毎回振り付けをしてくれているような感じがする。それだけに、踊るための基礎や、テクニックのキレや正確さ、目線やÉpaulement、つま先や脚のライン、腕や上体の使い方のレベルがもろに出てしまう。うまくできれば小さな感動や喜びもあり、うまくできなければその時点での自分の未熟さ、努力の足りなさ、バレエ状態の浅さなどを実感することになる。
暫く振りだったのでこの辺りの心構えができていなかった。(クラスが終わってから思い出しても遅かった)でも、今必要なこと(レッスンの内容やレベルなど)が少し見えてきたので、その意味で一期一会ないいクラスだった。

Pirouetteのバランス
腕でバランスを取るのではなく、背中と付け根と軸を意識したバランスの感覚が必要だ。
Pirouetteでは、腕はリラックスして、腕の重さを意識して、ボディを使って回ってみて、上体の感じは良かったけれど、背中の意識を忘れてしまっていつもと一緒くらいだったので、全体的には不完全で、特筆するところのないできだった。
Maylen先生のクラスで、Grand Pirouetteの練習をしたとき、ポーズのバランスに立ってから回るのを意識して少し感覚がわかったけれど、流れの中でPirouetteをするときも、バランスに立つことをもっと意識する必要があると思った。

「頭も背中も真ん中に立ってはいるけれど、『ドーン』と乗っかって立ってる感じ」と先生が皆に注意したとき、自分もそう言われてしまわないところまで意識できていたかというとそうではなかった。「胸は広く(開いていて)、お腹(胃のあたり)は閉じて」という注意もしかり。
Maylen先生のクラスでは逆に形を意識しすぎてお腹も開き気味でもっと真っ直ぐに立つように注意されてしまった。形を整えていても、体の中の状態がどうなっているのかが肝心なのだから、意識して筋肉を働かせ続けることと、感覚のフィードバックを働かせて使うことを常に意識したい。

Maylen sensei

Grand Plié
「もっと深く」と注意してもらったところは、本当にマックスにストレッチされるところで、今まではレッスンでそこまでやっていないレベルだった。

背中や付け根の意識が中途半端になっていて、細かく姿勢を注意してもらった。部分的な意識だけだと、別のところが緩んだり崩れたりしてしまって、あまりいい練習にならないのがわかった。

Pirouetteの手の使い方
指先の方向と軌道を教えてもらった。
遠くを通って、指先が軌道に沿ってまっすぐになるように。Maylen先生はPirouetteの腕の使い方(形やタイミングんど)を毎回注意して教えてくれるけれど、なかなか思うようにできていなかった。今回、指先のことを教えてもらって、実際に見てもらって、少し感覚がわかったような気がする。一つの大きな収穫になるかもしれない。

Fouetté en tournant à la barre
Coupéの脚を軸脚をPliéしながらdevantからà la secondeに伸ばしながら開いてFouettéしてPasséにまとめる一連の動きの中で、軸の足で床をしっかり踏んで(踵を床につけて)Pliéを使うと、コントロールされた動きでタイミングよく高いPassé位置にPasséの位置に立つことができる。

肩甲骨を下げている
Arabesqueで前に伸ばす腕は肩が上がってしまわないように、肩甲骨を意識することが大事。

Grand Pirouette、Pirouette en dedans
Préparationの上体と腰の向きを正確に。しっかりクロスしたままPliéをして、タメを作って上に高く立つ。

Saut de basque
上体の姿勢を崩さない(変えない)ように注意してもらった。ジャンプで踏み込むときに腰が引けて体が前に屈むようになっていたらしい。頭と胸背中を高く保ったまま、頭が真っ直ぐに上昇して、上空で素早くコンパクトに顔をつけて振り返るとボディの回転はスムーズになり、着地もうまくできる。

2012年2月13日月曜日

Dancer's body :ボディの秘訣

ボディの感覚、ボディのコントロール
バレエダンサーは、踊りの中で、非現実的な動きや超絶技巧を生み出すために、人並み外れたボディの使い方をしている。つま先が床から浮いてしまうくらいボディを引き上げて立っていて、それも大きな筋肉の力ではなく、細かい筋肉や、体の内部にある骨格や内臓の位置を保つための筋肉を過剰に(!?)使って、絵で描いたような、古代の彫刻のような、理想のアライメントとプロポーションを、何と!!「動きの中」でも作り出している。

