2010年11月18日木曜日

高さの違い、理想の高さ

街の中でプロのダンサーを見かけると、パッと見でそれ以外の人(一般の人)と明らかに違うのがわかる。
その違いは、日本人と欧米人の違いよりも大きい。そしてその違いのポイントは頭の位置の高さだ。(首の長さとも言える)
バレエを習っている子供達も同じように見える。

回転やジャンプのテクニックでも、ボディの高さ、腰の高さ、頭の高さなど、高さについて見直して見ると、高さ不足でうまくいっていなことも多い。

高さを意識するだけで、いろいろな関係性に変化が生まれる。軸、頭の位置、脇、背中、ボディと下半身の関係性、En dehors、5番ポジション、
床との関係性、スポッティング、プリエ、アームズ、etc.

飛ぶための羽根
実際に羽ばたいて飛べる訳ではないけれど、背中、脇、肩甲骨、腕のハリ、ボディの軽さを感じていると、重力を使って、床を押した反動でフワッと浮かび上がったり、つま先と足の裏とプリエを使って、とてもソフトに着地したり、飛ぶ感覚は意のままにコントロールすることが可能になるだろう。
ボディを引き上げる脇と背中、肩甲骨の力は、まるで、飛ぶための羽根のように、引き上げや跳躍の感覚と ひとつになる。

回転のテクニック
バレエの回転は、方向が大切で、正確なスポッティングがあってこそのテクニックだ。
回転運動を何とかしようと、そればかりやっていても、スポッティングが伴わない回転は、結局何の役にも立たない。正確な回転を意識しながら、先ずは正確なスポッティングを訓練して、そのテクニックを身につけることが回転のテクニックの本質に触れることになる。

全てを統合する理想のイメージ
素晴らしいダンサー達を見て、自分もこうなりたいと客観的に理想の姿、踊りをイメージすることができる。
時々、鏡に映った自分の姿が、予想以上にいい感じだったり、思ったより細く見えて驚くことがある。
超絶技巧のテクニックや、とても美しい動きと体のラインを、本当にできるようになりたいと思ったら、その理想の姿や動きを、細かいところまで再生できるくらい、頭に焼き付け、実際の動きをなぞるように、正確に再生しながら、神経と筋肉とイメージに焼き付けることだ。原理を正しく十分に理解できていて、瞬時に応用もできて動けるようになれば、さらにレベルの高い能力を身につけたことになる。

上級への道
上級のレベルとは、、、?
バレエクラスの上級レベルは、クラスの内容を全て、きちんとできること、その上で、いろいろな課題を見つけながら、さらにレベルアップやレベルの高い維持をできることだと思う。上級クラスには、その条件を満たす人たちが集まっている。スポーツと同様に、その中で自分のパフォーマンスを確かめながら、実力差を示すことができる、自己顕示ができるのは上級者の特権である。
人より上回るパフォーマンスを実現するのには、技術面でも、体力面でも、ベースの高い力が必要だし、その状況の中でいろいろな思考、判断ができる頭とセンスが必要で、センスの良さはその人をさらに際立たせる。

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