2012年4月19日木曜日

肩のラインと首の後ろのライン

鏡を見ながら肩を下げた状態を確認していたときに、首の後ろのラインが前に傾いていると、背中が丸くなって肩も緩んで前に盛り上がっているように見えるのがわかった。それは明らかに不自然なので、首のラインと頭の位置を意識してみた。
肩を背中の方に下ろして、首の後ろのラインが真っ直ぐ上下に伸びるところが、頭が一番高く引き上がり、前後のバランスが良く、肩の筋肉が緩むところだ。
その時点で肩は背中の方にあるので、肩を下ろすというよりは、首の後ろ(肩甲骨の間の胸椎の上)の筋肉を下ろすこと意識と感覚になる。力を入れると肩甲骨と肩の周りの筋肉が硬直するだけで、胸椎の上の筋肉はピクリともしない。大きな筋肉を働かせない、感覚的で難しい作業だ。

高くてバランスが悪い位置
首の後ろのラインが長く、頭がとても高い位置にあると、皿回しの皿のように、細いしなやかな棒の上に重いものが乗っているようなバランスの悪さを感じる。でもブレがとてもちいさくなり、 軸が小さな力で支えながら静止しているように見えるときのように、美しいバランスの心地よさのような感じも覚える。これが一つの理想的なポジションではないかと思った。

肩のラインのことを意識していたのに、いつの間にか肩のことはどこかに行ってしまって、首の後ろのラインと、背中の意識になっている。今まで肩のことばかり意識していたのは、何だったのかと思う。すべて間違いではなかったけれど、ここまでとても遠回りをして、そしてやっとたどり着けたバレエの重要な原則かもしれない。

さっそく、何かが変わった!
このことを意識した、Rina先生のクラスで、ハッキリと何かが変わったのを感じた。小さいジャンプ(Allegro)と、Toursで、力が抜けて、床を使えるようになって、軸ができたというような感じ、、、と簡単に言っているけれど、たいへんなことが、スッとできそうな予感を感じさせるまさに画期的な変化だ。何がどう変わったのかまだ正直わかっていない。でも変化の前と後では、他の人が見ても変化が見えるのではないだろうか。

Tours en l'air
軸脚と軸側の脇を意識しようと決めていた。首の後ろの意識の効果もあってか、力も抜けて、だいぶいい感じになってきた。左のToursでは、逆に前の足で床を踏めて(使えて)いなかった。そのことをRina先生に注意してもらって、意識したら真っ直ぐにジャンプできるようになった。

Pirouette
開いてから立ち上がるときに振り返るタイミングを意識しながら、床を押して立ち上がる作業に集中して、緩まない、ハリのある回転。回転、4回転のための、もっと強い捻りはまだできていない。別の力で回そうとしてバランスを崩してしまう。

5番のジャンプの中心
5番からのジャンプのイメージが間違えていたのではないかと思って、意識を修正してみたところ、これも新しい発見になった。Changementは両脚を中心に集めるようにと教えられて、意識してきたけれど、それだと二本の脚を並行に下に伸ばす「形」のイメージ。脚の内側のライン(左右の脚の中心から踵までのライン) 5番のPliéは、足一足分もクロスしている。Pliéで床を押して中心の軸が真っ直ぐ上に押し出す(押し上げる、突き上げる)感じ。
軸を左右からしっかり挟んで、ずり落ちたり、はみ出したりしないように、骨盤を締めて、お尻を締めて、内腿も締めて膝を伸ばす。上空に発射されても、また同じ床のポイントの上に降りてこられるように、そのポイントに向かってつま先は伸びて、脚も次のPliéに備えて引き上がって伸びている。

力が抜けたのでさらに意識したこと
ただ軽く、高く、細い中心で立っているだけでは動きが生まれない。またそのまま動いても、なんだかフワフワとして動きがコントロールできない。ÉpaulementやEn dehorsを使って体の中をクロスさせたり絞ったりすることで、軸は全身に繋がって、踊るための準備が整う感じがする。

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