2013年3月29日金曜日

足さばき

<Des extraits>

足の付け根の股関節から太腿の後ろ側を前に押し出すように、内腿を前に膝と一緒に回転させる。
股関節・太腿が回転しないままで、足首・踵・つま先だけを回転させて開くと膝のねじれが生じて、膝を痛める原因になる。

足の5本の指は、親指から小指まで、大きさがかなり違う。指の大きさに比例して、床をつかむ力を分散させていく。足の5本の指をしっかりと開いて、指を折り曲げないようにして床をつかむように床に密着させる。

指先でしっかりと床をつかめたか確認する。
床に着いた足の裏から光が漏れていないか確認する。もし光が漏れていれば足裏が床に密着していない。動足の動きをよくするためには、しっかりした軸足が必要だ。小指が床から離れたりしないように注意する。

小指からかかとのラインをしっかりと床に密着させて立つ。このときも5本の指が床をしっかりとつかんでいるか確認する。そして土踏まずを引き上げる。

<ここまでが軸足の作り方>

動足をきれいに見せる方法

Demi-pointeを通過させてつま先を伸ばすことが重要。足を床から離すとき、下ろすとき、Demi-pointeを通過させているか確認する。

Demi-pointeの高さも大切。指先で床をつかんで踵を引き上げ、高いRelevéで動くこと。グリッサードでの移動のときも、Demi-pointeから体重を移動し、移動した体をDemi-pointeを通過させた足できちんと受け止めること。

Des extraits:「バレエダンサーをめざす人に」

2013年3月28日木曜日

Memorundum: リハビリプラン

バーレッスンから
まずは痛めた部分がどこまで回復しているのか、どこまで動けるか、ゆっくり、ひと通り確認してみたい。一瞬テーピングに変えたときに、RelevéとPirouetteは試して見たけれど、薄い氷の上を歩くように恐る恐るだった。しっかり立てるかどうか、つま先や足の甲を強く伸ばせるかどうかなど、痛めた部分の様子を見ながら、バーレッスンで確かめてみよう。

Plié
かかとを床につけて、股関節を締めて、脚をEn dehorsさせながら、膝をつま先の方向に開いていく。脚の筋肉が縮んで力が入らないように、呼吸も使って、動きの流れでボディの引き上げで負荷をコントロールして。
Pliéはストレッチ。そして引き上げのコントロール。股関節で、ボディで床を捉える動きの練習。

Battement tendu
足の裏とつま先を鍛えて、ジャンプやターンのための脚の動きと指先の連動性の練習。
Demi-pointeとPointe-Tenduのつながりのタイミングを覚え、この動きをよりスムーズにできるように訓練し、つま先(指先)の強化をすること。この部分が強化されるとジャンプの高さも、着地の指の柔軟性も出てくる。Relevéでのバランスもよくなり、Toursの回転力もあがる。
Battement tenduは、ただ足を動かすのではなく、Demi-pointeからBattement tenduの指先の連動性を意識しながら動かすこと。

Petit saut
PliéとBattement tenduと、Battement Frappéを使って、できるだけ軽く、床と自分の体に優しい動きを実現するために最適化を図る。

Square body
ボディを中心に動きを再構築する中で、骨盤と肩のスクェアは常に意識の中心になるだろう。これは結構大きな意識の変化だ。ゆっくりな動きでも速い動きでも、大きな動きでも小さな動きでも、ボディは常に動きの中で意識して保つことで、腕や脚の動きに影響を受けないところで、自ら確かな動きができるようになるということだ。
ボディのそれぞれのパートの位置や関係性ももっと意識できるようにならなければならない。

2013年3月27日水曜日

1/2 Tour

「回転に入る前のPliéのときに回転方向の手をà la secondeに開き、そして足指先で床を蹴るようにRetiréに、軸足はRelevéに立つ」
「ピルエットは軸足の側の手と腰・脇を進行方向に巻き込む力で回る」

Pirouetteの基本の練習の1/4と1/2ターンで試してみると、あらためてターンの原則を確認することができる。

1/2はターンの基本
1/2のターンは、力を使わない。1/4の方向でPasséに立って、1/2の方向で5番のPliéに下りる。
1/2でしっかり立っていられれば、1回転で正面に下りるときには多少バランスが崩れても問題ない。

1/2のターンの場合は、回転方向の動作だけでほとんどターンの動きはできてしまう。軸側の腕と脇はスポットを切って次のスポットに切り替えるときに、ほんの少しだけ使われる感覚。
Pliéと同時に上体のターンが始まって、1/4でRetiréに立ったときにはあとはスポットを切り替えて回転のポジションをキープして、Plié下りるだけだ。

