2013年2月14日木曜日

背骨中心、背中重心

Pliéの時もバランスの時も、そして立っている時も。
つまり、いつでも。

ジャンプの踏み込みも、重心が前になると、脚の付け根が引けて、お尻が開いて、太腿の前側や付け根の力を使うジャンプになってしまう。

PirouetteやToursでも、またAllegroでも、Pliéは背中重心で、体の後ろ側を使えるように。
頭と背中が高い位置のまま上から床を押すように。

踵を前に、膝は横に、脚の内側をストレッチして、Pliéの力を横方向に使えるように。そして集めたときに最強の5番になるように。

背中と脇の空間を押して、ボディはそのまま真っ直ぐ上下に移動するように 。

Double Tours or Triple Pirouette

Tours en l'airはとても難しいテクニックだと思っていた。今でもそれは変わらないけれど、スポッティングと軸の関係で考えたとき、またダンサーたちが楽々とこなしているのを見たとき、テクニックの動き自体はシンプルだ。
プレパレーションから着地までの動きを細かく正確にトレースして、どこが難しいのか、どこができていないのかを把握して、克服するための練習をすれば、テクニックを身につけ鍛えていくこともできるだろう。

トリプルPirouetteも、ダブルToursがシングルとは違うように、シングルやダブルのPirouetteとは違うコツが必要なのだと思う。トリプルPirouetteができるようになったら。Pirouetteのダブルの後にAttitudeやArabesqueのポーズになったり、そのままPiqué ArabesqueやGrand Fouettéなどにつなげたり、ターンのていの幅が広がると思う。

PirouetteのPasséの重要性

PliéからPasséまで
Pirouette en dedansは、Passéがスポットと同じ方向なので自分視界の中にあるから形を作りやすい。逆になる軸側の動きをきちっとはめる。
En dehorsのPirouetteは、Passéはスポットと逆の方向なので、スポットを切って正面に戻って来るまでの間に、軸脚のターンと連動しながらPasséになる。

左右が一つに
PasséのサイドのPasséの脚と上体の脇と腕のポジションを素早く作り、軸脚と軸側の脇と腕のポジションも瞬時にまとめる。(左右を前後に重ねる動き?)
このターンするための形を素早く作ることがスムーズで正確なターンの動きに必要だ。
強いターンをするときは、大きな動きから集める動きに移行する中で加速的に力を生み出している。

Passéは膝を素早く引き上げる

腕の動きでは肘を先にポジションに持ってくるように、PirouetteのPasséは膝を素早く引き上げてポジションにはめるようにすることで、慣性モーメントを小さくして、スムーズなターンが可能になる。

慣性モーメントは、回転軸に対する物体の質量分布によって決まる。
Passéは軸との関係性でセットで考える必要がある。

ボディを最大に使ったターンの練習

動き360°&視野120°
視野の中での動きと、視野の外(と言っても自分の体の中)での動きがつながって360°のターンになる。
しっかりスポットを定めて、出来るだけ長い時間、視点と方向を
左右の視野が120°ずつとしたら、正面のスポットに対しては240°くらい。Épaulementを使えばほぼまかなえる。
つまり、Épaulementを最大にできるように練習すればターンのポテンシャルも高くなるということかもしれない。

軸の位置を感じている
軸になる背骨と頭の位置に、つねに触れている感覚が必要だ。

脇のハリを調整する
横や斜め(螺旋状)の方向の回転の力を、脇と背中のハリで調整する感じ。

空間を押す、床を押す
ボディを使って空間を押す。ボディで床を押す。ボディに直接エネルギーが伝わり、空中で、また床と繋がって、引き上がったポジションでの高いターンができる。
Pliéとボディの動きのタイミングがとても大切だ。

クロスしている

締める・伸ばす

ルジマトフのボディ全開の驚愕の映像を見ると、一体どうなっているのかというのと、ボディを最大に使って練習じゃなくて本当にターンをしてしまう身体能力の高さに度肝を抜かれる。

2013年2月13日水曜日

ターンはいつ始まるか?

このタイミングの捉え方によって、動作の違いが生まれ、その違いはターンのポテンシャル、テクニックの実現可能な範囲にも大きく影響する。

たぶん、この感覚の違いが、ターンの回数や、見た目の形にも関係していて、ターンの得手不得手にも影響するのではないだろうか。

ターンはPliéと一緒にスタート
Pliéをするのと同時にターンはスタートして、Pliéから立ち上がるときにスポット切り替えながらターンに必要な力を一気に発揮する感じ。

Pliéをしないターンがわかりやすい
4番のRetiréからPliéをしないでPirouetteをするエクササイズがある。またGrand FouettéのようにRelevéでDéveloppéからRonds de jambe en l'airして、à la secondeからPasséに集める力でPirouetteをするときも、腕を開きながらボディのターンが始まり、顔を残したままギリギリのところまで軸脚と軸側の脇は止めておいて、FouettéするようにPasséになるときに軸が一気に送られる感じ。

ターンと表裏の切り替え
ターンの動きには二つの動きがあるのかもしれない。ターンして行くボディと、体の中での表裏の切り替え、Épaulementの切り替え。スポッティングは表裏の切り替えの動きとつながっている。
ラフなイメージだと、体の外側の動きと、内側の動きと考えてもいいかもしれない。
これが真だとしたら、ターンの動きはは合理的かつ論理的に捉えらることができて、感覚を身につけるための練習も具体的に考えられる。

斜めの遠心力?
腕と脇と背中で大きな空間を作って、それを押して自分は上に上がる感覚。Tours en l'airやPirouetteでは真横の力だけでは軸がブレると修正が効かない。力は斜めにクロスするようなイメージ。
Varyshnikovの11Pirouetteの映像をスローで見てみると、後半、回転の勢いが落ちてきたところで、後の腕と脇の空間を送る動きが見える。単に横方向に力を使うのではなくて、斜めにクロスする力の使い方をしているように見える。

Cours d'Hisako sensei

Exercise pour Double cabriole
Petit sautéにエクササイズで、4番でのDoubleのバッチュがあったのと、Grand valseではDouble cabrioleとPassé Toursが入ってとてもチャレンジャブルなクラスだった。

レベルアップするための必須クラス
レッスンはとても集中して、後半にどんどん動けるようになるクラスで、PirouetteもToursも、またそれ以外の中上級レベルでは必須のテクニックにチャレンジできる貴重な機会。
基礎的な注意から上級なダンサーにはポイントでレベルの高い細かい注意もあって、とても参考になる、ワクワクするクラスだ。

Pirouetteは左右ともトリプルにチャレンジ。まだ何かが足りない。力が集まり切らないのと、たぶん床を押す力が足りない。軸が緩んでいるかもしれない。一緒になったダンサーのように、もっと軽く4回くらいは回れるはずだと思った。

En hautのPirouette en dedansのあとPasséで止まるようにできたところを先生に「いいよ」と言ってもらえた。
En hautのPirouetteは、バーでのエクササイズ(En hautでのPassé over/under。En hautで引き上がった脇の高さを保ったままPliéからPirouette )で引き上がったままターンする感覚ができていたのがよかったかもしれない。

膝下のen dehors
Battement tenduからPliéでAttitude(床の上で)のエクササイズで、ふくらはぎの外側のラインがはみ出ているように見えていたので、注意してみたら、足首からふくらはぎの引き上げと膝下のen dehorsの意識が抜けていて、使えていなかった。
見た目にも、テクニックや正しい体の使い方としても、足首とふくらはぎと膝の裏を引き上げて、膝下をしっかりen dehorsして踵を前にしていることは最優先の意識にする必要がある。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...