腕を使った深いプリエ
トゥールザンレールは深いプリエが必要で、ニコラもルジマトフも回るときには低めのアンナバンだけれど、深いプリエのときには腕を一度とても低い位置に下げる。恐らく、大きな跳躍の踏み切りのときに大きく腕を使って踏み込んでエナジーを生み出すのと同じだと思う。バリシニコフは、腕をそんなに使っていないように見えるけれど、腕を使わなくても深いプリエができる、強靱なボディと脚力があるからこその技だと思う。
深いプリエで腰は折れるけれど背中はまっすぐで変わらない。頭が上から引っ張られるように、勢い良く上がっていく。
後ろに反らないようにして、むしろ前の方のボディをしっかりたてていること。皆、腕を下に押してその分ボディを持ち上げているように見えるけれど、その形を意識すると変に形が崩れるので、むしろ体の前できれいにまとめることと、ボディの上が引きあがっていて、背骨と首の後ろが上下に思い切り引っ張られれて伸びているところに、背中も腕も縮こまらせないように、体の前で大きな円(お盆)を抱えるような形ができればいいのだと思う。形は人それぞれだから、ぶれないでしっかりとした背中で、スムーズに回れる感覚を身につけることが先決である。
小さな5番で粘るプリエ・・・脚がきれいに伸びて細く閉まるソテ
さっき腕を使って深いプリエができるか試してみたら、案の定その通りだった。すばらしい!!
特に、いつも締めが悪く甘くなってしまう5番のプリエが、小さな5番でしかも踵が前に回って、アンドゥオールしながら踏み込めて、そのプリエを使ったジャンプができることが分かった。それと比較すると、今までのジャンプはすべて、つま先を下に突き刺すようにしていても、脚が開いて甘くなっていて、2本の脚を細くまとめることができない状態だということが分かる。少しショック、でもそれが分かったことは、本当にすごいことだと思った。いつも意識して、修正していくことができたら、プロのダンサー並みのきれいなジャンプができるようになるかもしれないとさえ思ってしまう。一つの課題が見えた。
2007年2月7日水曜日
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