上体の動き出しと、慣性モーメント
Pliéで床を押して立ち上がるまでの間に、回転の動きのきっかけと、体の中の動きと、腕を張ってまず慣性モーメントの大きな状態を作る。二の腕を左右横方向に離して、背中と脇のハリを作り、肘から先も脇から遠い位置に離して、大きな円周を作る。
床からの回転のトルクと、Pliéのハリを使って、骨盤と軸を回転させる。Pirouetteだったら素早くPasséの引き上げとRelevéで突き刺す状態になる。お腹の引き上げと、股関節の捉えを感じてから(準備してから)次の動作に繋げるイメージで。タイミングも大切。
ボディはしっかりハリと形を保って、慣性モーメントを小さくして、回転を加速させる動作をロスなく伝えて、マイナスの動作で邪魔をしないように。
下半身の動き、Pliéの使い方
PliéからPasséに立ち上がるときの、足は膝下と大腿骨の動きを正確にコーディネートする。
À la secondeのときは動脚の動きを意識しているけれど、Passéはポジションや軌道がまちまちになってしまっていて、まだ正確は動きを意識できていかもしれない。
腕を水平方向に振る
横方向に張る力を集めて回転を加速させる。このハリが、床からの力と繋がって、回転の大きなエネルギーになる。ゆっくりハリを作ってゆっくり回る回転もできるし、素早くスピーディーな回転では素早くハリを作ってコンパクトにまとめる。大きな力を一気に作ろうとすると、わずかなズレが大きな力の崩壊を起こしてしまうこともある。大きなエネルギーはより正確にコントロールする必要がある。
腕を遠くに長く使うことで慣性モーメントの差も大きくなり回転の力が大きくなる。ただ、体に一番遠いところから、一番近いところまで使う必要はほとんどないから、臨機応変に使い分けられるようにする必要がある。
また、肘から先だけを鋭く(強く)使うというのもある。腕全体を大きく動かすよりも、脇から二の腕までの動きは小さくて済むので、肩と背中をあまり使わずに(変えないで)できる。
腕は左右別々に動かして使うけれど、開いて閉じるときには、体の真ん中に集めて回る。ToursでHidemi正確に注意してもらった「自分で下りる」のと同じように、両腕をまとめたら、腕の力を使わないでそのまま回る。
ジャンプするときは、腕は少し低めで、さらにボディを下から押し上げるような感じ。
慣性モーメントの受け渡し!?
Pirouette en dehorsでは、Passéの側の腕は最大に遠くに張られたあと、Passéと同時に体の中心にまとまられる。軸側の腕は、Pliéをしながらハリを作って、Passéに立ち上がるときに、Passéの側の腕と、体の前で出会うようにまとめられる。まとまるためにボディの前に戻ってきた(?)Passéの側の腕に、軸側の腕の力を受け渡すように、実際にタオルか何かを受け渡すのと同じように、動きとタイミングが一つになるように。
Giovanni先生が教えてくれた、Passéの脚と軸側の腕は一緒に真ん中になるようにということも、この感覚についての注意なのかもしれない。
PirouetteとToursが、もう一息のところまできている感じがする!!
肩と股関節のジョイント
慣性モーメントの力をボディに漏れなく伝えるためには、ジョイントは折れてしまってはいけない。Passéの脚は付け根の前側は股関節から折るけれど、お尻の側が抜けないように、En dehorsして張っている。
前後のアクセント
スポットに対して、体の中の前側のバランスは取りやすい。スポットを切り替えるときのバランスを意識して感じるようにすると、常にバランスを保っていることができる。回転の後半の感覚を完璧につかみたい。
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