2016年3月18日金曜日

利き腕と逆の、腕と脇

大きな姿見鏡の前でPirouetteのチェックをしていたときに、軸側の動きがしっくりきていなかったので何度か試してみていた。
脇なのか腰なのか、付け根なのか、肩なのか、、、。
逆のPirouetteでも確かめたりと、いろいろ試しているうちに、ハッと気がついたのは、利き腕と逆の腕が利き腕よりも不器用で、イメージ通りの動きができていないし、力も発揮できていないことだった。

利き腕と逆の腕と脇は、利き腕側の腕と脇に比べて明らかに力強さが足りない。利き腕と逆側が軸側になるので、強い軸が作れていないことになる。

腕をもっと使う意識
腕と脇が正確に使えていないことで問題があるとしたら、腕と脇が機能するように積極的に使って、鍛えていくのがいいだろう。
そして理想的には左右どちらでも均等に使えるようにすること。ターンだけでなく、ジャンプや他のすべての動きにも適用できるように。

手ではなく、腕を動かす

Emi先生のクラスで、Allegroのコンビネーションのときに注意されたことが、意識してみた途端に違いがはっきりわかって、腑に落ちた。

例えば、それはEn basでジャンプするときでも、腕がボディにつながって空間ができて、体は浮いているような軽さになる。
Jeté、Sissone、Failli、Cabriole、chassé、Pas de chat、…

Grand sautのコンビネーションのときに意識すると、スタジオの空間を広さも、高さも、大きく使うことができる。

2016年3月16日水曜日

手のポジション

手のポジションは、ボディや足と連動した動きでもあり、独立した動きとしても成り立つくらい、しっかり意識された動きにする必要がある。

上体で見せるのがバレエだから、テクニックだけではなく、表現の文脈でも手の動きは意識される。

ジャンプやターンのコンビネーションのときも、上体の動きのレベルを高めることが、表現の面でもテクニックの面でも、上達の条件になるだろう。

前後を瞬時に入れ替える: バレエのタイトにクロスした前後の動き

タイトに絞ったÀ terreの5番ポジションから、ジャンプやRelevéをするときに、どれだけ瞬時に前後のポジションを入れ替えられるかは、ブレない動き、キレのある動きに大いに関係してくる。

Passéは前後も前後の動き
同じ要領で、4番のPliéからのPasséをしてみると、Passéの一つの動きのエッセンスが浮かび上がる。
前後を瞬時に入れ替えながら、膝を横に開いてつま先を引き上げて、軸脚で床を押して高く立ち上がる。
「前後を瞬時に入れ替える」意識は、Passéの中心の意識にはなっていなかった。むしろ、意識できないことが多い。

ターンは振り返るところから後半の動きでバランスを崩しやすい。目線を切った後はできるだけ早くスポットとバランスをつかみたい。振り返っている間に動きが入るとバランスを崩しやすい。その意味でPasséは瞬時に、自動的に出来上がるのが理想だ。ToursのSoutenuの形もそうだ。

前後の動きの意識
スポットの方向が前で、その反対が後ろ。ターンのアクセントと、動きの基準になる方向はその前と後ろだ。しかも幅はクロスした前後のポジションが基準になるので、実際はかなり狭い。
タイトにクロスした前後のポジションと、動きのなかでの前後の力を意識することができると、ターンが一つの法則に向かって収斂していくような、力づく、やみくもとは違う基準が適用されていくような感覚を覚える。いつでも意識しておく必要がある大切な視点だ。

ジャンプの前の着地の感覚

ジャンプで使うPliéの前の床とのコンタクトは、RelevéからのPliéだったり、小さなジャンプの後の着地のPliéだったり。

ほんの10cm前後の高さから下りるだけなのに、そこで自分の重さを使って床をじわっと押すようなPliéをして、その反発をジャンプで使うことで、いままでの筋力を使ったジャンプとは違う感覚のジャンプができるのを「発見」した。

踵の接地と股関節のとらえ
「コツン」とはっきり音がするくらい、かかとをはっきり床につけるとき、上体は脱力している。
そこからじわっとPliéが深くなっていくときに、上体が一緒に動き始めて、上昇やターンの動きに転じながら、下から突き上げるように押し上げられる。

感覚の違いはわかっても、その原理や理由がすぐにわからなかったので、感触を確かめるかのようにいろいろな動きで何回も試してみた。
Soutenu en tournantからのToursや、Grand Jeté en Attitudeや、シャッセやグリッサードの移動からのアレグロなど。

ジャンプの前の着地の感覚を、はっきり意識して動くと、動きがはっきりして曖昧さがなくなり、正確性や動きのキレも生まれる。

いいことづくめだ。

2016年3月15日火曜日

Entrechat six : Memorundum

少し分解して動きを整理して、落ち着いて、間違えないように。

締める動き
内ももの動き
頭は上に、足を下に伸ばす動き

PliéからPliéまでの上昇と下降の動き
リズムとテンポ、アクセント

Pliéのときの上体の引き上げ
脚とつま先を下に伸ばす力
下から突き上げて上に抜ける力

床を弾く力と、内腿が弾ける力
4番や2番のオープンポジションからBatterieをすると、この感覚が良く分かる。
つま先は床を弾いて強く伸びて、膝もぴんぴんに伸びたところで、そのまま内腿を打ち合わせる動きを組み合わせる。パリオペラ座のドキュメントに出てきたジルベール・マイヤーさんのクラスや、若きエトワールのマヌエル・ルグリのEntrechatのお手本(Entrechat quatre、Entrechat six、Entrechat huit!!)のようなBattu、Batterieができる!

