2019年10月1日火曜日
アッパーボディの理解から先へ
上体との同調を意識しないで、普通に脚を引き上げると、下半身の動きがターンに遅れ、鎌足になったり、軸脚がインになってしまう。
アッパーボディが動きをリードしながら下半身の動きが弾みをつける?
とここで、再びWayne Byarsを確認すると、
・ボディを下がりながらローテーションしていく。
・下でバランスを取る。あとはまっすぐ上に上がるだけ。
・頭は軽く、頭蓋骨の付け根から上に、前に。頭を後ろに押さない。
・頭を振り返らせるのではなく、目を(視界、視線)振り返らせる。
・後ろ足は踵を前に弾く。
下でバランスが取れたところから、一気にポジションに立ち上がると、下半身の動きが遅れることもなく、上体と同調できる。バランスと、タイミングを一気に解決することができる意識だ。
トゥールでも同じようになるだろうか。
となれば、Assemblée en tournant、Jeté entrelacé、Double Cabriole、Pas Ciseaux、Grand Jetéなど、他のジャンプでも同じことが使えるだろうか。
Chikako sensei : Upper body!!
胸を下ろす意識をわすれていいたところ、先生に注意してもらって、そこから脇を長くという注意と一緒に意識し直した。
ピルエットで思い切り振り切って、ターンの勢いとタイミングを作れた。
頭がブレないのとボディがブレないのは同時の関係性ということが、あらためて実感としてわかった気がした。
ターンをするときに、頭がブレないで振り返るためには、土台となるアッパーボディがその場で正確にターンする必要がある。そこがブレると頭もぶれる。タイミングもずれる。
アッパーボディのところは、肩ということもある。背中というときもある。胸という表現もある。でも、今日はっきりしたのは、アッパーボディと表現できる、肩を含む、胸から上の部分。
アッパーボディと頭の動きがブレずに、正確にできると、ターンの一番大切な部分を手に入れることができる。
胸の下から脚
左右の脇をしっかり立てて長いまま、アッパーボディがしっかりしたとこで、脚を動かす意識は、コアを使って脚を動かす意識につながる。En dehorsにも、つま先まで長く脚を伸ばすことにもつながる。ボディと脚を切り離して、まるでリモート操作しているように遠くに伸ばして使えるようになる。
つま先の力
アレグロも、グランジャンプも、つま先と足の甲に力を入れて、つま先から床に入って、つま先で床を弾いてジャンプする。
ストレッチした脚
膝の裏もピンピンに伸ばす。アラベスク、パッセ、ストゥニュ、グリッサード、ジュテ。
En hautのジャンプ
2段階で一番高いところに到達して、留まる。
仙腸関節
Attitude、Arabesqueでは、仙腸関節がしっかり使えるように意識しながら。
仙腸関節(仙骨)は、脚を後ろに上げるときの、軸脚と動脚のまさに中心。しっかり中心に集めた(クロスした)ところで、脚を高く上げて行くと、軸脚はアウドゥオーに働いて、踵が前に伸ばされて、股関節の後ろ側と内側を使うことになる。
お尻を後ろで綴じるようにという注意では、お尻と内腿の筋肉を使って大腿骨を外旋させる意識だったけれど、仙腸関節の意識は、筋肉ではなくて骨関節を動かす意識と感覚なので、よりシビアで具体的になってくる。
ただし、カレン・クリッピンガーの「Dance Anatomy and Kinesiology」では、仙腸関節の障害も多数報告されているので、過剰な負荷は注意が必要だ。女性の方が動きもあるし、障害も発生しやすいらしい。
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2019年9月27日金曜日
プレパレーションで腕をクロスしすぎないように
少し勢いが足りない感じがするのは、捻りが足りないのと、床をもっと使うことと、反対の腕の勢い、はずみと、カウンターになる開いた腕の戻しあたりに問題があるだろうか。
間違えていたのは、クロスさせすぎて、開く動きと反対の動きで止めてしまっていたのと、そのせいでターンの角度が大きくなりすぎて、いくら勢いがあっても遅れてしまっていて、しかもスポットの角度も大きくなって、タイミングがずれてしまったことなど、やりたいことに繋がらない、間違いだらけの原因を作っていた。
さっそくAkimitsu先生のクラスで試してみたところ、トゥールは少し力を入れすぎてしまったけれど、ピルエットはトリプルもスムーズになって、しかもフィニッシュでも余裕ができた!
