2012年10月31日水曜日

静かで吸い付くToursの着地

Toursは、5番のプリエからジャンプして、上空で2階回転して、5番のプリエに下りる、高度なテクニック。

Toursの前のシャッセから5番のPliéに入るとき、つま先から踵をEn dehorsしながら床に設置していく感じを、着地のときも同じようにすると、静かで床に吸い付くようにきれいな5番に着地することができる。

足の甲を伸ばして、つま先をくるむように足の裏を使っている状態で、上から小さな1点に突き刺すようにつま先から床にアプロチして、踵まで吸い付くようにつけていく。

薄い氷の上で、氷が割れないような、ソフトでデリケートなタッチができると、とてもソフトなプリエになる。

2012年10月30日火曜日

ボディのターンをリードする腕の使い方

腕のバランスを意識することで、腕の動きの正確なコントロールが意識される。腕のバランスの感覚を使って、回転の動きの中でさらに重要な発見ができた。

回転の前半のバランス
回転の前半の動きは、回転の成否を決めてしまうくらい重要なのに、正確性についてはあまり指摘されることはない。腕のバランスを使って、回転の前半の完璧なバランスを確保できたとき、後半の動きに残された課題はあとわずか。

右回転のPirouetteを右腕だけで
左腕は腰に手を当てて肘を張っているようにして、右腕だけでを使ってPirouetteをしてみると、ボディの左サイドは無理に押し込んだり力を加えることはなく、女性がポワントでサポートされて回るときのように、足りない分を送ってあげる感じの正確で小さい動作だ。

Spot first!!
左サイドの背中と脇をビシッと戻すには、頭が先に戻っていないと、うまくいかない 。
Spottingの重要性をあらためて実感する。

回転=まとめる動き、集める動き
大きな準備の動きから、動きはシンプルに、回転している間のポジションにまとめる動き。
腕をまとめることでボディと軸に回転の力が加わり、ターンがスタートする。Passéのつま先の動きも正確なポジションに
最初の回転のポジションからさらに絞ることで加速させる。
振り回したり、勢いをつけたり、固めて縮こまるのは、回転とは関係のない動き。

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◇腕の使い方
→クリーンな回転
スポッティングの感覚
腕とボディの形を意識する
丸い腕の水平の動き正確な動き
→前後の方向でチェック
→見える範囲でのチェック(把握)

◇Toursのように上に抜ける動き
・ボディな高さを意識する
・高い位置に立ち上がることと、高いを保ってその位置で回ることを意識する。

Cours de Maylen sensei

肩を下げる
顔から胸にかけて、前側はスッとおろしておく。

Pirouetteは脚の力で回る
床を使って下半身の力で立ち上がって回る。軸側の二の腕と脇の空間を保って、軸の面で床を押して真上に立ち上がる。

肘の位置と二の腕の力を意識してみて、もしかしたら初めて、先生に腕のポジションを注意されなかった。それくらいいつも、腕のポジションを注意して直してもらっていたので、少しはよくなっているのか?と思いながら、感覚も試すことができた。

そして、その腕の感覚と、体の前側の空間のをお腹の引き上げと「お腹を中心としたRetiréのバランス」を意識した最初のRetiréのバランスで先生に"хорошо!"と言ってもらえてとても嬉しかった。

Maylen先生には注意されなかったけれど、他のクラスではお腹を開かないように注意されることがあった。真ん中を閉じておいて、脚をEn dehorsするように注意される。
お腹を中心としたバランスでは、軸脚の上に高く立つときに、軸脚とお腹が繋がって左右の内腿が使われるのがよくわかる。 個別に意識するより、実践的でテクニックに直結する。

Pirouette en dehors:背中の意識と感覚

PirouetteやToursやChaîneなど、連続でスポットを切り替えて振り返るときは、背中の感覚がないと連続の回転はうまくできない。
ボディ向き=背中の向きくらいの意識で、背中の面を正確に切り替える動きが必要だ。Emboîterのようにはめ込む動きは、回転の感覚の修正に役に立つ。

肩越しに顔を切り替える
正確なスポッティングの目安として、ボディの方向と、頭の向きの関係性を常に正確にする必要がある。スポットを切り替える瞬間の肩越しに顔を残している形は、魅せる形ではないけれど、機能として必ず見せなければならない重要な形。

120+240=360°
顔はボディの前側に付いているので、首を左右の最大に振っても(鼻の方向、顎の方向の振れ幅は)120°くらい。スポッティングしている間にボディは150°から180°くらいの幅で回転して、スポットを切って反対側から戻るまでに、残りのバランスの難しいパートがある。目線を切っても軸のぶれない水平の回転ができれば、自転車の手離し運転のように、「ながら」でいろんなことができるようになる。腕や脚のポジションも自在に切り替えながら回転することができるようになるかも。

もし、目線を切っているときに、バランスをコントロールして保つことができたら、バランスを失って吹っ飛んでしまう恐怖がなくなるだろう。そうなれば、極端な話、それに耐えられる体があれば、どんなに振り回しても、加速させても怖くない。超絶技巧も夢じゃない!?

