時折感じることができるこの感覚は、体の軽さと、体の周りに空気の空間ができる感覚、床をまっすぐに上から押せる(踏める)感覚につながっていく。
腕で軸を抱える感覚
頭の動きも腕で抱える空間の中で
腕を下から持ち上げられているように
À la secondeの腕のポジションから
À la secondeのポジションのとき、肩の位置、脇の引き上げ、背中の広さ、二の腕の力など、腕とボディの関係性はもっとも動きのポテンシャルが高い状態になっていると言えるだろう。
腕で体を抱えるときも、ボディや腕や脇や背中が準備のできていない状態からではなく、もっとも力を発揮できるÀ la secondeの状態からつなげると、とてもスムーズに、力やバランスのロスがなく、動きを続けることができる。
同じことをいろいろなPorts de brasで試してみると、いろいろな発見があった。
En basからEn avant、En haut、また、En avantからEn hautにするときは、À la secondeのポジションへの動きでも試してみたところすべてのポジションで、「腕で体を抱える」感覚が使えるのがわかった。
これはすごい発見かもしれないと、嬉しさと興奮をおぼえる。
そんなことを思いついて、À la secondeの上体の状態と感覚を常に意識して動いてみると、いつも別の意識でしていた動きが、いろいろな意識をした結果としてではなく、まるでバないレエの世界から提供された動きのように、自然に導かれていくような感覚をおぼえた。
バレエダンサーたちは、小さい頃からバレエの稽古をしながら、こうしたことを自然に身につけているのかもしれないと、新しい気づきに、やはり嬉しさと興奮をおぼえた。
腕を丸く使う
背中から腕が生えているように
大きなお盆を抱えているように
大きな木を抱えるように
脇から脚
etc.
レッスンで使われるこうした注意、指導では、腕やボディのそれぞれのポジションでの最適化をするのに使われている。
「À la secondeのポジションをいつも意識しなさい」という指導は聞いたことがないけれど、そこにはバレエの核心に触れているように
この気づきも、それぞれのポジションをしっかり研究して試行錯誤してきたからこそ得られたものかもしれない。自然に身につけた人は、それを伝えるアイデアをもちえないのかもしれない。それとも、そういう指導者にまだ出会えていないだけかもしれないが。
嬉しい発見には違いはない。
2015年10月17日土曜日
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