マリンスキーのカンパニークラス(イゴール・ペロロフ先生)をテクニックの参考にしようと思っているが、キム・キミン、アスケロフ、シクリャーロフもみな、プレパレーションでは、腕をクロスしすぎてはいないし、首を左右に切り替えながら、ターンの勢いを持続している。
これを使って、Pirouette à la secondeもコツをつかむことができないだろうか。
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2019年9月18日水曜日
360°のビュー
動きは立体的なので、鏡での2次元で、しかも正面のからのビューでチェックしている限り、見えてこないことがたくさんある。
例えば、ターンで振り返る前に後の腕が少し下がっていても、鏡でチェックするだけだとそんなにひどくは見えないので、それが原因でバランスを崩していても気づきにくい。
しかし、それも、違う角度から見れば一目瞭然でわかる。
鏡に映るイメージと、実際の感覚を結びつけて、動きを修正したり、正しい動きを理解するには、高度な認知能力、理解力が必要になるだろう。体の感覚と、その理解度が高くなければ、普通はそのレベルで気づきを得たり、動きにフィードバックするのは無理だと思う。
ダンサーたちは、ターンの瞬間に目をつぶったり、少し目線を下げることで視覚の情報を制限して自分の体の動きに集中し、知覚しようとしている。動きを感覚として身につけるために、その動きを繰り返して覚えていく。
フロアの平面上の2次元的なレベルだけでなく、空間全体の3次元的な中で、動きと感覚を身につけることができたら、動きはもっとり立体的にそつがなく、スケーラブルになっていくだろう。
ターンは反復動作:1回目のターンが重要
ターンのプレパレーションの正面のスポットから、1回目のターンでスポットとボディが正面に戻ったら、2回目以降のターンは再び1周して正面に戻る動きの繰り返し。
1回目のターンで正面のバランスができれば、あとはバランスを保ったまま同じ動きをシンプルに繰り返すだけだ。
ダンサーの動きをスローモーションで見るとそれがよく分かる。
アンファスのポジションから、顔を残してボディがさらにターンしていくところから次のターンが始まる。
スポットを切って、頭の位置が動かないように向きを切り替えて、頭を乗せ替えて、正面に戻ってくる。
見て分かっていても、このことを原則として理解していないと、同じようにはできないのかもしれない。
ターンの腕のはずみ・開いた後の腕のポジション
ターンの力は、左右のタイミングの差でも作られる。
腕を開いて閉じる動き。
左右同時に開いて閉じる動では、回転の動き(力)にならないけれど、同じ動きを、左右のタイミングをずらして、組み合わせることでターンの勢いと、最適化した軌道を作り出すことができる。
開いた腕は、先にターンのときのポジションにセットされて、その後に閉じてくる腕の勢いと組み合わさって、ターンの動き、力が生まれ、ターンの形ができあがる。
2019年7月3日水曜日
なぜピルエットはパッセ(ルティレ)のポジションか?
パッセに問題があると、形やバランスやタイミングなど、ピルエット全てに影響する。
ピルエットは片脚でターンするテクニック
ルティレのポジションは片脚でターンするときの一つのポーズであり、美しく、または力強く、たくさんターンするのに最適なポジションとも言える。
ターンの動きの一部
ルティレはポジション、ポーズとしてだけでなく、パッセに立ち上がる動き自体がターンの最初の動作として、回転の軸に対して、トルクとパワーをかけている。これは、上体の動きと切り離して考えれば、回転のエンジンのような役割りで、バランスが保たれていれば、それだけでトリプル以上ターンできるくらいの力を発揮することができる。
上体で軸のバランスを作る
ターンは上体と下半身と軸のバランスでできている。パッセでの勢いを活かすには、上体で軸のバランスをしっかり作ると、強い力を軸に伝えることができる。
肩の動きとパッセの動き
肩とパッセは一緒に開いていく。
軸に対して肩を開く動きは、パッセの動きと同じく、軸に対してトルクとパワーをかけるが、上体では開いた腕をまとめる動きで遠心力を回転の力に加わる。
感覚としては、開く力よりも、後の腕と肩と脇でプッシュするような感覚。
ターンの途中では、開き続けながら、プッシュし続けていく感覚。
Passé Tours
腕は開いてまとめる動きと、頭と上体はスポットとターンの動き。
形で回ることを意識しても、上体の動きとジャンプしてパッセになる動きのタイミングのコーディネーションはなかなか難しい。
下半身と上半身の動きを切り離して、ピルエットと同じく、ターンに下半身の力(パッセになる動きによる)を使うと考えれば、上体の動きは軸のバランスを作って、ターンの勢いを殺さないように、ポジションを保って、さらに少しプッシュしていくような感覚ができてくる。
上から見たら半月の形
ターンのスピードとバランスに関わる動きは体の前半分の180°の範囲で行われている。背中はフラットな面になっていて、中心の軸のあるこの形が崩れると、連続のターンは崩れて終わる。
動脚と腕:軸脚とトルソ
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