Petit saut:お腹の引き上げ

お腹の引き上げ
わずかな意識の違いで、動きのクオリティが大きく変わる。お腹を引き上げることでボディを軽く持ち上げているような感じ。イメージは、丹田のあたりをおへそや鳩尾(みぞおち)や背中の方に近づける感じ。
お腹の引き上げでアライメントや筋肉の関係性が変わり、普段の意識もあらためて働いて、少しずつ調整されてポジションはさらに最適化される感じ。

内腿の意識、Pliéの膝の位置、つま先と足の裏と足の甲の意識。

小さいジャンプの質を変えるのは難しいけれど、お腹の引き上げでPliéも変わるので、シビアに追求していけばまだまだ改善の余地はたくさんあるだろう。そして小さいジャンプが変われば、Allegroや大きいジャンプの質も変わる。よりバレエらしく変わるだろう。

バレエ状態
体を自然に意識できるように、それが自然な状態になるように、ポジションや動きの中だけでなく、存在する状態を意識して保つ。

筋肉と空気:ボディと空気のImagery:ボディの新感覚

胸いっぱいに空気を吸い込んで、胸郭を思い切り大きくすると、ボディは軽くしっかりする。
すでに筋肉がしっかり付いているところで、筋肉に力を入れる以上にボディが強くなる感覚。
しかも軽い!

ボディをしっかり保つ方法は、筋肉の働きだけではない、、、。

空気を入れるメタファー、Imageryを、胸からさらに広げていくと、新感覚の世界が体験できた。
Etsuko先生がよく使う「脚の付け根にも空気を入れて(隙間ができるように)」という表現を試してみたら、RelevéやPasséなど、脚を引き上げて使う動作の感覚が変わるのがわかる。

ダンサーの重力、空間の感覚!
筋肉の感覚じゃないからまわりの空間、空気、立体的な動きと馴染み、親和性が高い。
これがダンサーの感覚なんだ!と驚きの発見がとつぜんやってきた。
Pirouetteをしてみると、スポッティング、Passéの感覚がわかるようになっている。(まだ完璧にはできないながら、感覚がわかるのは新感覚)
また、少し軽くジャンプしてみても、筋肉を意識していたいままでのジャンプの感覚とは違う(内股とお腹の引き上げをいしきしてだいぶよくなってきていたけれど、それ以上に)、ボディや付け根やつま先やEn dehorsの動きなど、すべてにおいて、より理想に近いジャンプの感覚を一瞬で感じる。ToursやPirouette以外にも、Double cabriole、Assamblé en tournant、Saut de basqueなど、いろいろなテクニックができるようになる可能性があるかもしれない。それくらい、ポテンシャルの高い感覚だと感じる。

Manuel Legris、Diana Vishneva、Maylen先生、Andrey先生、Etsuko先生、ボディの上体が変わらないで腕や首から上や腰から下を繋がりながら切り離して使っているのを、どうやっているんだろうと思いながら、客観的に見ていた。

ボディとEn dehors
このボディを、お腹と付け根からつま先までのEn dehorsと、さらに肩甲骨から指先までのEn dehorsにつなげると、頭からつま先、指先まで、完全なリンクができる感覚を覚える。

これが目指していた理想のバレエダンサーの状態じゃないか!と感じた。
今さらながらの、新発見。その確信の度合いはかなり高い。

2012年10月29日月曜日

Cours d'Andrey sensei

美しいポーズ、本物のバレエ
センターで、先生の動きを近くで(後ろから同じ角度で)見ることができて、同じように動いてみようとして見たところ、ポーズのポジションも形も動きも、何から何まで違いすぎて、すべてにおいて質の違い、レベル高さを感じて、圧倒された。本物のバレエを、目の前で見た。

背中は(ボディは)ほとんど変わらない。
何をしていても、ボディはほとんど変わらないまま。腕や頭や、腰から下は上体と切り離れている感じ。
腕も使って上体を強くしておくと、重力が少なくなって、何をするにもより小さな力でできるようになり、接地や着地も軽くなるので繊細な動きもできるようになる。

肘の位置と上体の空間
頭を高く引き上げていても、それだけではまだ足りない。Andrey先生とは頭の位置と角度が違った。そして上体の空間が違う。

バランスは下にも押す(突き刺す)意識
上には引き上げながら、下にも押してバランスのいい形を作る感じ。PirouetteやToursではこの感覚が軸の感覚につながる。

Passéのポジションから回る
クロスしたPasséになってから、押して立って開く。つまり最初からまとめておく。
上体は腕も使って大きく開く。逆サイド軸脚側は斜め下に突き刺して、螺旋状のエネルギーを作る。
Passéは5番ポジションからRetiréに引き上げたところだから、付け根もお尻もクロスしたままのポジションだ。そこから脚をさらに引き上げて、つま先が膝を乗り越えて後ろのRetiréに切り替えるとき、前後のクロスが入れ替わる。
今まで、Passéは横に開くことを意識していた。開くことで内腿も膝もつま先も引き上げられると思っていた。でも実際は、開くことよりも付け根をクロスしたまま胴体を丸めて内腿、膝、つま先を引き上げて、反るときに付け根から内腿と膝を開くことで回転の推進力作る動きをしている。脚を引き上げようとして、回るときに胴体を丸めるのは全く逆のことをしている。これではいくらやってもできるようになるはずがない。
下に押す(上下に伸びる)意識は、胴体を反りながら(胸を開いて)、一番高い位置にするのを助ける。理屈が分かればもっと意識して動くことができる。

En hautはもっと上に!体を引き上げる。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...