上空で脚を素早くクロスするBatterieの動き
内腿とお尻を使ってクロス
内腿を素早く打ち合わせる動き
これはCabrioleにもつながる動き

2016年3月11日金曜日

Passé tours : Comme la variation de Donquixote

Passé Toursは、前のPasséしか練習したことがなかったので、いきなりセンターでやってみて、タイミングや動きやフィニッシュなど、要領を得なかったけれど、クラスの後で何度もやり直してみるうちに、難しいけれど案外使いやすいかもしれないと感じた。

Passéは後ろで、フィニッシュはÉcarté derrière。
ドンキホーテのバジルにバリエーションのあれだ。
思ったより形に入りやすく、引き上げた足の遠心力も使えるけれどそんなに振り回されなかった。
フィニッシュも、難易度というよりは慣れの問題なので、できるようになればいわゆるキメのポーズなので、できるようになれば後は表現を加えていくこともできる。

Kenta先生のクラスだったから、男性のダンサーの動きをいろいろイメージもしやすかったのもある。

シングルのターンで、Passéの動きとタイミング、フィニッシュの動きを何度も立て続けに練習してしまって、まるで取り憑かれて寝中する少年のようだなと思った。
何かを身につけるときは、この熱中が必要不可欠だ。
最近芽生えてきたこのパッションとエンスージアズムを忘れないで意識し続けたい。



2016年3月10日木曜日

Giration sur la demi-pointe

Demi-pointeでターンするときの感覚をもっとシビアに鍛えてみたい。
例えば、Relevéで立ったままの4番ポジションから、腕とボディのひねりだけを使ってのPirouetteや、RelevéからのPiqué en dehorsをしてみると、Demi-pointeで床をしっかり押しながら、バランスを保つ感覚がはっきり意識できる。

バランスを保つための回転の動き
体感する軸、腕の軌道や、ボディのバランス、頭の動きなど、バランスを崩さないでターンするための動きは、Demi-pointeで立ったままの方が感じやすいし、シビアにチェックすることができる。
ドアを開けるように力任せに力を発生させる動きだけでは、バランスを保ち続けることはできない。

らせん状の力
軸でも、腕でも、ターンでバランスを保つための動きは、筋肉の使い方と体の構造的な動き。
曖昧な動きではなく、物理的な法則、システム中で、動きがコントロールされる。
一つのイメージは、らせん状の力を使うこと。螺旋の動きのための構造を、ボディの形、位置関係で表現するような意識。

Demi-pointeで高く立つための相当な引き上げ
PirouetteはRelevéが弱いとターンがガタガタになる。Demi-pointeでのターンをチェックしてみると、Demi-pointeで高く立ち続けるには、床に突き刺しながら、ボディの中を相当引き上げておく必要がある。
これは、Pirouetteに限らないことだけど、Demi-pointeのターンでは、この高さが必須の条件として、刷り込んでおく必要がある。

Cours d'Ayumi sensei : Ayumi Magic!!

Ayumi先生のクラスはとてもユニークだ。
もう何回も出ているのに、バーもセンターも同じことをしたという記憶がない。毎回、新しいことをしているように感じるのは、一つ一つのエクササイズが、その都度、考えられて示されているからではないだろうか。

Ayumi先生が意図しているエクササイズの効果や、アドバイスの反応に対して、すぐにできないことが多かった。「難しい」と一言で言えばそれまでだけれど、いつもできないのが残念に思えるのは、先生の「できるようにしてあげたい」という思いがあるように感じるからかもしれない。

腕とボディの空間の感覚
Ayumi Magicその1は、バーのときに起こった。ボディをしっかり保って動けるように意識して、Plié、Tendu、としていく中で、自然に腕と肩と背中を大きく使うようできて、エクササイズでしっかり動くことができた。
「腕は付け根からじゃなくて、肩甲骨から使うように」この注意は今まで何度聞いてきたことか。
それを意識しないで、別の意識である程度できていたことはうれしかった。

Conscious of time
時間の意識。大きなジャンプのアンシェヌマンは、クラスの最後のエクササイズとして、総仕上げみたいな意識でプレパレーションができて、動き始めた後もずっと音楽と一緒に動いている意識で、アラベスクのポーズのときに、シャッセの移動、Grand Pas de chat、アラベスクから歩いてJeté entrelacé、Grand Développé、シャッセ、ステップステップJeté Attitude、Tombé Pas de bourré Glissade Grand Pas de chat。すべての動きをいまでも、タイミングや、先生の注意や、スタジオの風景や動いた場所とともに思い出すことができる。
とても落ち着いていたし、とても集中していたのに、とてもリラックスしていた。全てに意識があった。
まるで何かの魔法にかけられたように感じるのは、不思議ではないくらい、新鮮で、気持ちのいい、幸せな体験だった。