一瞬で一つに
ボディは一瞬で引き締めてまとめる必要があるし、それはできるようになる。ボディを締めるタイミングを他の動きと組み合わせることで、バレエの様々なテクニックが生み出されている。高度なテクニックではそれをゆっくりやったり、アクセントを変えて抑揚をつけたりする。タイミングも自在に操れるくらい余裕ができたら、ジャンプや回転が楽しくて仕方ないだろう。いかに余裕でできるようになるか。人並み以上のことをできるようになろうと思ったら、同じことは余裕でできるようになって、その上で人ができないことや、別次元で実現することを目指すことだ。そのための発想の転換や、ユニークなアイデアが実現を可能にする。

ボディと呼吸の関係
ボディを最高の状態にするために、また最適な状態を保つために、筋肉だけを意識して使おうとしても間に合わない(足りない)くらい、ボディの内側の筋肉の使い方は総合的な作業が必要だと感じる。一瞬でその状態になるためには、呼吸を使って体の内部の様々な筋肉の様々な動き(伸縮)を統合的に働かせるのが有効だと思った。
クラスで先生に「呼吸するように」と注意されるとき、これとは真逆のことをしてしまっているのだろうと思う。

BolsoiのSPARTUCSで見たIvan Vasilievの超絶技巧は、映像で見るよりも遥かにパワフルで、脚や腕や首をどれだけ振り回しても負けない、しなやかで強靭なボディが強烈な印象として残っている。
Baryshnikovの映像でも同じ印象を受ける。あれだけのボディを重力と遠心力の中でまるで浮かんで踊っているように見えるのは、ボディをフルに完璧に使いこなせてこそだと思う。バレエのテクニックの中で、このボディの感覚をつかめるようになりたいと思っている。

バレエの秘訣:バレエでは立っていることはない」

Viacheslav先生がクラスで「バレエの秘訣」なるものを教えてくれた。「バレエでは立っていることがない」と、一瞬「えっ!?」と思わせる言い方で始まった説明は、今ちょうど意識しているボディの状態についての話しだった。
「体の中は流体になっていて常に動いている。ポーズで止まって立っているのは、死んでしまっているのと同じだ」と。
今ちょうどボディの内側の様々な筋肉がストレッチされてダイナミックに動いて構造を支えているイメージを使って姿勢や動きを再構築しているところで、先生のこの注意は、理想のイメージをより具体的に「なるほど!」と実感できて、今取り組んでいる方向が間違っていないことを少し確信できた。

ボディの背中のハリ(反りまでではない)を意識してクラスを受けて見て、特に小さいジャンプや回転系のテクニックでいい変化が起こっている。さらにもう少し色々なことと結びつくと、一気にステップアップできそうな予感もある。今は進化のチャンスのとき。
急ぎたいので(すぐにでもできるようになりたいので)、まずはポテンシャルを高めて、理想を理解することに取り組んで、あえていい遠回りをしてみる。

Toursの練習:6番ポジションでTours!?

Tours en l'airは、5番ポジションから5番ポジションに下りるPasで、2回回転してぴたっと着地するのがとても難しいテクニックだ。回転を意識すると、ジャンプのための5番のプリエが甘くなったり、ソフトな自分で下りる着地が正確にできなくなってしまう。
両足で真っ直ぐに高くジャンプして、真っ直ぐに下りる基本ができないまま、正確で美しいToursを成功させるのは無理だし、そのまま練習していても、目指すレベルまで行き着くことはできないだろう。

卓越したテクニックのダンサー達は、なんの苦もなくいつでも真っ直ぐにジャンプができるように見える。真っ直ぐにジャンプすることが何の苦労もなければ、Toursを成功させるための高いハードルはぐっと低くなるだろう。


