Pirouetteでは軸脚の付け根の上にという注意もあるけれど、Toursではあまり具体的な位置を意識していなかった。特に骨盤の位置に関しては、舞台でも映像でも素晴らしいToursを何度も見て、イメージは頭の中にできているけれど、正確な位置や角度までは意識できていない。
まっすぐ上に高くジャンプして、2回転してピタッと着地するのは、それだけ難しい動きなのだと思っていて、特に骨盤まわりのことは、ずっと後回しにしてきたかもしれない。
Toursは深くPliéをする、という意識があるので、そこで問題が発生していることに気づいていない。
短い浅いPliéから、驚くほどいい感じでまっすぐ上に軽くフワッと上昇して、自由な上空の景色を味わってから、自分でポーズに着地することができたとき、これだ!と感じたことはあったけれど、あらためてToursをするときには、別のことを意識するとその感じを再現できない。
問題は深くPliéする時に骨盤が前傾して仙骨も前に倒れて腰椎が反ってしまって、お尻が抜けて座骨結節が開いてしまっていることだ。腰の下が反ってお腹とお尻が抜けているところからまっすぐに戻そうとして、骨盤の角度を戻しながらお尻も締めて、背中とお腹を付け根も伸ばすのは難しい操作で、しかもそれを一つのタイミングでするのはさらに難しい。
骨盤が前傾してお尻とお腹が抜けないで、深いPliéができれば、複雑なことをする必要はないので、お腹を引くとボディは少し前にいくけれど、そのまますぐに真っ直ぐ上下に引っ張られて、バネのように上に抜けるジャンプができる。脇と腰と仙骨を締めておいて、伸びやかなPliéと、曲げる反るの動きで驚くほどのジャンプができる「はず」だ。
骨盤をフラットに保つように意識するとうまくできることが多かったのは、こに骨盤の意識が重要な証と言えるだろう。
お腹を引くのとお尻を引くのとでは、似た動きでも大きな違いになる。お尻は絶対に出さないように。
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