どんなに可愛らしく美しい顔を持っていても、ボディが緩んでいたり、表情も輝きが今ひとつに見える。
輝く表情があり、その下には文句のつけようのないボディがある。それが完璧な美しさだと思う。
姿勢を意識する前に、表情を意識してみると、首から上の世界は気持ちと直結しているのを感じる。表現する気持ちと表情や頭の動きは、その中にある頭脳からダイレクトに指令を受けながら、フィードバックもしながら、最適な状態にチューニングされていく。
そして表情の操作は、首から下の世界にも間接的ながら、その状態と、バランスの情報が伝わって、姿勢の操作にも影響を与えている。
バレエは身体表現の芸術と、今でも思っているけれど、首から上の世界に注目して、自分でも意識して見た時に、その感動の世界(仕組み)では、演劇的な要素の重要性をあらためて再認識した。そして数々の感動的なダンサーたちの表情が思い浮かんでくる。
Evgenia Obraztsova
表情でまず思い浮かぶのは、エフゲーニャ・オブラツォーヴァさん。アレキナーダのレッスンの映像を見て、首から上がまるで別の生き物のように動いていて、そして表情も豊かで、可愛らしく美しい。いくら首から下できれいに見事に踊っていても、あの首から上の動きと表情がなかったら、あんな風にチャーミングには見えないだろう。体はそんなに大きくないのに踊りは大きく見える。彼女のサイズが世界の縮尺になるので、質の高い踊りによってより大きく見えるのだろう。
2012年8月6日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
動脚と腕:軸脚とトルソ
軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...
-
腕に頼って失敗しがちなターン。 ボディのターンの感覚を探っていたとき、一つの重要な鍵が見つかった。それがヒップ。実際には股関節になるが、座骨でもあり、大臀筋でもあり、梨状筋、大腿の後ろ側、ハムストリング、内転筋、大腿骨、膝関節、骨盤、骨盤底、腸腰筋、腰椎、脇、背中などと関係する...
-
脇を長く保っているために バレエの大原則の一つである胴体、ボディのスクェアには、肩、背骨、骨盤とともに、脇という概念と意識が関わってくる。 ルティレのバランスでは、脚を開いて引き上げようとして、脇を縮めて体が歪んでしまうことがある。このときには、脇を長く保つ意識がなく...
-
軸脚の意識に比べて、動脚の動きをはっきり意識したことがなかった!?としたら、それは衝撃の事実。 バレエのテクニックが不完全で、偶然性に頼ってしまっていては、いつまで経っても更なるレベルアップは困難だ。 そういえば、ピルエットも、ジャンプも、動脚のダイナミックで正確な動きを意識した...
0 件のコメント:
コメントを投稿