真っ直ぐにジャンプするその要領は、6番ポジションからでも同じことだ。前に2番からToursをやってみたとき、2番のプリエで床をしっかり踏んで、空中で細い5番に一気に集めることで、下半身の強烈な回転が生まれて、細い軸で真っ直ぐにジャンプできて、いい練習になるかもと思った。(それ以来練習しなかったのはもったいなかった!!)
真っ直ぐなジャンプの感覚を修正するために、6番でジャンプをしてみたとき、6番でToursができるようになったら、いつでも真っ直ぐにジャンプするハードルをクリアできるのではないかと思いついた。真っ直ぐにジャンプするのは脚のポジションの問題だけではなく、他にもいろいろな要素があるけれど、多くのクリアすべき要素が盛り込まれている5番からのToursの練習として、6番で真っ直ぐにジャンプして、真っ直ぐにきれいに着地できる練習は、体操の練習みたいだけど、効果的じゃないかと思う。

きれいなToursは、空中で両脚がつま先まで真っ直ぐ床に突き刺すように伸びて、しかもEn dehorsしながらピタッとタイトな5番に締められてクロスした状態になっている。
この状態でジャンプして着地も決めるのは、両脚の太腿を何かで縛っているままジャンプするようなくらい制限された感じだと思う。動きが制限された中で、できる限り深いプリエで、足の裏で床のトルクも生み出して、上空でも両脚がばらばらにならないように締めたまま、着地でもEn dehorsしたままポジションに下りることと、簡単にできるようになるには、極端な話、本当に両脚を縛ったままでも(または太腿の間にタオルを挟んだままで)Toursができるように練習したらいいかな?と思いついて、だったら6番でいろいろなジャンプの練習したらいいかもと思った。そんな練習法は聞いたことないけど、ちょっとやってみたところ、まんざら悪くなさそうだった。いつも5番でやっているToursの練習を(1/4、1/2、1回転、2回転)6番でも、他のポジションでも自在にできるジャンプの感覚を少し練習してみよう。

タイミングと方向、重力と滞空時間の感覚、ソフトな着地、空中の姿勢、etc.
美しく、正確で、エレガントな魅せるToursを目指して、基本を確実に身につけながら、こだわりは増やして、自分でもいいと思えるToursを、できるだけ早くできるように練習しよう。








2012年2月10日金曜日

背中の反り:arch

背中は丸くなると力を失う。左右に広く張っているか、むしろ反ることでボディに力が蓄えられる。
横方向の反りは回転に、縦方向の反りはジャンプに使える。
胸やお腹を開いて背中が反ってしまうのは、縮んでいる状態で、反っているのとは違う。弓矢の弓のように元々張りのあるものがさらに引っ張られて強力になる感じ。

Pliéはバネ
ボディを引き上げて踊るとき、Pliéは上体の動きを助けるバネのように使われる。Pliéが床からの力を使ってボディを押し上げてくれるので、着地のときにはボディを縮めずにショックを吸収できて、その吸収した力をクッションに使って、ボディを保ったまま次の動きの助けになる。

BolshiのSwan Lakeでセミューン・チュージンの踊りは、長身でスレンダーな切れのある正確なジャンプや回転のテクニックで、とてみ安定感があった。ボリショイ管弦楽団の美メロディーからド迫力まで自由自在な演奏に包まれて、とても音楽的でノーブルで若々しいイメージが頭と目と心に焼き付いてた。
チュージンのToursやPirouetteがスピードとキレがあるのに安定していて安心感があったのは、背中がとてもしなやかで、背中の横方向のハリが(アーチ)が保たれていたからだと見ていて感じた。ワシーリエフのように筋肉のパワーは見えないけれど、回転の後半で軸がぶれそうになっても、背中のハリと脇のハリと、全身のハリが繋がって自分でポジションにまとめて、最高のフィニッシュに持っていく。当たり前のようにやって見せて、テクニックの難しさを感じさせないところが、テクニックや表現の素晴らしさを感じる以上に、役をそのものになっている演技に引き込まれている。

2012年2月8日水曜日

Bolshoi Principal dancer : Semen Chudin

来日中のBolshoi balletのセミョーン・チュージンが、渋谷の公園通りのバレエショップの入り口のところに立っていて、すぐ近くですれ違った。ブロンドで物静かで優しい感じの印象だった。彼が王子を踊るSwan LakeのMatinéeを見に行く予定なので、舞台で見たいと思っていたダンサーを、思わぬところで本人を目の当たりにして、とても不思議な感じがした。
話しかける勇気はなかったけれど、街で世界的なバレエ団のプリンシパルを見ることができて、特別な経験ができたと思う。今度は、舞台上でのチュージンさんを見るのが楽しみだ。

