2015年6月24日水曜日

Movement sur les demi-pointes

リハビリとしてのバレエのレッスンは、Demi-pointeを再開することから始まった。
可動域、筋力など筋肉と関節の状態を確かめながら、できる範囲の中でどこまでできるかを手探りで試してみるような感じで、数日間、ある意味我慢の日々が続く。

エコーの診察をしてもらって、組織の状態と受傷からの時間(日数)からの判断で、次の段階ではもう少し動いてみることになった。先生にはジャンプもいいですよと言われたけれど、今回は逆に自分でセーブしたいと思った。

Demi-pointeの動きは、重力を感じさせないバレエの動きの基本中の基本だ。女性のダンサーがPointeで踊るのはとても大きな負荷がかかるけれど、男性のダンサーのテクニックはすべてDemi-pointeの動き。

ジャンプはもとより、Demi-pointeさえまともにできない状態で、どうしたらテクニックを再開できるかを考えて、動きをあらためて分析してみると、Demi-pointeは実はジャンプでも大切だとわかる。

よく両手バーでやる、床に足の裏(踵)をつけたところから、Demi-pointe、つま先を伸ばしてPointe、Demi-pointe、踵をつけるエクササイズは、
一つの拍子に一つの動きでゆっくりしたテンポでやる場合と、一つの拍子で一気にやってしまう場合がある。Battement tenduやJetéで「Demi-pointeを通るように!」と注意されるのと同じように、ジャンプやRelevéで立つときも、この足の使い方ができるかどうかで、動きのクオリティが変わってくる。それは美しさだけでなく、怪我をしない動きとしても大切な動きだ。

卓越したバレエダンサーは、ターンでも、Allegroでも、大きなジャンプでも、すべての動き、すべてのステップの中で、常にこの動きができている。
Yuki先生が、「Legrisはレッスンのときつま先しか見てない」と言っていたけれど、最高を目指すバレエダンサーとしては、他の動きがいろいろできている上で、つま先にこだわるというところには、大いに インスパイアされる。

床に踵をつけてていないと、自然にDemi-pointeになってしまうくらい、頭を上に、ボディを引き上げて、上下に伸びる中心の力(エネルギー)のベクトルを感じて立つ。

上下に伸びる中心のベクトル(軸)を意識すると、その中心にあるお腹に力が集まる感覚がわかる。左右の中心、上下の中心を感じながら、Demi-pointeで動けたら、重力のない動きや、さまざまテクニックはもっと容易に、よりよくできるようになるだろう。

2015年6月23日火曜日

20% - 30%

Dimanche
Masami先生のクラス。

センターでは、Demi-pointeで引き上げて動くように意識したけれど、怖さと、実際の筋力や可動域の低下で、動きは元気なときの20%くらいだろうか。
さらに悪いことに、足をかばっていたのか、踵で動いてしまったみたいで、先生にも注意されてしまった。

案外できる
Allegroは、脚に力をいらないようにして、体全体の動きで上体ではしっかり動く。
足の裏を床につけて、膝と足首をソフトに使ってPliéは少し。ジャンプの着地はまだつま先を使い切れていない。
使える力は20%くらいでも、いざとなると力が入る。力を抜いて、30%くらいの意識でやって見ると、いい動きができる。先生にも評価してもらえる。
今までどれだけ余計な力を入れてやっていたのかと、反省させられる。
それくらいの力でいいということは、元気で力を出せる状態では、いかに力を抜くかが重要なのかもしれない。

ジャンプの見直し、テクニック全体の見直し

復帰に向けて、リハビリを進めている中で、足に大きな負荷のかかるジャンプとDemi-pointeでのテクニックについては、テクニックの正確さや出来栄えを、あらためて見直さなければいけないと思っている。

重力と動きのコーディネーション
重心のコントロールは3次元的に、床に対して常に上からのアプローチでコントロールする必要がある。ジャンプの離陸よりも着地の方が大切だ。

