2012年2月13日月曜日

Dancer's body :ボディの秘訣

ボディの感覚、ボディのコントロール
バレエダンサーは、踊りの中で、非現実的な動きや超絶技巧を生み出すために、人並み外れたボディの使い方をしている。つま先が床から浮いてしまうくらいボディを引き上げて立っていて、それも大きな筋肉の力ではなく、細かい筋肉や、体の内部にある骨格や内臓の位置を保つための筋肉を過剰に(!?)使って、絵で描いたような、古代の彫刻のような、理想のアライメントとプロポーションを、何と!!「動きの中」でも作り出している。

一瞬で一つに
ボディは一瞬で引き締めてまとめる必要があるし、それはできるようになる。ボディを締めるタイミングを他の動きと組み合わせることで、バレエの様々なテクニックが生み出されている。高度なテクニックではそれをゆっくりやったり、アクセントを変えて抑揚をつけたりする。タイミングも自在に操れるくらい余裕ができたら、ジャンプや回転が楽しくて仕方ないだろう。いかに余裕でできるようになるか。人並み以上のことをできるようになろうと思ったら、同じことは余裕でできるようになって、その上で人ができないことや、別次元で実現することを目指すことだ。そのための発想の転換や、ユニークなアイデアが実現を可能にする。

ボディと呼吸の関係
ボディを最高の状態にするために、また最適な状態を保つために、筋肉だけを意識して使おうとしても間に合わない(足りない)くらい、ボディの内側の筋肉の使い方は総合的な作業が必要だと感じる。一瞬でその状態になるためには、呼吸を使って体の内部の様々な筋肉の様々な動き(伸縮)を統合的に働かせるのが有効だと思った。
クラスで先生に「呼吸するように」と注意されるとき、これとは真逆のことをしてしまっているのだろうと思う。

BolsoiのSPARTUCSで見たIvan Vasilievの超絶技巧は、映像で見るよりも遥かにパワフルで、脚や腕や首をどれだけ振り回しても負けない、しなやかで強靭なボディが強烈な印象として残っている。
Baryshnikovの映像でも同じ印象を受ける。あれだけのボディを重力と遠心力の中でまるで浮かんで踊っているように見えるのは、ボディをフルに完璧に使いこなせてこそだと思う。バレエのテクニックの中で、このボディの感覚をつかめるようになりたいと思っている。

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