2014年1月20日月曜日

理想的な腕の使い方:腕は体の前で

En hautは腕のポジション。背中を変えてしまっては意味がない。
En hautのポジションは、背中を変えないようにすると自然に体の前側でまとまるようになる。
先に背中を作る。肩や背中や胸は下りて、中心の軸が引き上がる。
腕はボディを、さらに上から吊り下げる。頭より前で、体の横の垂直な脇のライン。

引き上げと左右のハリ >> どちらか一つ?
二の腕は色々なポジションでen dehors、en dedansにしながらも、いつも脇を締めて引き上げるように働かせている。ボディの高さとバランスをサポートしている。
ターンではさらに遠心力が働くので、水平方向の力の調整が必要になる。遠心力をあまり使わないゆっくりなターンではバランスでターンができるけれど、スピードのある連続のターンでは、腕の役割は複雑になる。
腕の動きの中では、左右の腕の使い方のコンビネーション、引き上げとハリのスイッチングを、自然に使っているのではないだろうか。ターンで問題があるときには、このこともチェックしてみるといいかもしれない。

肘から先のポジション(重さと距離)を変えることでも遠心力をコントロールすることができる。

勢いとバランス
体の前側を縮めて背中を丸めるのは、小さくまとめることで回転の勢いをつけようという、とっさの反射的な反応かもしれない。しかしそうすることで、勢いもバランスも両方失うことになる。勢いは「開いて閉じる(集める)」動きの中で、止めることで飛び出す発勁の力や慣性力も使って、必要な分を発生させながら、バランスが必要な状況ではバランスを最大にサポートするような動きができたらいいと思う。

腕が(肘が)体の後ろにいくと、お腹が開いて(伸びて)、背中もゆるむ。
バレエの原則の背中重心でいるためには、腕は体の前で使う必要がある。床に仰向けに寝た状態や、背中を壁に付けた状態で、腕を体の前側で使う感覚を確認することができる。
ターンでも、背中の方に(背中を使って)ターンする方向の腕と肩で壁を押すようにと教えられることもある。腕を体の前側でさばく感覚を使えると、勢いとバランスを両立が必要な色々な動きにも使うことができるだろう。



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