できるだけ足に負荷がかからないジャンプ

着地音のこだわり
小さなジャンプでは、摩擦音しかしないくらい、大きいジャンプでも、もし何か台やバーを押してジャンプするとしたら、その台にも重さがかからないくらいの軽さで、体を空中に持ち上げて、着地では音がしないくらいソフトなタッチで床に接地する。

床を押して、床を押すことでジャンプする
床を押すための姿勢(ボディのアライメント)、Pliéが重要。

ふくらはぎの力を使わないジャンプ
下半身は太ももとお尻の力を使って、ジャンプのパワー生み出す。ふくらはぎと下腿はつま先を伸ばすため、足の床とのリニアな接地のために使う。
つま先は床を弾くように、ボディは引き上がってとても軽く、Demi-pointeは薄い氷の上を歩くように、体の重さをそのまま床に伝えないように。

アスリートレベルの復活

リハビリから復帰の中であらためて見直して強化したいこと。

今までに目の前で見て驚いた、男性ダンサーのアスリートレベル。

男性ダンサーとしてのパフォーマンスのポテンシャルを身につけること。

バレエダンサーとして、またはダンサー以外でのアスリートとしてのレベルの意識。

テクニックにおけるアスリートレベルの再整理。

もともとのポテンシャルの再評価と、バレエ的解釈と応用

2015年6月19日金曜日

Pirouette, Tours 再開の前に

まだ体の準備ができていないので、シャープで正確なSpottingができない。
つまり、まだPirouette, Toursができる状態になっていない。
ピルエットはシングルやダブルで正確な動きとタイミングを確認すること。
Toursは、Soubresautやシングルで、やはり正確な動きとタイミングを確認することが、いますべき練習だ。

ターンができるための体のコンディションについて確かめながら動いてみると、ターンの基本的なポイントを確認することができる。

・ボディはDemi-pointeの上で高さとバランスを保って、動きと方向をコントロールできるように。(両脚でも片脚でも)
・Pirouetteでは、軸脚のポイントの上で、ピボットの動き。片脚のバランス。
・ターンは、ボディの左右の軸の切り替え。軸と重心の移動。

ターンは構造と運動の力学
ターンを全身の動きとしてとらえると、複雑で不確実性が高いテクニックになってしまう。
意識すべきターンの原則で、構造と、運動の力学がその中心になる。
自分の体を客観的にとらえて、理想的な構造と、可能な動き、発揮できる力を、バレエの動きの中に取り入れて再生することが、再現性の高い理想の動きの実現につながる。

鏡や映像でチェックすることが大切
実際の動きは、考えてイメージする意識と感覚だけではなく、
鏡や映像などで客観的にチェックすることで強い理解につながり、意識的・無意識的、随意的・不随意的な動きが可能になる。

2015年6月9日火曜日

Denken in Bewegung

以前に購入したWilliam Forsythの本が出てきた。
ドイツ語だから読めないだろうなと思いつつ入手した記憶がある。
そのときはなぜか「ドイツも勉強してみようか」と思いついて、
さっそくドイツ語の辞書を入手して、むかし一瞬のぞこうとしてそのままになっていた未知の世界の扉を開いてみた。

William Forsythが本のタイトル。
そして、そのサブタイトル的に、表紙にあった最初の言葉が「Denken in Bewegung」

考える、in は in、動き。英語だったら" To think in movement " という感じだろうか。
おー、なるほど!そういう本だったのか!と、一気にモチベーションが高まった。

裏表紙の解説コメントを一語ずつ辞書で調べながら、ドイツ語を少しずつ学ぶモードになっていく。
ドイツ語でフォーサイスさんが書いたことを読むことができたら、翻訳本を読むのとはまた違う体験ができそうだ。

ちょっとした思いつきで、どこまで続くかわからないけれど、ドイツ語と、ダンスのことを一石二鳥に学べる実験的試み。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...