2017年3月1日水曜日

Masami sensei:小さな背中の効果を実感

小さな背中の新体験
ジムでリラックスしながら、開脚でボディを前と左右に動かして脇と背中と股関節をストレッチしていたときに、胸から上を変えないでボディを前後左右に平行を保って動かしていくと、背骨は頭の先にどんどん長く伸びていって、肩甲骨は逆にどんどん尾骨の方に下がっていって、わざと縮めているわけじゃないけれど、背中が小さくなって、でも脇と肩と胸は横に大きく広がって、背骨と胃の上あたりに安定して乗っているような感じを発見した。

背中が小さくなって凝縮した分、そのまま背が縮むわけではないので、首が長くなって、手足も長くなる。中央が引き締まる分、末端は自由にリラックスできる不思議な感覚。

アッパーボディ変えないまま、どこまでいけるのかやってみたところ、フルで開脚でしながら骨盤をさらに前傾しておへその下が床に着いても、胸を起こして頭を普通にまっすぐに保っていられるところまでいけた。

縮めてないのに背中が短くギュッと締まっている感覚。背中を反っているのとは違う感覚。でも、これが本当のカンブレなのかもしれないと思った。バレエ少女たちがフロアで背中を反ってキープするときもこれなのか。ダンサーたちはこの背中を使っているのかといろいろ納得できるくらいの違いと効果を感じた。
そして、もう一つは、バランスボールや椅子を使ったジャイロキネシスのように、坐骨でフロアを押す感覚がわかるようになることも発見だった。ボディを安定してコントロールしながら坐骨と股関節に重心がかかるので、これはそのまま踊りレベルアップに使えそうだと感じる。

レッスンの中では、Pliéときからこのことを意識して使ってみた。
まず感じたのは、脚にかかる力の違い。体の重さを支えて、力を入れることで上下の動きをコントロールしていたのがこれまでだったが、重さの調整はボディが受け持って、脚は屈伸で上下の動きをコントロールするようになる。「えっ!?」と思ってしまったほど、脚への力のかかり方が違う。膝や股関節など関節にかかる負荷も違う。これであれば、関節に無理な力がかからないように、動きを正しく調整することもできる。関節の可動域の課題はあるけれど、それはまた別に解決していけば改善できできそうだ。

お尻と骨盤内の筋肉の意識
正確なPliéを意識すると、骨盤と大腿骨の関係、つまり股関節の動きのところに課題が出てくる。脚の屈伸の動きをするだけであれば、お尻の筋肉を細かく意識する必要もなくできるけれど、バレエの正確なPliéは可能な限りEn dehorsした動きになるので、そのための必要な全ての筋肉と靱帯を働かせる必要がある。
単純なイメージと感覚で言えば、お尻を小さく締めておくこと。関連する全ての筋肉が緩むことなく働いている状態。お尻の筋肉が、お腹や背中や脚につながっている状態。

アラベスクやアティテュードのバランス
バランスの中心が小さな背中と股関節の間の小さな範囲にまとまっているので、背中と頭の位置が決まる。腕と脚は正しいポジションに伸ばすだけでいい。例えばアラベスクやアティテュードのプロムナードでは、背中とお腹と股関節の重心を保ったまま、手足を伸ばして全身のハリでバランスを作ることができる。

センターのアダジオでの意識
Développéから脚を前後左右に出すときに、ボディを中心に使えるようになるので、脚がボディと切り離れて動く。可動域の問題はあるけれど、ボディを変えて脚を大きく動かすよりも、動きとして見た目にもきれいだ。背中とお腹を常に使っている感覚は、いろいろな拠り所になるし、

ボディの重さをコントロールできれば、Pliéからの様々な動きや、着地でも、可能な限りの正確な動きを追求していくことができる。動きが変われば、動きの要求によって、必要な体の機能も進化していくことだろう。

Pliéが変わるとすべてが変わる。
小さなステップ、ターンやジャンプ、動きの準備の動きなど、動きに関わるすべてに影響を与える。

上体の動きが先。上体が正確な動きを表現する。
センターではとにかく、腕のポジションや上体の動きを注意された。まだそこまで意識する余裕がなかった。でも、あとでそのことを反省して見直してみると、腕と上体の動きが動きの全体をリードしていて、足の動きやバランスなど、いろいろな動きをスムーズにできるようにしていることがわかる。
Fouettéのジャンプのときも、脚を前に投げ出してPliéしたときには腕はEn avantにまとめて、ジャンプして上体が振り返るときには腕は先にEn hautからアラベスクのポジションに移行している。この上体の動きがあって初めてFouettéのジャンプになる。このことをちゃんと整理して意識していないと、バレエとして意味のない、ただの運動になってしまう。追求すべきはこの上体の動きということだ。
いつも先生に注意してもらいながら、いまだできないということは、そもそもの意識が不十分ということだ。

ボディの重さを使った小さいジャンプ
大きなジャンプではついいろいろな力が入るが、小さいジャンプでは、コントロールが効くので、ボディの重さを使ったジャンプを試してみることができる。小さい背中とリラックスしたアッパーボディ。
ボディの重さをコントロールして、その重さと軽さを使ってバウンスする動きのイメージ。股関節から下は、規則正しく正確な動きを奏でている。

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