2013年5月18日土曜日

踵から中足骨までの力: 母子球の感覚

足の裏は足の平(手のひら)
踵と親指、小指のつけ根の3点を結ぶラインのうち、親指のつけ根(母子球)と踵のアーチを保って立つと、脚の内側と体の中心のラインにつながって、軸ができる。
à terreでもDemi-pointeでもしっかり高く立つことができる。
足の裏を緩めてアーチを使わないでベタッとさせてしまうと、土踏まずが潰れて、足首や膝の関節がまっすぐなラインを保てず、ぐらついてしまう。
小指側のライン(アーチ)に乗ると、外側に力がかかって、鎌足になる。
トライアングル、足の縦横のアーチは、漠然とではなく、細かく具体的に意識しないと、動きにつなげることができない。動きのポテンシャルは失われてしまう。

ダンサーの足の裏のスイッチ:Activation
普段の生活では、足の裏は靴の中でベタッと潰れてしまっている。日常生活では支障はないけれど、バレエの場合は死活問題で、足の裏がActivateされていないような状態は、全身にも影響して、それはまるでバレエをするためのスイッチが入っていない状態。

Demi-pointeと同じ使い方
フレックスからDemi-pointe通ってPointeにする動きや、Battement tenduでも、「Demi-pointeを通って(使って)つま先を伸ばす」 ようにと注意される。
踵から母子球までのラインをアクティブにしたまま指が動かせる状態は、Demi-pointeでもPointeでもフレックスでも共通だ。

・力を保ったままPliéができるかどうか
・指先も浮かないで接地して使うことができるか
・Pliéでボディのバランスを取れるかどうか
→ボディはいつも引き上がっている
→上からプッシュして膝を横に開くよいにPlié
→踵と親指側のアーチで床をプッシュして脚の裏のラインをストレッチ
・それぞれの足のポジションでできるかどうか

足の裏のアーチを潰さないように、足首や指先をリラックスさせてソフトに自由に曲げ伸ばしできるように。
床の上でも、床から離れていても。
Demi-pointeで立っているのと同じ状態で。

指先に力を入れてつかむようにすると足の裏全体に力が入って、固めるようになってしまう。踵と母子球、小指側のつけ根の3点で(ポイントで)支える感覚がないと、足の裏のバネが使えない。

実際にクラスで意識してみたけれどバレエシューズの中では、そこまで繊細な感触を味わうことも、意識して使うことも難しい。
でも、意識できているとき(Activateできているとき)は、動きのレベルが変わるのがわかる。この足の力、アーチは、ダンサーにとってのスイッチであり、テクニックをレベルアップするための装置だ。本格的な写真を撮るために、アマチュアでも手に入れられるプロ用の機材(EOS5DMarkIIIやNikonD800Eやすばらしいレンズなど)のように、アマチュアでも絶対に手に入れておきたいプロの道具だ。

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