2015年10月20日火曜日

En dehorsを助ける腕とトルソの動き

腕のポジションやPorts de brasは、形や動きの美しさの表現の面でもとても難しい。
テクニックでもトルソとの関係でバランスと力のコントロールに重要な役割を担っている。

En dehorsはトルソと四肢の関係性で備わる状態
腕や脚がボディよりも後ろに行くことは少ない。バレエは上下にまっすぐなラインを作るために、En dehorsを使って、その状態で動けるように作られいている。
脚は付け根からEn dehorsなのに、腕は付け根からEn dedans。膝下はEn dedansで、肘先はEn dehors。
これが逆だと、腕や脚だけでなく、お腹や背中にも、まるで力が入らない。ふにゃふにゃな状態になってしまう。
股関節からのEn dehorsは、骨盤、背骨、胸郭、肩甲帯、腕、脊柱がバランスされて安定したトルソと腕の安定とセットで機能する。

「上体を引きしめて引き上げることによって、股関節が自在に動かせるようになり、脚お開きの発達が促進される。引き上げた上体を維持していることは、ダンサーにとって欠かすことのできない習慣であり、バレエ特有の訓練の一つだ。」(「クラシック・バレエの基礎」N.バザーロワ)

2足歩行の安定感
骨盤を水平に立てて、背骨もその上にまっすぐに立つ。脚は股関節から下に伸びる。
重力の影響を極力なくすようなバレエダンサーの立ち方は、2足歩行での軽さと優雅さが表現される。肩を揺らせたり、お尻を左右に振ったりといった、無意識な自然の動きが抑えられ、安定したトルソと、四肢の洗練された動きを生み出している。


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