2012年2月7日火曜日

Pirouette à la seconde: Croisé & devant

Croiséのポジションからà la secondeに開く。CroiséでPliéをしながら、腕と脚をdevantから遠くに引っ張ってボディから離して最大の加速をして、大きな円を少し絞ったり広げたりしながら回転のスピードを保つような感じ。

左右の脇と腕の使い方は、左右対称ではなくて、それぞれ別の動きが連動しているように考えた方が間違えた動きをしなくて済むかもしれない。
逆に、軸脚やà la secondeの脚は、腕や脇の動きと連動させることをいつも意識している必要がある。

ボディの中心と左右の脇の垂直を保っていれば、遠心力はむしろコントロールし易い。水平方向の安定した回転運動が、軸や脇の垂直のサポートになる。

Croiséでdevantに
à la secondeを見せるために、毎回Croiséで腕と脚をdevantにしっかり持ってくることが成否の鍵だ。à la secondeのポジションになることよりも、目線を切って振り返りながらCroiséのdevantでPliéをできるポジションになることの方が正確で慎重なが求められて難しいかもしれない。Sarafanovのカンパニークラスの映像では、à la secondeで後ろを向いてバランスしているところから、正面にスポットをした瞬間にはdevantでPliéを使ってà la secondeに開き始めている。3番のポジションで楽にダブルで回れるだけの加速を作り出している。
Ivan VasilievのPirouette à la secondeよりも遠心力やポジションや綺麗な軌道がよくわかって、力の使い方(抜き方)の参考になる。自分で再現を試みやすい、まさにお手本だ。

2012年2月6日月曜日

つま先の重要性

つま先はバレエダンサーの命と言ってもいいくらい、大切なものだとあらためて実感し、そして研究、実践してみている。
つま先に着目すると、色々な気づきや発見がある。素晴らしいダンサーたちの中にもそのことが見えてくる。それがないと成り立たない

つま先と踵
つま先からかかとまでの距離が、ジャンプや回転のテクニックでとても重要な働きをしている。足の裏と床の関係性で、回転のトルクをコントロールしているし、Relevéで踵を最も高く引き上げた位置のエネルギーを最大限に発揮して、踵を床に着いて床を押して(弾いて)床から離れて行く動きを生み出すために鍛え上げられている。

Demi-pointe < "3/4 Pointe" < Full Pointe
高いRelevéでSoutenuになるときやBattement tenduのつま先では、Demi-pointeとFullのPointeの間の3/4くらいのところも意識して使えると、感覚が大きく変わってくる。それはPointeのレッスンをしてみて気づいたことでもある。Demi-pointeではそこまでは引き上げられない位にボディを高い位置に引き上げて、そこからいるつま先が下に伸びていって床に着いている感じ。
Demi-pointeでは中足骨を突き刺して立つていると、両脚で立つときは指はあまり使わなくても立ててしまう。ただそれではPirouetteやArabesqueなど片脚でバランスする時には使えない。足の指をPointeとDemi-pointeの間のところで指を使っていられれば、床からの力やバランスなどもリニアにコントロールすることができる。

骨格の違いもあるだろうけれど、超一流のダンサーたちのレッスンのときのつま先は、足の甲がとてもよく伸びていて、もれなく、いつでも足の裏で何かをつかんでいるかのような力強いつま先と足の甲と足の裏の形が見える。いちりゅうとそうじゃない人との違いとして諦めてしまうのはもったいない、それを目指して実現することで新しい世界、別次元の世界が見えてくるだけのポテンシャルを、つま先は持っている。

Talon Plié

PirouetteのPréparationでいくつかのポジションを通って最後にPliéをするとき、踵を前にして足の裏で床をしっかり踏むようにすると、床からの力を回転にうまく使うことができる。

例えば、シンプルなパターンで、5番からà la secondeにBattement tenduして、その脚をEn dehorsにRonds de jambeして後ろのTenduから4番ポジシ
ョンでPliéをするとき、ずっとEn dehorsを意識していても、少し甘くなってしまっているので、そのままPliéをすると足の裏で十分に床を押すことができないので、足の裏やつま先を使って床を弾くことも、En dehorsも不十分になってしまう。

