床に対しての力を働かせて、ルルべや空中で回転をする。高いパッセの姿
勢、そしてストゥニューではさらに高い位置でクロスもしている。プレパ
レーション、高い位置でのポーズ、スポッティング、そしてフィニッシュ
では、形だけではなくタイミングも大切だ。もちろん音楽的なタイミング
もあるけれど、作用する力、ハリ、反発、加速、方向、垂直、水平など、
力学的なタイミングもテクニックをうまく実施するためには不可欠だ。
そして、ひとつひとつの作用、力、方向、動きは、コーディネートされて
初めて正しいバレエの動きになる。
ダンサーは、このことを感覚と体で覚えているので、いつでも正確に再現
することができる。卓越したダンサーは、美しく芸術的にコーディネート
する。
先生のお手本の中で、しばしばそうした動きを垣間見ることができる。そ
の一瞬の美しい動きに感動して、イメージが脳裏に焼き付く。バレエクラ
スの素晴らしさはそこにもある。
残念なことに、それの全てを自分の中に取り込むことはできない。イメー
ジと現実の差分を埋めるには、努力とそして才能(センス)が
必要だ。
バーレッスンでうまくストゥニューができたとき、同じタイミングで
トゥールができそうなイメージが沸いてくる。パッセで高いバランスが取
れるとき、その形のまま、カウンターフォースを使って、真っ直ぐな軸で
ピルエットができそうなイメージが沸いてくる。
ひとつ気づいたのは、それは闇雲にやっては実現できなくて、正しい形と
タイミングが必要だということだ。今年はこれからのレッスンで心がけ
て、さらにスキルアップしたいと思う。
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