腕と肩に力を入れると軸が崩れたり、スムーズな動きができなくなる。
腕はただ振り回すだけでは、ボディのダイナミックな運動を生み出すことはできない。
腕の動きはボディに働きかけるための動きで、回転しているときはボディの並行と軸の垂直な回転につながってバランスのいいひとつの状態を(形を)作る。
腕の動きに対しては、加速とバランスの両方を意識して、できるだけシンプルに、最適なバランスで調整する必要がある。
PirouetteやGrand FouettéやPirouette à la secondeやToursを、上からの俯瞰映像で見たとき、左右の腕をボディから遠ざける動きの軌道と、左右の腕の動きのタイミングの違いでボディの回転の動きができているのがわかる。(それは中心がちょっとずれている楕円を回しているように見える。)
腕の動きだけに夢中にならないで、ボディに力が働いてボディが動くこと、ボディの方の感覚を中心に置いてみること、ボディと腕との関係性、などでも考えてみたら、腕の使い方も変わってくると思う。
上下の使い方
En hautで回るときは腕の役割は、難しいという先入観があって、複雑に考え過ぎているところがあるかもしれない。
ポジションの意味や、役割を正確に理解しないまま、形だけになっているので、動きのコントロールや、正確な動きの再現ができていない。ボディと腕のハリを保ったまま、上下の3次元の立体的な動きに対しての適切な腕の動きをマスターすることが必要だ。En hautでのToursや、Assemblée en tournantなどで、細くて強い軸での回転で、上空での腕と脇と背中の感覚を正確にマスターできたら、テクニックの幅がかなり広がる。
肩甲骨と背中の筋肉
骨は引き離して、筋肉は締める
上腕骨は肩甲骨とつながっている。腕を長く伸ばすには、肩甲骨を外側にすっとスライドさせる。(En hautときは外側で上?)
Yukari先生のクラスで、2番ポジションからEn hautでRelevéになるときに、腕を左右に引っ張って伸ばしてからEn hautにするようにと教えてもらったのはまさに、背中は締まったまま肩甲骨が左右に、そして上にスライドして腕が長く伸びていく動きだった。
2012年5月9日水曜日
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