Pliéでは常にその都度、踵を前にするように、意識的にも無意識でもできるようにする必要がある。

癖の発見、エングラムの見直し

テクニックや基礎のレベルアップをするために、自分の悪い癖を見つけて、集中的に直すことは、実践的で効果的なアプローチではないかと思う。
正しい方法を理解し、イメージと感覚を育てること、正しい練習を繰り返すことに加え、自分自身の間違いや癖を直すことに取り組むことで練習のクオリティも高めことになるだろう。

2012年2月5日日曜日

ポワントでのTour en l'air

Pointeを履いてTour en l'airをしてみたら、とてもキレイな軸で真っ直ぐに回転できた。
!!!!!?????
クラスに出ていたみんなもびっくりして、やってみていた。
何がポイントなのか?
一つは、5番のポワントで立ったときの真っ直ぐな細い軸。背中も付け根も脚も真っ直ぐに伸びていて、頭からつま先まで、細い軸の上にバランスされている。
もう一つは、プリエ。ポワントでのプリエは、踵を床にしっかり着かないとジャンプができない。
そして、ジャンプしたときのつま先。ポワントで空中で回転するには、瞬時に足の甲を伸ばしてつま先が下に伸びて、両足のつま先がタイトに絡まるようにクロスするようになる。
いくつか考えられる要因は、いずれも基本のメソッドどおりのことで、ある意味特別な何かではない。Pointeを履いている状態で、不自由になっていることで、余計な変な動きもできなくなり、基本の動きを正確にできたことがよかったのかもしれない。

"The Turning Point"

以前からずっと見てみたいと思っていた「愛と喝采の日々」がTVで放送されて、バリシニコフのベレエのシーンを初めて見ることができた。
ABTのDonquixioteや「ホワイトナイツ」も、初めて見たときには相当な衝撃だったけれど、この映画のバレエシーンは今までに見た映像の中でも圧巻中の圧巻だった。
舞台の本番一発勝負とは違って、映画だから何度か本番で撮り直しをしているのかもしれないけれど、それにしてもすばらしいテクニックと身体能力だ。
どうやったら同じようにできるのか、、、とまではいかなくても、参考になるとこがたくさんあるので、もっと細かく研究して、取り入れられるところはぜひ取り入れてみたいと思う。

ボディ、腕のポジション

BaryshnikovのピルエットのときのEn avantのポジションを参考にして腕の角度や肘の位置や手の位置、形を見直してみていたら、Maylen先生の腕のポジションに近い感じになって「この感じ、この感覚か!」と少しわかった感じがした。
そのポジションは、肩甲骨の下あたりを締めていて脇が引き上がって力が入っているのを感じられるところで、
頭と胸を高くしていても、お腹が開いてしまわないように、胸と肩を下ろしているときのポジションだ。
そしてその状態は、PirouetteやToursで回転しているときの理想の上体の形でもある。
少しずつ、近づいてきているかもしれない!

2012年2月4日土曜日

Cours de Mio sensei

Position de bras
先生に2番ポジションを細かく注意してもらえて、薬指の指先をもっとボディから遠くに引き離すように直してもらった。
薬指のラインと、腕のラインを意識してはいたけれど、実際に直してもらったポジションは、普通には保っていられないくらい遠くて、腕が長く見えるところだったので、ここまで必要なんだと、あらためて目から鱗が落ちる感じだった。
腕とボディの関係は、今取り組んでいるすべての課題にも関係しているとても大切な要素だ。今日先生に教えてもらったことは、今のいろいろな意識の上に、さらにクオリティを高める意識になるだろう。
Grazie!!

少しずつ踊りを意識できてきている
センターで動くときに、テクニックだけでなく、踊りとしての動きを少し意識できるようになってきている。すべての動きには意味があるという気持ちで、動きながらそれを摑むことがレッスンの課題だという意識。うまくできなくても、そこで課題を発見できて、見直すことで踊るための経験になっている感じがする。もちろん、毎回の積み重ねが大切だけれど、進化のプロセスを意識できるので励みにもなるし、自分に対しても客観的に見直すことができることが進化につながっているのを実感する。

