バレエのテクニックや体づくりについて意識するときに、どんなレベルで?などとはあまり考えてはいない。
バレエを実践しようと思ったら、ダンサーとしての自分の限界よりも、バレエに求められる理想を追求することが必要になると思っているのかもしれない。
プロのバレエダンサーが身につけている素養
自然に身についているポジション、目線、表情、リズム、音楽。
プロフェッショナルのダンサーが身につけているバレエの素養を、後天的に、同じように身につけるためには、おそらく、想像を絶する集中力と、膨大な時間(1日のほとんどすべての時間)、そしてクオリティの高い(できればマンツーマンの)指導が必要になるだろう。そして時間や指導があったとしても、できる人は限られるのではないだろうか。
バレエは生まれつきのセンスの他に、相当に身体的な素養が求められる。その段階で、かなりの絞り込みがされてしまう。
レッスンやトレーニングで、何を、どんなレベルで実現したいか、バレエの場合はかなりプロフェッショナルに近いレベルで考えて取り組む必要があると思う。それでもできるようになるとは限らないので、できなければ諦めるか、永遠の宿題や受験勉強のように、自分なりの努力と成果を愉しむくらいしかない。
プロフェッショナルの道は、どの世界でも厳しい。
ロシアでは、アマチュアのレベルがないというのがよくわかる。Ilaya先生の大人クラスの映像を見ると、あのロシア人にしても、大人から習い始めた人では、プロフェッショナルとは程遠いの現実だ。日本人よりもはるかに恵まれた身体性をもっているのに、時間の問題もさることながら、それ以上に何か決定的な差があるのを感じる。
もし少しでもスピードアップするには、時間を短縮するための近道を自分で発見、開発するしかない。
Vaganovaのクラスで教わった、植物や動物など自然の動きや状態を参考にするということは、一つのアプローチとしてあるだろう。
そして、身体的、技術的なこと以外で、例えば意識や価値観を変えて、意図的に、プロフェッショナルな意識を取り入れることで、バレエの世界がシフトする可能性はある。
2013年7月25日木曜日
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