テクニックでもポーズでも、動きの形ができているだけでは十分ではな
い。舞台に立って踊れるようになるには、フロアにもっとしっかり立てる
ように、強い足の裏と強いつま先で、床との関係性を強く持てるようにな
る必要がある。
伸びたつま先は、床を使うことで見せることができるし、回転やジャンプ
ではエネルギーが必要で、そのエネルギーは床をいかに強く使えるかに
よって変わってくる。床を使えなければ、高い位置での鋭い回転や、フ
ワッと浮かんでいる跳躍は生み出せない。
軸:
床を使うことで、軸は繋がる。ボディや手脚に力を入れて固めているだけ
では、人形と一緒で、自分では何もできなくなってしまう。柔らかいしっ
かりとしたプリエから、上下に突き刺すように伸びる軸が繋がってこそ、
見て美しいテクニックやポーズが可能になる。
背中、脇、アームス、ボディ:
足の裏とつま先の力に負けないように、上体も強くなければならない。上
半身だけ見ていたら、とても優雅に演じて表現できる、引き上げの強さが
欲しい。
それを繋ぐお腹もとても大切だ。
引き上げとハリと軸、重力を感じ出せないように、自らの中にエネルギー
を持って、空間の中に存在する、そんなイメージで踊れたら理想だ。
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