2010年8月7日土曜日

Cours de Mio sensei : specific class

回転系のテクニックとアレグロ中心のクラスで、先生のひとつひとつのアドバイスがとても参考になった。たくさん刺激を受けて、その場ですぐに効果の出たこともあった。

ボディを三角に使う
ボディのスクェアを回転するときに、両肩とお腹の中心を結んだ三角形になるように使う。
左右の軸をタイトにクロスして、床に突き刺さって行くように。でも両肩、胸は逆に左右に引っ張られるように張っている。
この意識を守ると、背中を丸めてしまうことがなくなる。すると自然にスポッティングができて、軽く回っても、強く回っても、軸が崩れにくくなる。脚の付け根、お腹、背中がしっかりしていても軸脚のつま先の力がないと回転の軸が不安定になってしまう。

Tours
開く腕の方に引っ張られないように
真っ直ぐ上にジャンプする

Chainé
肩が上がって腕(肘)が浮いて脇が抜けてしまっていた。力が入りすぎているのを注意してもらって、力を抜いたらいい感じになった。

Tours en l'air

研究と試行錯誤は少しずつ。まだ核心にはたどり着いてはいないながら、もう少しでつかめそうな予感はしてきている。体は十分にToursに耐えられるようになっているので、あとは核心に触れるためのキッカケが欲しい。
とは言え、左回りのピルエットと同様に、少しずつ形になってきている。大きな間違いをしなければ、真っ直ぐにジャンプできるようになってきたし、スポットの感じも少しよくなっている。ただ、まだ降り回そうとする意識が捨てきれていないので、左右の脇や肩が崩れてボディが歪んでしまうことがある。そうなると、あとは何をしても軸を取り戻すことはできない。間違った意識をなくすことがまず先決かもしれない。

体の各パートの感覚を使う
うまくできるときのカウンターフォースの感覚のように、Toursのポイントとなる体の各部分の感覚をいろいろ使えると、崩れることもなくなって、自然に無意識でもできるようになるだろう。ドゥミポワントでのテクニックは、バランスや軸が難しいけれど、
それだけに、できるための様々な感覚を身につけてコーディネートすることが必要だ。
また、とにかく真っ直ぐにジャンプするには、目線を少し工夫することも助けになるかもしれない。いろいろな工夫をして、まずは真っ直ぐにジャンプする感覚を身につけることが必要だ。

タイミングとイメージ
動きを客観的に捉えて、イメージして再現する。うまくできなかったときの原因、状態(自分でわかれば)と比較して、その差をなくすように努力する。

2010年8月4日水曜日

Saut de basque

Saut de basque、Assamblé en tournant、そしてTours en l'air も、ダブルにするためには床から浮き上がった瞬間に、素早く両サ
イドの軸を回転の方向にまとめて、軸とボディの鋭い回転を生み出さなければならない。回転が鋭いほど、スポッティングも正確に、早くできないと、制御不能でばらばらになって、たいへんなことになってしまう。
怖さを克服するためには、視界を広く、そして視点を定めて崩さないことが大切だと思う。
軸とボディとスポッティング、この3つが揃わないとできないテクニックだから、この感覚を養い身につけることが重要だ。

Dominique Khalfouni

ドミニク・カルフーニは、ローラン・プティのマルセイユでの踊りを映像でしかみたことがなかったけれど、ドキュメンタリーの中でオペラ座のエトワール時代の写真や映像はとても美しく、そして一緒に踊っていたバリシニコフやピエール・ラコットなどのダンサー達の話からも、その美しさはExtraordinaireだったことがよくわかる。アニエス・ルテステュは「周りのダンサーより10年先の踊りをしていた」「クラスでのお手本に見とれてしまって順番が覚えられなかった」と話していたのが印象的だった。

Classique Ballet

ストリートパフォーマンスは、歌や演奏や踊りなどで道ゆく人の目を止めて、楽しませることができるけれど、クラシックバレエではそうはいかない。舞踏やコンテンポラリーダンスだったら、突然目の前の人の目を釘付けにすることができるかもしれない。アスリートのように、超絶技巧で得点が得られる競技ではないが、決められたスタイル・様式の中で表現やテクニック、演技によって見る人を感動させる。

クラシックバレエを習うことは、単に踊りを習うということではなく、そうした様式、そして美意識、芸術を習うということだとあらためて感じた。

2010年8月2日月曜日

Cours d'Yuka sensei

ダンサーが、バレエのポジションや、動きの基本を実際に見せてくれながらわかりやすくレクチャーしてくれる、クラスを受ける際の意識や注意点を丁寧に教えてくれる。久しぶりに出てみてあらためてそんな印象を受けた。自分で考えるのではなくて示された課題、理想にそのまま取り組むと、自分のことではない、バレエというものにコンタクトしている、そんな感じがした。
そのせいか、いろいろな気づきがあった。

お腹の引き上げとボディのかたち、美しい姿勢。
ピルエットのタイミング、腕を開いて閉じるとき、プリエから立ち上がるとき、アンオーの腕の位置、ボディと軸とのバランス、関係性。
見る視点と視界、視界の中での自分の位置、軸の位置。

トゥールのタイミング、左右の腕を腕が合わさるまとめる位置、タイミング
ピルエットも、腕のタイミングと位置を意識すると、苦手な方と得意な方の違いがある。
このとき、いつもどうやってバランスを崩しているかがいつもより具体的に、明確にわかった!それはトゥールでも同じように軸を失ってしまう原因になっていることだった。Tours en l'air、まだ先のことかと思っていたけれど、このことに気づけたことは大きい。今まで間違っていた(逆のことをしていた)ことがわかったのだから、Toursは不可能なことではなくて、できることになる可能性がある。次の練習の機会が楽しみだ!

Sergei Polunin, Steven McRae, Miyako Yoshida

セルゲイ・ポルニン
ローザンヌの時とは印象が違って、もう大人の青年という感じだった。体も大きくなって、繊細な細い感じはなくなって、しっかり力強い印象だった。テクニックは、美しいキレのある回転とジャンプで、安定感は相変わらずだった。
スティーブン・マクレー
いかにもロイヤルバレエというスタイル、ヴィジュアルで、ホールバーグのように細く長いX脚は立っているだけでノーブルな雰囲気だ。テクニックもあって、特に回転にキレがあって、期待以上に印象に残った。
吉田都さんは、素晴らしいポイント・ワーク、軸脚がビシッと真っ直ぐで美しく、アラベスクのつま先もとてもきれいだった。ピルエットやシェネは、映像で見ていたのと同じで、クオリティの高いテクニックを実際に見られて感動した。これがまさに円熟というのだと思う。
全幕ではない舞台だったけれど、ロイヤルバレエのダンサー達はみな素晴らしいテクニックと表現力で、さすがに一流のプロフェッショナル。あんな風に踊れるようになりたいと、うらやましく憧れる。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...