Manuel Legrisのスーパー・バレエレッスンでルグリがEn avantのポジションを作るときに、「そんなに前!?」というくらい体の前の位置でまとめているのが印象的で、頭に残っている。ToursとPirouetteのいろいろな見直しをしている中で、体の前で腕を使うことを思い出し、試して見たところ、今のいくつかの問題の改善に効果があるのを感じた。
「背中をしっかり締めて、手の位置を正しく、きれいに」
Serge Gorovine先生がPirouetteのエクササイズ の最初に注意していることを、本当に正しく実現できれば、腕の位置は体の前側でポジションされる。手をキレイに見せるには、指の長さや形、手首のライン、肘のライン、二の腕のライン、脇のラインなど、全てを正しい位置で、リラックスしていることも必要だ。
脇を絞って上に引き上げる
腕を横に張るイメージで、横方向に長く引っ張っている。ただ、引っ張るだけではなく、腕から肩胛骨までつながるパートをEn dehors、En dedansに絞って、脇の下が上に引き上がっている感じ。
胸は広く軽く、腕が背中をしめる
胸郭は息を吸って大きく広がっていて(横隔膜が引き上がっていて)、軽くなっている。
背中を締めるのに、背中の筋肉だけを意識するのではなく、腕とつながった肩胛骨を下ろして、肩胛骨の間のところから、胸を上に持ち上げるような感覚。
背中が緩まないことが大切
腕をEn dehors(En dedan)にして張っていることで、脇と背中も引き上がって上下左右のハリを保っている状態が、テクニックやポーズでも必要だ。力を入れて固めることなく、ハリで骨格の構造を理想的な状態に保つことが、バレエの不可欠な要素だと思う。
脚も体の前側で!?
やはりルグリのスーパーバレエレッスンで、Entrechat sixは体より少し前で打つようにと注意していた。PirouetteのPasséが後ろに抜けて開きすぎてしまうと、バランスが悪く、回転にブレーキをかけてしまう。Assamblé en tournantでも、脚を体より後ろでまとめようとすると、お腹が抜けて、バランスが崩れる。En dehorsして、踵を前に出して、つま先は床に伸びていたら、脚も体の前側で引き上がり、長く伸びる。この意識も使えるか試してみよう。
2012年4月9日月曜日
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