ターンの問題は、体の動きとスポッティングの両立

ターンしないで動くのであれば、もっと正確でパワフルな動きもできるかもしれない。でも実際にターンする動きになると、動きをコーディネートすることの難易度は一気に跳ね上がる。

力を加えて加速したいのに、振り返るときにバランスが崩れるのでばらばらになってしまう失敗は、数え切れないくらい体験している。反省が生かせていないとうより、そもそものアプローチに問題があると考えたほうがいい。

正確なスポッティングはほんとうに難しい
頭の動きを正確にコントロールするのは、スポーツでもとても重要で、運動神経とも密接に関係する。球技やアスレチックのスポーツでも、毎日の練習での訓練や実践の中で身につけて、レベルを高めていくことだ。
バレエでも、恐らくそれと同じ、もしくはそれ以上にシビアなレベルが要求されるので、頭の動きは、毎回のレッスンや、レッスン以外の時間に意識したり、ちょっと試してみるときなどで、何度も何度も、体験して、染みこませる努力が必要だ。

見て・動いて・見る
「見て・動く」だけでは、足りない。
「よく見て・ぶらずに動いて・はっきり見る」
ちょっと大げさなくらいやってみても、まだ足りないくらい、
動きと見ることがもっと濃密に結びついた状態が必要だ。

2016年3月4日金曜日

大きな姿見でのチェックがいい

大きな姿見の鏡で見ると、背景が入らないので動きをチェックしやすいのに気づいた。

家で窓ガラスや消えているテレビに映る姿を見て動くとうまくいくのはそのせいかもしれない。

PirouetteやToursやバランスなど、よく鏡でチェックするテクニックはもとより、小さいジャンプや大きなジャンプの踏み込みや着地もチェックしてみると、スタジオで大きな鏡で見えも見えないポイントが見えてくるかもしれない。

鏡を見ながらどこをチェックするべきか、思い立ってたまにチェックするだけではなく、いつものルーティーンとしてチェックすることも有効かもしれない。

自分自身の正しい動きを、鏡の中で厳しくチェックしながら、いいイメージがあればそれをミラーニューロンに焼き付けて、体の動きのイメージとして使えるようにしてみたい。

PirouetteのPlié

レッスンの後に、大きな姿見の鏡の前でPirouetteをチェックしたときに、いつもと違うポイントに気づいた。

いつも上体の動きを直して試すことが多いけれど、下半身がバラバラになっていたので、どうなっているのかチェックしてみた。

ひとつは軸側の付け根が折れてしまっていたこと。

それから、Passéになる側の腰が開くのが早くて、しかも落ちて骨盤が傾いてしまっていた。

膝下が内側に落ちて、土踏まずも落ちていた。いわゆるローリング。踵で床をまっすぐ上から踏めないので、蹴る力が弱い。

まず軸脚の付け根を立てること。
そして反対側の脚もしっかり付け根から開いて折って、骨盤が早く開かないように、傾かないように、膝を横に開く。

下半身の中心となる腰と股関節まわりを意識して修正して試してみたら、付け根と脇がまっすぐになって、軸ができて、Passéもシャープになる。
トルクをかけなくても、Pliéからまっすぐ上に立ち上がるだけでターンのエネルギーは生まれる。

下半身の動きでは大きな力がかかるので、少しのズレでも大きく影響する。正確性が求められる。
また動きの中で繰り出すこともあるので、臨機応変に修正、調整して対応する必要もある。

その形のまま、跳んで、回る

ターンは形と動きの組み合わせとして意識する。
動きとしては、床からの力や、体のひねりや、腕の動きを使って、体の方向を切り替える動き。

形は、動きとしてではなく、保たれて、見える、「動く姿」として意識する。

振り返る動きと、保たれる形

PliéからRelevéに立ち上がる動き、Pliéから上空に飛び上がる動き、体の捻りをターンしながら切り替える動きのときに、速やかに作られ、保たれる形、姿勢を意識して、ターンやジャンプを見直してみよう。

En avant : 前後の重量バランス

En avantは前後の重量バランス
二の腕と肘のポジションが大切。ターンで手がボディに近くなるとき、肘は横に開いて身幅より広がってしまうか、下に落ちてしまう。
肘を横に広げすぎずに、ボディ、背中の軸との前後の重量バランスを使って、遠心力、回転力をコントロールする。

En avantは水平のバランス
腕の重さは水平のバランスでも重要。二の腕と肘のポジションによって、動きの中で慣性モーメントが適切にコントロールされる。

2016年3月2日水曜日

体を角度と方向にしっかりはめる

Toursだったら踏み込みのとき、ジャンプする前、振り返るとき、スポット、着地のとき、全てに角度があって、体の形と方向がある。

体をそこにしっかりはめるように意識することは、カウントや音を外さないのと同じように、基本的で、重要なことだ。


その意識ができれば、それぞれの形と動きのレベルと精度を上げていくことで、テクニックのレベルも高めていくことができる。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...