スタジオで一人でバリエーションの練習をして、フロアに座って少し休んでいるとき、ダンサーは本番のためにどれだけどのことをしているのだろうと想像して、まだまだ未熟な自分の状態を鑑みて、少しだけ途方に暮れた。この気分はもっともっと昔に味わっていなければいけなかった。まだこれからどうなるかわからないけれど、プロのダンサーのように舞台で感動的な踊りや演技を見せられるようになろうと思ったら、遅きに失した感は否めない。
運動能力というよりは、バレエのセンスの問題だと思った。センスを身につけることが必要で、そのためにどれだけの時間が必要かは、なんとなく想像がつく。また、それを維持していくのが大変なことも、少しわかる。
テクニックができること、つなぎの動きや、細かな動きも身について、音楽的に踊れること、役柄を演じられること。
舞台で踊るために、必要なことは沢山ある。それを身につけるために、自分自身と対話しながら、先生方の指導を受けながら、バレエの知性と経験を高め、深めて行くことが必要だ。時間と、センスと、レッスンの、質と量が問われる。
ダンサーは、体を使って表現する芸術家で、全身全霊やっていかなければいけないのだなと、
少しだけその気持ちがわかったような、スタジオでのつかの間の時間だった。
2013年8月31日土曜日
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