左右のハリ
Pirouetteは、軸側の脇や、Passéのハリなど、左右のハリをうまく使えていなかったのが一つの反省点。

Pirouette
Passéのタイミングと回転のタイミングを再確認。感じとしてはPasséになってから、回転する感じ。(わかりにくい!)
わかりにくいけど、そんな感じ。
それは、回転する前に、素早くPasséにするということでもあるけれど、ハリを作ってタメができると、ゆっくりPasséになってから、スパッと回転する感じ。
一気に強いボディのハリの形を作ることで、一気に回転が加速して、何回も回転できて(今はMax3回まで)、しかも最後までバランスが残って立っていられる感じ。
Passéのタイミングが悪いと、加速する回転運動に影響してしまって、軸もぶれてバランスも崩壊してしまう。まさに中心の軸に集めるように加速させないと、回転の最後にバランスを残して立っていることはできない。踵を前にする意識で、軸脚とパッセの脚(足の甲とつま先も)もEn dehorsしていること、そして上下のハリで強い軸を作ることも、同時に実現されて、失敗しない美しいPirouetteができる、という感じが、まだできていないながら、頭と感覚で少しずつ分かってきた感じがしている。

2012年2月3日金曜日

Les danseuses du Bolshoi @harajyuku

原宿で、ボリショイのダンサーと思われる二人を見かけた。ロシア語は分からないで話しかけられなかったけれど、昨夜の素敵なパフォーマンスをありがとう!という気持ちだけ送った。
東京の街の中で、普段のファッションでいるボリショイのバレリーナ達は、普通にかわいらしい女性なので、少し身近な感じがした。舞台の上で見た彼女たちは、同じ人間とは思えないプロポーションと踊りで、オーラを放っていたのは夢だったかと思うほど違う普段の姿が見られてうれしかった。「白鳥の湖」や「ライモンダ」の舞台の上でも(わからないかもしれないけれど)見られたら、さらにうれしい。
東京は、バレーダンサーに出会える素敵な街。

Bolshoi Ballet: SPARTUCS

ボリショイのダンサーたちの全幕の舞台を初めて見ることができた。
スヴトラーナ・ルンキナとイワン・ワシーリエフのスパルタクス。ワシーリエフの全幕は最初で最後になるかもしれないので見ておきたいと思った。アンナ・ニクーリナのフリーギアも見たかったけれど、ルンキナのフリーギアを見ながら、かつてヴェスメトロノワなどボリショイの名花達がこの役を演じて来たんだなあと思いながら、激しい感情表現のシーンもあったけれど、一言では「クールな美しさ」を感じた。マリーア・アラシュのエギナもアレクサンドル・ヴォルチコフのクラックスもよかった。

パリオペラ座のジゼルを見たときにも大きな感動があったけれど、ボリショイのスパルタクスは、ロシア人のダンサー達でなければ得られない力強さと美しさを感じることができた。バレリーナ達の容姿の美しさは、非の打ち所がなく、これが本物のロシアのバレエなんだと思える、期待通りのレベルの高さだった。スパルタクスの世界はエレガントな美しさや幻想的な世界ではないけれど、ダンサーが描き出すドラマは、ロシア文学の小説を読んだときのような感覚を思い出す。

2012年2月2日木曜日

つま先と足の裏と足の甲

小さいジャンプでつま先を真下に伸ばせるように、足の裏を掴んで状態、その状態で踵を床につけるPlié、足の裏を床から剥がすように、つま先で床を弾いて、そして足の甲もしっかり伸ばして。

Nicolas le Richeのドキュメンタリーの映像のように、あの大きな体が重力に逆らって軽く上昇していくイメージ。

首、上体はリラックスしているかのようにゆったりとしていて、揺れたり歪んだりすることがない。

呼吸と足の状態も連動
息を吐いて深いPliéでストレッチして、息を吸い上げて軽くしたボディを下からさらに押し上げて上に突き抜けさせる。
吐くとき、ボディを締めて重くして四肢は伸びてハリができて、Pliéの足は床をしっかり捉える。吸うとき、床を押して、つま先と足の甲を伸ばし、膝の裏と脚の内側の真っ直ぐなラインを作り出す。息を吐いたときに作って蓄えたエネルギーを、瞬間的に加速的に働かせることにより、美しい形のままで、リラックスした上体のままで、回転したり、大きくジャンプしたりする、幻想的なムーブメントが生み出される。

床からの力、体の重さ、体の中のハリ、etc.
そこが繋がっていることを意識できると、体の状態も感覚もさらに変わるだろう。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...