脇胸の前の空間を広く
腕を大きく使うことでバランスの助けになる。1/2ターンでは回転方向の腕がバランスを保ったままほとんどターンが終わってしまうので、軸側の腕もバランスを保つ動きだけになる。Maylen先生に教えてもらった7番と8番の方向の意識を思い出す。

Spotting
高田茜さんのSpottingのデモンストレーションの映像でも、1/2はよくわかる。1/4で顔を残して、正面の目線を切ったときにボディと顔が後ろを向く形がはっきり見える。そこから3/4で顔は正面のスポットに戻る。
正面のスポット、目線だけでなく、はっきりと顔が正面に向く。

Memorundum: After recovering

Reconstruire l'Équilibre entier

Légèrement possible

Centrer le corps

Mouvement linéaire, sans coutures

レッスンを何日もしていない影響は、怪我が治癒していくのと反比例して、加速的に大きくなってくる。

復帰したあとに、また怪我をしないように、いつも気をつけていたいことがいくつかある。

脚の筋肉への負担を心配しなくてもいいように、全身のバランスを整えて、できるだけ軽く床と接するように引き上げて、脚よりもボディを使った動きにすることを意識したい。

筋肉に優しく、リニアでシームレスなコントロール
関節に優しくと意識して、筋肉には負担がかかっていた。筋肉は、間違えて発達させないことを意識していたけれど、どんな風に使うかはあまり意識できていなかった。怪我をしたのをきっかけに、オン、オフのように単純な使い方ではなく、出力や減衰をリニアでシームレスにできるように、意識して、感覚も身につけていきたい。

股関節の捉え

脚にギプスをしているのにPirouetteをするなんて、無謀にも程があるけれど、そういう衣装、コスチュームだと思えばありかもと思い、エレメンタリークラスに出たときに、レッスンを休んでいる間に考えていたことで、何ができるだろうかと思い、試しにやってみた。

股関節で床を押す意識
脚が不自由なので、バーでのPliéもとても気をつけながら、慎重に、丁寧にしていた。ギプスをしているので深くはできないけれど、教科書に書いてあるようなとてもいいPliéができていた。
いろいろな感覚はあるけれど、Pirouetteのときに自然に意識しされたのは「股関節で床を押す」感覚だった。脚を使わないでターンをするには、高い位置に立ち上がるための最適な動きが股関節で床を捉えることなのかもしれない。
怪我の功名か、これもギプスをしていたのでわかった感覚だ。 万全の状態で同じことができれば、ソフトな深いPliéから3回以上のターンや、高いDouble Toursにも使えるだろう。

2013年3月25日月曜日

股関節のスイッチ

ボディで床を押す、股関節で床を踏む。
ジャンプやターンのためのPliéで、床とのコンタクトを最大に意識すると、股関節で床をタッチすることで、床を押して上に伸びる動きが始まるような、股関節がまるでスイッチでもあるかのような感じがする。

スイッチがうまく入らないと、不発に終わってしまうくらい、絶対に必要な動作。また、それは押し方で強さやスピードを選べる精密でハイテクなスイッチでもある。

足の裏やつま先にはまた別のスイッチがあるけれど、ジャンプやターンのためのPliéのスイッチは、必ず股関節で押さないと正確な動作は得られない、そんなイメージ。

ボディを垂直に立て直す力を使う

Jeté entrelacéやAssemblée en tournantは、体の全体の方向を切り替えるように意識しているけれど、その動きに後から鋭さや高さを加えることはできない。上空での動きは、床に足がついている間に起こっている。

体を、ボディが斜めになるくらいに空中に放り出してから、ボディを垂直にする(戻す)動きで体の切り替えやターンのスピードの加速に変える。
猫が体を捻って、反転しながらまっすぐに着地するように、ボディが先に床との垂直を取り戻し、ソフトな着地に集中できる余裕が、動きのクオリティをアップする。

鋭く強く踏み込んで、体が斜めになりながら上空で回転したあとに、垂直な状態に戻りながらフワッとソフトに着地する。
ロシアの"Bolshoi Ballet"というTV番組の映像で見たSergey PoluninのDiana & ActeonのVariationはまさにそんな感じだ。
パワフルなジャンプ&ターンと床に吸い付くようなソフトな着地は、見ていて気持ちがいい。

動脚と腕:軸脚とトルソ

軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...