腕の絞りの発見は、下から上昇するときの力につながった。
内に絞られたEn basの腕を、En avantのポジションにまとめるときに、ボディの上昇の動きとつながって、ひとつの上昇の動きになる。
ふわっと包むような軽さと、床をプッシュして上にシャープに抜けるスピードと力が加わって、力みのない、動きの流れのあるジャンプになる。
上体の問題が解消されると、下半身の動きを意識できるようになる。
下半身の動きはシンプルながら、力ずくではなく、重心と反発を使うので、ここでもまた絞りを使った関節の屈伸の動きが使われ、さらにリズムとタイミングも大切だ。
上体と下半身を捻りながらプリエのときに大きく絞る。
ボディの中間のお腹と腰が、上下にも引っ張られながら絞られる。
上体を使って、重心を使って上からふわっと接地しながら、踵から足の裏全体で床を押してしっかりつかみ、じわっと踏み込む時間を取って、深いプリエで力を蓄える。
腕がリードして上体が引き上げられて、ゆっくりターンしながら上昇していく中で、足が床を押て下半身が上下に伸びながら最後に床を足で蹴って(弾いて)伸びきって、体が完全に解き放たれ、重力がなくなる。
足の動きに注目してみると、つま先と足首がしっかりのびて、タイトな5番ポジションが作れると、シンクロナイズドスイミングのスピンのように、きれいなトルネードのラインが見える。極めれば足とつま先の動きだけでも魅せることはできるだろう。
大切なことを守れれば、テクニックはシンプルで、力強くも美しい。
さっと美しい絵や線を描くように、すてきな詩を奏でるように、さりげなくさらっとスマートに、Toursができるようになりたい。
2016年11月22日火曜日
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